ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

青森県六ヶ所再処理工場やめて!コミュの作業員被曝!!

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006052501003765.html
男性作業員が体内被ばく 六ケ所村の再処理工場

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060525AT1G2503I25052006.html
青森の再処理工場で作業員が体内被ばく

http://www.asahi.com/national/update/0525/TKY200605250310.html
作業員が微量の放射性物質を吸引 青森の核燃再処理工場
2006年05月25日20時46分

日本原燃は25日、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で、廃液の分析作業をしていた男性作業員(36)が体内にプルトニウムを含む放射性物質を取り込み被曝(ひばく)した、と発表。
作業員が体内被曝したのは初めてだと報道されている。

作業員は19〜20日、分析建屋と呼ばれる管理区域内で、使用済み燃料を切断・溶解して出た廃液を分析していた時に、作業服についた放射性物質を口か鼻から吸い込んだらしい。

作業員の排泄(はいせつ)物に含まれる放射線物質を測定した結果わかったとのこと。

こんな酷い!
もう止めて!!

コメント(107)

ぶろどおむさん、いろいろと書いていただいてありがとさんです。

 私の感じですと、肺の中に吸入されたプルトニウムはけっこう長い間そこにとどまり、アルファ線を出し続けるようなイメージを持っていたのですが、「プルトニウムはわりと早い時間レベルで肺から血液中に取り込まれて排泄されるようですので」と書かれていることをもう少し詳しく教えていただきたいのですが、今回の場合、どのくらいのプルトニウムの量がどういう状態で吸収され、それがどういう動きをして、どういうふうに放射線を出し続けたのか、知りたいのです。

 肺から血液中に取り込まれる様子や、血液中でも放射線を出し続けるでしょうから、それによって赤血球や白血球に影響を与えないのか、腎臓に取り込まれる時、膀胱にたまっているとき、どういう挙動をしているのでしょうか?

 その正確なことは誰にもわからないのだと私は思います。

 しかし安全だという人たちには、少なくてもどういうモデルで考えているから安全だと説明する義務があると、私は思っています。

 ですから、ぶろどおむさんのわかっている範囲でいいので、できるだけ詳しくどういう仮説で言われているのか、具体的に教えていただければありがたいです。

 特にどのくらいの時間で、体内のどういう所を移動して、体外に排泄されているのかと考えているのか、そしてそう考える根拠だけでも、教えてくださいね。
> すいか(@ぶー) さん

失礼しました。話の流れから今の話題は二回目の事故に限定されているものとばかり思いこんでいました。

もちろん一回目の事故でバイオアッセイにおいて放射性核種が検出されたことは知っております。幸いにも50年分の被曝線量が取り込み時に与えられたとして計算される預託実効線量でも0.01mSvと,きわめて微量で済んでいた(http://www.jnfl.co.jp/daily-stat/topics/060525-recycle-01.html)と言うことで安心しておりますが,ご指摘の通りそのすぐ後に再発しているというのは問題だと思います。

ただし,探してみたのですがこちらの事故に関する詳細な報告書がまだあがってきていないようです。そのため,確かに建屋は同じか近いもののようですが,原因や被曝の原因となった作業が同一のものなのかが判別できません。明確な体内被曝があったためなのか,あるいは二回目の事故のような単純なヒューマンエラーの積み重ねというわけではなかったためにより詳細な調査を行っているのかわかりませんが,できるだけ早い段階で報告が出ることを希望したいと思います。

> 一番気になるのが、途中まではグローブボックス内作業なのですが、 途中からやめてますね。

これについては,前の書き込みでもちらりと書いたとおり,本来プルトニウムが紛れ込むことはないと考えられていた工程だったことで(一応ベテランの原燃社員とペアで作業をしていたようですが)作業員側にも,プロトコル作成側にも油断があったものと考られます。さすがに対策として,高濃度プルトニウムが混入していることを前提としたプロトコル,および設備への更新が行われたようですので,これが遵守されている限り同様の事故はかなりの確率で防げるのではないかと期待しています。しかし,より安全側に振るべきであるという観点から言えば,これまでの作業工程が穴だらけであったという批判は甘んじて受けるべきです。

