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青森県六ヶ所再処理工場やめて!コミュの★美浜の会メール・ニュース06−17 「放射能予報」を出せ

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★美浜の会メール・ニュース06−17 「放射能予報」を出せ

■原燃は4月28日に初めて放射性廃液を海に放出しました。しかし、その実態はほとんど隠されています。原燃に電話をしても、「放射能核種や放射能量については、月毎にまとめて報告することになっているので、4月28日の放出分について個別にその内容を明らかにすることはしない。4月に放出した分は、5月末か6月初めに月単位で報告する」と言うだけです。
 現在のところ、新聞報道から分かるわずかな情報を元に、海洋放出の問題点に関する
暫定的なメモを当会のhpにアップしています。
http://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/sea_hoshutsu060510.htm
○再処理試運転後初の放射性物質含む廃水放出 デーリー東北 2006/04/29
http://www.daily-tohoku.co.jp/kakunen/news2006/kn060429a.htm

 ・原燃は今回放出したトリチウムについて「管理目標値の1億分の1」と言っています。それが事実だとすると、今回の放出には、アクティブ試験で出た放射能はまだほんの少ししか含まれていないことになります。その意味では、本格的な海洋放出はまだこれからということです。しかし、それでも、普通の海水に含まれるトリチウム濃度の約600倍に相当します。

 ・本格運転になれば、2日に1回の割合で600トンの廃液を海に放出します。その時には、原発に適用されている濃度限度の2700倍ものトリチウムが放出されることになります。裏返せば、原発に適用されている濃度限度を適用すれば、年間800トンの再処理は不可能で、その2700分の1、すなわち約0.3トン/年の使用済み核燃料しか再処理できないことになります。これでは、2兆円もかけて作った再処理工場の
運転は事実上不可能となります。だからこそ、再処理には、海に放出する放射能の濃度限度を設けていないのです。それほどまでに放射能を放出しなければ運転できないのです。

■天気予報と同じように少なくとも「放射能予報」を出すべきです。5月16日に原燃と青森県に申し入れに行きます。
 海洋放出についても、大気への放出についても、また事故情報についても、原燃はほとんど情報を公開していません。そのため、青森県・岩手県・首都圏・中部・関西圏の諸団体と共に、情報公開のあり方を抜本的に改善するよう原燃と青森県に申し入れに行きます。また、東京の方を中心に、同様の内容を国の原子力安全・保安院に申し入れます。
 ・4月28日に海に放出した全ての放射能核種と量について公表すること。
 ・「放射能予報」をテレビ・ラジオ・新聞などで行うこと等。
  現在は、後になって放出の結果を知るだけです。放出時間や風向きなどを事前に知ることができれば、少なくとも子供達を外出させない、学校では校庭に出ないようにする、海岸では遊ばないようにする等々の準備ができます。天気予報や花粉情報のように事前に「放射能予報」を出すべきです。
 天気予報は当然はずれることもありますが、「雨が降る」という予報があるからこそ傘をもって出かけることができるのです。「放射能予報」は、原燃が全てを把握しているわけですから正確に出せます。何日から何体の使用済み核燃料をせん断すると決めるのは原燃です。そうすれば、何日何時から大量の放射能が出ることは分かっています。少なくともそれを「放射能予報」として出せるのです。前日・一週間・一月の予報が出せるはずです。
 ・五感に感じない放射能という毒物を何の予告もなしに放出し続けることなど許されません。「放射能予告」という形で放出されている事実を各自が自覚することによって、反対の声を大きくすることにもつながっていくのではないでしょうか。

■原燃宛の「放射能を海に捨てないで!」メールにご協力ありがとうございました。
 明日(12日)、午後11時で一旦終了します。
 4月26日から開始した原燃宛のメールにご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。連休中にもかかわらず、2週間で218通のメールが寄せられました。第1回目の海洋放出は終わったため、「放射能を海に捨てないで」の原燃宛メールは一旦終了いたします。皆さまのお気持ちを、16日の原燃との交渉の時に直接伝えます。今後、どのような形の取り組みができるか等について検討していきます。皆さまからのご提案などがありましたらお寄せ下さい。
 また、寄せられたメールについては、手紙を添えて、岩手県知事、岩手県議会議長、宮古市長等15市町村長、、宮城県本吉町長、岩手県漁連、岩手県観光協会にもお知らせしました。岩手県の担当者からは、県知事に確かに伝える旨のお返事をいただきしまた。

■青森県農協中央会にスーパーマーケットのアンケート結果等を伝えに行きます。
 5月17日には、青森県農協中央会にアンケート結果等を伝えに行きます。私たちはグリーン・アクションと共同で、関西のスーパーにアンケートをお願いしてきました。
再処理工場の稼働によって青森県産や岩手県産の食材が放射能で汚染されますが、そのような食品の取扱いに関するアンケートです。現在、最終集約中です。関西の消費者や量販店が、食材の放射能汚染に敏感であることを伝えると共に、青森県産食材を守るためにも、農協として放射能汚染に反対してほしいと訴えます。

■青森県からの回答−「必要以上に心配をもたないため」
 3月28日に、16団体で出していた「新聞広告で示された放射線の人体影響に関する阿部道子氏の見解について」の質問書に対し、5月8日付で青森県から回答が送られてきました。青森県の顧問として「200ミリシーベルト以上受けない限り人体への影響は確認されていない」等のデタラメな見解を披露した阿部道子氏の見解について、青森県は「必要以上に心配をもつことがないようにとのメッセージをいただいたものと考
えています」と回答しています。青森県民を愚弄するものです。コメントと回答をhpにアップしました。http://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/aomori_a060508.htm

■坂本龍一さんのインタビュー記事・ラジオ番組
 再処理工場に反対しておられる坂本龍一さんのインタビュー記事が朝日新聞青森版(5月9日付)に掲載されています。是非、ご覧下さい。
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000140605090001
 また、5月7日深夜に放送されたラジオ番組でも、再処理工場の危険を訴えられています。ラジオ放送は下記で、聴けるようになるそうです。
RADIO SAKAMOTO
http://www.j-wave.co.jp/original/radiosakamoto/top.htm

■本の紹介 「放射能がクラゲとやってくる」−放射能を海に捨てるってほんと?−
 本書は、再処理工場による海洋汚染の問題について、岩手県から宮城県で講演を行ってこられた水口憲哉氏によるものです。ブックレット形式でたいへん読みやすく、資料も豊富です。専門家