不幸中の幸いとして,JCOの時と比べても,これだけ被害が少なかった段階でかなりの情報公開と対策が講じられている様子があります。これを機会に猛省して他の作業工程の見直しも行っていただきたいものです。
> ハブさん さん

失礼しました。ちょっと書き方が悪かったようですね。もちろん全量が代謝されて排出されるとは私も思っておりません。ただ,今まで私が思っていたイメージとしては(みなさんもそう思っていらっしゃる方がいるかもしれませんが),肺の中に入ったプルトニウムの粒子は,そのまま肺にとどまり続けα線を出し続けるというものでした。そのため,そのごく一部でも数日の間に血中に溶け出し,尿や糞の中に出てくるということで「わりと早い時間レベルで代謝される」と書いてしまいました。誤解を与えてしまったことをお詫びいたします。

よく考えてみれば,我々は現代の普通の生活をしていれば日々鉄や銅,亜鉛などの微細粉末を吸い込みながら生活しているので,こういった重金属を肺中から排出するシステムが存在していなければ大変なことになってしまっているはずですものね。プルトニウムもしょせんは重金属だと言うことを失念しておりました。

ただし,こういった重金属の代謝過程や体内における挙動については比較的詳細に研究されている分野だと思います。たとえば医学系の論文データベースであるPubMed(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?DB=pubmed)で「INTERNAL EXPOSURE(内部被曝) metabolism(代謝)」で検索をかけると4490本の論文がヒットしてきます。検索単語を変えれば,さらにいろいろ出てくるでしょう。

ちなみに前回の書き込みに示しました報告書のp.16からの添付資料-4「バイオアッセイによる評価について」の中で,p.17に参考資料として吸入した放射性物質の放射能1Bqあたりについて,吸入後の肺と尿および糞中に含まれる放射能の関係を示した表が掲載されています。今回の報告書はこちらを元にしていろいろな計算をしているようです。
#おそらく元ネタはこちら http://www.elsevier.com/wps/find/bookdescription.cws_home/601524/description

これは国際放射線防護委員会(ICRP:http://www.icrp.org/) (参考:http://www.nart.or.jp/icrp.htm)が1999年に発行した公式文書で,内部被曝量測定に関する国際的な指針として世界的に扱われているものです。

さすがにこの予測値が出された理由の詳細な部分についてまでは追い切れなかったのですが,ICRPが抱えている膨大な臨床データから割り出されているのではないか,と勝手に想像しています。

これを見る限り,吸入後1日目から2日目の段階で肺中に残存すると思われる放射能のおよそ倍の量が糞中に代謝されるようですので,早期の段階で糞中から検出されていないのであれば,多くても肺中にはその半分程度しか存在していないことが類推されます。

つまり今回の事例の場合,すべての糞において0.008Bq以下の放射能しか検出されなかったことから,肺中に残存している放射能は最大でもその半分である0.004Bq程度であると予想されます。ですので,結果として有意な内部被曝はなかったという結論になったのかと思います。

ただし先ほどの表を見ていただいてもわかるとおり,4日目以降糞中に代謝される放射能と肺中に残存する放射能の値が逆転していますので,我々が当初思っていた「肺の中に長く残っている」というイメージはそれほど外れていないようです。ですから,繰り返しになりますが,やはり今回の事故被害がきわめて軽微だったことは僥倖であると考え,より徹底した安全対策を講じていただきたいと思います。
作業は『保安規定』厳守が大前提です。
プルトニウムが混入している可能性がある、四散可能性があるものを
裸で作業するのは論外です。多分『保安規定』ではそうなっていないと
おかしいし、部屋内部の検知器の配置からして、グローブボックス
(作業中は密閉し、穴から、隔離した状態で作業できる箱)作業が
通常とみます(だいたい輸送にエア・チューブを使うほどちゃんと
しているのに)。
 人間は間違いを犯すものです。それはベテランがいようと
エキスパートが作業しようとかわりません。そのために
『保安規定』があるはずです。こんなこと研究室で行ったら
即刻作業資格剥奪されます。
 対策に『区分ごとに新たに作業管理者(当社社員)を置き、』と
書いてあることにも、今までがどうだったか気になります。

 組織的に『保安規定』軽視が蔓延していたらかなり重症です。
JRの脱線やJCOの事故を持ち出さなくても結果は明らかです。
『大きな事故が起こる前は、軽視される事故が散発する』の教訓が
生きていればいいのですが。

★ハブさま
 このコミュのどこかに書いたと思いますが、プルトニウムの
場合経口摂取と吸入摂取摂取の場合、後者のほうが飛躍的に
危険度がまします。滞在期間がどの位か簡単にまとめますと、
肺:数十日から数百日(生物学的半減期)
その一部は血液を介して主として骨と肝臓に移行
骨:50年(生物学的半減期)
肝臓:20年(排泄)
結果→プルトニウムの体内被ばくによる影響は、
肺、骨及び肝臓における晩発障害(発ガン)

 ちょっと読みづらい資料ですが、
後半に人体影響の話が載っています。
…また胃が痛くなる話ですが。よろしかったら。

『プルトニウムの毒性と取扱い』
http://mext-atm.jst.go.jp/atomica/09030105_1.html
> すいか(@ぶー) さん

今回論ずべき点は,その保安規定の設定が甘かったことではないかと思っているのですがいかがでしょうか?

なぜなら,報告書にもあるとおり,再三グローブボックス外へ持ち出すための放射能測定を繰り返していることから,当初から開放系で測定を行うといったプロトコルが設定されていたことが想像されます。

これは,おそらく通常の作業工程が遵守されていれば,プルトニウムが(たぶん)溶媒抽出法(参考:http://sta-atm.jst.go.jp:8080/atomica/04070203_1.html)により取り除かれ,これほど大量のプルトニウムが紛れ込むことはない「はず」といった油断があったと考えられます。

これまでのプロトコルでも(確かに前処理の有無をチェックするという体制はなかったようですが)フード外に持ち出す際の放射能チェックについては比較的厳密に行っていた様子が,報告書からうかがわれます。このことから判断するに,作業員は一生懸命保安規定を守ろうとがんばっていたのでしょう。しかし,結果的に原因に対する洞察力不足(この辺はベテランがカバーすべきだった?)と検出器の数え落とし(saturation(飽和)を起こした?)が重なり,フード外に放射能レベルの高い試料が持ち出されてしまったわけです。

ご指摘の通り,人間はエラーを犯すものですから,二重三重にも防護策を立て,保安規定も遵守させるべきです。しかし,今回の事案に関して言えば,その保安規定そのものに甘さがあったと判断されるべきであると思いますので,まずはそこから指摘していくべきだと考えています。

まぁ,一応対策は講じているみたいですけど,なんで最初からこうしてなかったんでしょう?変なけちり方をしたんですかねぇ??
「再処理を行っている限り、小さな量の内部被ばくは避け得ない。お百姓さんをやっていて、泥が付かないことはないのと同じこと」。日本原燃の六ケ所再処理工場で発生した体内被ばくと体内被ばくが疑われたトラブルを受け、同社の作業安全をチェックした日本原子力技術協会の石川迪夫理事長が4日、三村知事を訪ねて行った状況報告の中でこう発言した。


・・・・・・おえらいさんがこう言う考え方みたいなので、対策を講じるったって、どのていど講じてるのやら信用ならなくなってきました。


詳しくはこちらのニュース。
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06070504.html
感情的になりすぎ。
被爆された方の健康に影響があると、論理的に・またはソースを
引用したりして説明できる人いますか?

この一件が危険で、悲惨で、国や施設のずさんな管理であることは
わかりますが、mixiの六ヶ所反対活動はもっと知的であるものと思ってました。

多くの人は、戦争反対!と声高に叫んでる人と変わらなく見えます。
感情が人を動かすんじゃないんですか!
感情は悪いほうにも動く。
だからその裏には、ちゃんとした証拠と理論が必要でしょう。
俺もまだまだ勉強が足らないからそれが知りたかったんだけどな。

あえて言うけど俺ももちろんプルサーマルや六ヶ所反対だよ。
みなさんと同じ意思です。
上関原発は非論理的な「座り込み」で原子力施設建設推進を遅らせています。
地元の漁民さん達が説明できようができまいが、遅れているのは事実です。

個人的に「説明できないものを反対するのはポリシーに反する」というのならそれはそれでいいと思います。

しかし、だからといって説明できないということが優劣ではないのではないでしょうか。
説明できるかできないか、ということで運動の質を判断するのは、私たちの家の隣に原子力施設がないから、だと思います。


私は座り込みをしていません。それが全てです。

公に対して効果的なアプローチをするために、有無をいわさぬ論理が必要なのかもしれません。

だけど、全員がそうである必要はないと思います。


というわけで 仕事に戻らなくてはいけないのでまた明日。
両方大事って事で。おねがいします。
被曝なしということでヤフーのニュースがあったので貼っておきます。


六ケ所村の核燃再処理工場:作業員・内部被ばく問題 被ばく「なし」 /青森


◇知事に報告、陳謝−−原燃社長
 六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で2人目の作業員が内部(体内)被ばくをした可能性があった問題で、日本原燃の児島伊佐美社長は3日、県庁を訪れ、作業員が内部被ばくしていなかったとする調査結果を三村申吾知事に報告した。内部被ばくこそ避けられたが、作業員の鼻に放射性物質が付着した事実に変わりはないだけに、児島社長は改めて陳謝するとともに、分析建屋で作業の種類ごとに同社の管理者を配置し、分析作業の管理体制を強化することを表明した。
 三村知事は「私も経済産業相に(安全確保体制の強化を)要請したい」と述べた。
 原燃によると、6月24日に内部被ばくしたとみられていた作業員が分析した放射性溶液の試料は、分析前に別の部屋でプルトニウムの濃度を低くする前処理作業が必要だった。しかし担当作業員が処理されていない試料を「処理済み」と誤認し、プルトニウムの濃度が高いまま次の作業工程に試料を送った。また、試料の濃度を測定する装置も、濃度が検出限界を超えて高かったため、逆に「基準値以下」と表示していた。【長谷川典義】

7月4日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060704-00000060-mailo-l02
上のニュースの感想:
>また、試料の濃度を測定する装置も、濃度が検出限界を超えて高>かったため、逆に「基準値以下」と表示していた。

これって・・・メーターふりきっちゃったってことですかね・・・・。
>coach kazzhiko さん

測定方法が全然違います。

詳細な報告書が原燃のWebページにあがってますから,まずそれを読んでどのような測定がされたか把握し,それぞれの方法についての測定原理をちょっとだけ知ることでその不安は解消されると思います。
原燃社長もまたでたらめなこと言いましたね。

 「どうせみんなわからないんだから、
わかりやすく言ってやれ」
と思ったからかどうかわかりませんが、
 『試料の濃度を測定する装置も、濃度が検出限界を超えて
高かったため、逆に「基準値以下」と表示していた。』
なんていった日には、
今まで示していた『検出限界値未満』が
全部怪しいということになりかねないですね。

…本当にそうだったらどうしましょう。

『内部被ばく問題 被ばく「なし」』も
報告書にある通り、『肺モニタ測定はα線種の取得レベルを
把握するために初期の確認として実施』
『体内摂取の有意な検知はなかった。』
 が正しくて、20〜30分そこらの肺モニタ測定で見つかる
線量が出ているようだったら、発見してからモニタするまでの
だらだら長い時間中に多分業務員みんなが被爆してますね。

 その後肺モニタ測定した旨がないし、怖くて
出来ないのかも。

 いずれにせよ、5/25に起こった方が重度の被爆なのに、
そちら系の報告がまるで出ないのは、6/24の方で
誤魔化す気でしょうか。
経産省原子力安全・保安院の担当者は日本原燃がまとめた作業員の被曝(ひ・ばく)防止対策を一蹴(いっ・しゅう)したようです。

一蹴でもニ蹴りでもしてくださって結構かと思いますが、そもそも、安全・保安院ってのも、建設段階からチェックいれてないんでしょうか?そこも、なんだかなぁです。

ニュース貼っておきますね。


・・・・・・

原燃の被曝防止策一蹴

「報告書は極めて出来が悪い」。5日、東京で開かれた総合資源エネルギー調査会の検討会で、経産省原子力安全・保安院の担当者は日本原燃がまとめた作業員の被曝(ひ・ばく)防止対策を一蹴(いっ・しゅう)した。また、県政記者会がトラブルの早期公表を原燃に求めている問題では、一部の委員が「何のための広報か考えているのか」と発言。原燃の対応に厳しい意見が相次いだ。


 原燃は六ケ所再処理工場で作業員の体内被曝が疑われたトラブルを受け、3日に保安院へ再発防止策をまとめた報告書を提出していた。


 だが、保安院の古西真・核燃料サイクル規制課長は「これが回答の文書なら、明らかに失格」と批判。作業員の教育訓練について「今までどんな訓練をやり、なぜ今回足りなかったのかを詰めないと意味がない。試験をやらせることが必要だ」と、修正を求めた。


 委員からは「装置を替えることで対策にしようとしているが、現場で作業員がどういう行動をしたのか、ソフト面での評価ができていない」という意見もあった。


 一方、トラブルの公表基準をめぐり、県政記者会が行政機関への通報と一般公開の時間差を撤廃するよう求めていることについて、委員から「地元のメディアと原燃がうまくいっていないと聞く。何のために広報するのかを考えているのか不安」との指摘が出た。


 検討会主査の神田啓治・京大名誉教授は「即刻発表した方が理解されやすいということもある。地元マスコミや県、村と相談して公表区分を見直すのはどうか」と述べ、半年に1回ほど修正していくことを提言した。


http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000607060004
83: すいか(@ぶー) さん

>いずれにせよ、5/25に起こった方が重度の被爆なのに、


そう言えば一人目の方は、内部被曝確定なんですよね。
原燃広報部がごまかそうと思ったのかどうかわかりませんが、
確かに、19歳に気を取られて誤魔化されていました。(私が。
なんと、
>試験をやらせることが必要だ
 無試験で資格取得できたんですか!恐ろしい…

 まあ、現実は公表できないくらいな状況なのは、
不合格レッテル打たれた報告書からもわかりますね。
 いずれにせよ、現場はかわいそうです。
再処理・プルサーマルをめぐる動き
のブログhttp://fukurou.txt-nifty.com/pu2/

皆さん、チェックされてるかもしれませんが、されてない方もいらっしゃったらと思うので、記事紹介します。詳細はブログの方で確認下さい。


7月6日の記事によると、『7月4日午後、全国の52団体の連名で、青森県庁にて要望書を提出しました。(略)青森県庁は30分ほど。県エネルギー総合対策局の3名が対応しました。1人どこかで見たことがあるぞと思ったら、保安院核燃料サイクル規制課にいた人でした。保安院の出向者が1名はいるようです。

内部被ばく問題については、鼻で出た以上「なし」という言い方はおかしいのではないか、鼻は一体内部なのか外部なのかと聞いたのですが、保安院からの出向者は原燃になり代わって説明するという感じで、尿も血液もでなかったと。ところが原燃の報告では血液検査のことなどなく、それを指摘すると引き下がっていました。』

・・・情報が共有されていないだけかもしれませんが、こう言うことがイチイチ不信につながりますね。どういった情報管理になっているのでしょうか。
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/kakunen/new2006/0704_3.html


派手」「センセーショナル」マスコミ報道を批判/専門家や県幹部

 三村申吾知事と放射線の専門家との三日の懇談では、県原子力政策懇話会委員も務める久保寺昭子氏や県幹部から厳しいマスコミ批判があった。

 再処理工場・分析建屋でのトラブルに関する報道について久保寺氏は「随分派手に『内部(体内)被ばく』と出ていて、びっくりした。作業員や両親、家族はどれぐらい心を痛めているだろう、と心配している。彼らをしっかりケアするのも事業者、県、マスコミの責務ではないか」とマスコミの姿勢をやり玉に挙げた。

 さらに、懇談に同席していた県原子力施設安全検証室の福澤隆二室長が「きょうも大勢のマスコミが来ているが、『体内被ばく』というセンセーショナルな言葉が非常に尾を引いている」と水を向けると、「個人の価値判断というのは最初にどういう情報に出合ったかで、刷り込みができてしまう」と久保寺氏。「単に文字面だけを読んで、内部被ばくがあったんだって−ということになると、かなり大きなストレスを県民に与えることにもなる。マスコミは今日の討論を正確、公平に伝えてほしい」と続けた。

・・・・・・・・・・・・・・
私は新聞を読んでないので、派手な報道がどこにかかるのかわかりませんが、情報を出さないような動きになっていくのでは。
と、心配させるような記事です。
内部被ばく事故の真相は明らかにされていない(美浜の会)
http://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/plutonium_hibaku060707.htm

 今回の内部被ばくの直接的原因は、異常に高濃度のプルトニウム試料が、試料皿への焼付けが不十分だったために第15分析室内で飛散したことだった。その高濃度プルトニウムが19歳作業員の鼻孔に付着していたことが確認され(鼻スミヤ)、いったんは2ミリシーベルトを超える内部被ばくがありうると報告された。それ自体は定められた予測法に基づく判断だったに違いない(19頁13:33の項)。
 ところが報告書では、4日分の糞と5日分の尿を採取したうち、糞だけの検査を行った結果、プルトニウム等は検出限界値未満だったという(16頁)。それから直ちに内部被ばくはないと結論づけている(3頁、16頁)。糞で検出されなければ、肺への吸入もないと判断している。すなわち、気管支から肺に吸入されたプルトニウムのある部分が、いつも必ず気管支の繊毛運動によって押し戻されて口に入り糞に移行することが前提にされている。
 そうならば、鼻スミヤで検出され肺に入って2ミリシーベルトの被ばくをもたらすはずだったプルトニウムのある部分が初期糞に出るはずだ。それが検出されなかったのはなぜか、むしろその原因こそが問題にされるべきではないのだろうか。公式を当てはめて済ませるのではなく、実際に飛散したプルトニウム微粒子の径や形態などを詳細に検討すべきである。そうでない限り、糞に出なかったから内部被ばくもないと結論することはとうていできない。
 また、最初の糞の採取が被ばく事故の翌日になっているが(19頁)、それは事故後初めての糞だったのかは明らかでない。さらに、尿を採取しながらその検査をしなかったのも奇妙なことである。当初の2ミリシーベルトの予測がなぜ急に覆ったのか、非常に不可解である。 ‥‥‥‥
■プルトニウム微粒子1個の吸入でも2ミリシーベルト超の被ばくをもたらす
 原燃報告の「内部被ばくなし」には根拠がない
 (美浜の会)

http://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/plutonium_hibaku060711.htm


 
ウナイ さん。

記事ありがとうございます。
やはり、疑惑は残る印象ですね。

それを、きちんと説明もせず家族が心を痛めてるだの、報道が云々と言っている御用学者には本当に頭に来ます。

本当は被曝したとかしないとかを報道するしないじゃなくて、
根本的に、『被曝して当たり前』と言う環境での作業であったということの方が、家族が心を痛めると思われます。

それについては言及せず、報道のせいにする。

そう言うところを磨りかえるやり方に心底怒りを感じています。
>さかなちゃんさん

原燃は、被ばく事故を小さく小さく見せようという意図がありありですね。

体内被ばく否定の報告しかり、久保寺氏らのマスコミ批判しかり。
極め付きは「百姓の泥」という石川発言。

その背景には、作業員の被ばくなしに再処理工場の運転はできない、という事情がありそうです。
フランスのラ・アーグでは、昨年1年間だけで、体内被ばくが疑われるトラブルが、約100件も発生しているそうです。

この被ばく事故にあくまでもこだわって、絶対に被ばくは許さない、ということから運転中止に追い込むことができるかも知れません。
6月24日に発生した内部被ばく事故に関して提出されていた質問書に、日本原燃が10月になってようやく回答しました。

そこで明らかにされたデータから、事故があった時、第15分析室のプルトニウムの空気中濃度が、国の基準の3倍であり、原発では全面マスク着用が必要なほどに汚染されていたと、推定されるということです。
しかしその時、作業員はマスクをしていませんでした。

こちらに詳しく書かれています。
http://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/gennen_qa060725.htm
お邪魔します。
07年3月7日時点で、トピックのリンク先はすべて無くなっていました。
もっと露骨に・・青森という土地は、カネが入ると立派な御殿を建てるので有名な地域で、原発成金が竜宮城みたいなお城をやたら建てまくっていると聞くのでそちらに聞いてみたらどうでしょう?
95: げん さん

一瞬このトピ全部のリンクが消えたのかと思ったのですが、リンクが残ってるのもあったので、あっちゃこっちゃ貼った人間としては、ちょっと安心しました(^_^;)

トピック、0番のニュース記事のリンクのことをおっしゃられてるのですね。


ニュース記事は時間が経過すると移動されるようなので、消えるものと思われます。
働く人たちがどう認識してるのか気になりますね!
はじめまして*
六ヶ所ラプソディーという映画はごらんになりましたか?
賛成・反対派の両方の視点から描かれている作品だと思います。
実際に働いているヒトにもクローズアップしていて、
さまざまな矛盾と、現実がちゃんと映し出されていると思います。
「次柏崎2ヶ月入ったら、フェァレディーZ買おうかなぁ」
という感じでした
つまり、なんにも考えずにゴミも出すしエネルギーも好きなだけ使うような人にとっては(いっぱいいます)、「安全です」と言われれば「ふぅん」程度の事なのです 「やばくない?」と誰かに言われても「でも金超貯まるんだよねぇ」レベルの不安でしかない訳です

ココの部分 

つまり 安全よりもお金の方が 優先順位が高くなってる
ってことですよね?

フェアレディZって そう簡単に買える車じゃないですよね?

それは 雇う側も お金を渡しておけば 大丈夫
みたいな 意識があるからなんでしょうか?

自分の健康=安全は お金で 買えないのですよね・・・
自分は 自分ひとりしかいない。

なんだか 寂しいですね。
102パパマッツ

ありがとうございます^^
最初の洗脳はやはりあるのですね。

ボクも去年まで周りがそういう世界にいました。
金!金!みたいな^^;

10年勤めてましたがその間自分がそれに染まりそして気付き抜けるという流れになりましたが、価値観の違いは大きいですね。何もかもお金でどうにかなる感覚では、やはりお金が中心になってきますね。

地球ってベースに目をむけなかったりしちゃって。
でも世の中にはお金を掴んでも目線はしっかり足元の地球を見てる人もいる。

まずこういったコミュで情報と知識を流して知ってもらうしかないですね。

ここまでの事態に来て見て見ぬふりはもう出来ないですからね。

ただ、知らないってのは仕方の無いこと。
そういう人も多いので知らせましょw
正直僕は最近知りました。
勉強になりますw
パパマッツさんコメントありがとうございます!
お金は大事です、どんなものであれ目標のために働くこと。
ただ、ラプソティーの中でも話されていた、「家族を養うため」
の選択に核を選ばないでほしい↓ 本当に家族のことを考えるならもっと体を大事にすることを考えてほしい。少なくとも学校で広島、長崎の原爆の歴史を学んで放射能の怖さはわかるはず… 安全とはなんなのか?
今のことを言ってるのか10年後を言ってるのか? 人間の頭で考えてられる時間で安全を提示して、それに身を任せることを安全というのか?
あ!

>@ボクも去年まで周りがそういう世界にいました。

これは、業種はまったく違いますが・・・
すいません^^;
102: Iuna(パパマッツ) さん

現場からの情報、参考になります。
ありがとうございました。

原発に限らず、危険といわれてても、実際こう、自分が被害者にならない限りは、大丈夫と考えて危険な仕事をされてる方は多いと思います。

逆に言えば、我々の生活は、そう言った方々に支えられているということも言えると思います。

例え、その仕事に携わっていなくても、勉強し、自分たちが暮らす社会がどういったことで出来てるか理解すべきだと思うのですが、外向きにも危険さを隠蔽されてしまうと、自分たちは関係ないと思ってしまう。

消費者としても、考えるべきことがあるなぁと思っています。

ログインすると、残り71件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

青森県六ヶ所再処理工場やめて! 更新情報

青森県六ヶ所再処理工場やめて!のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。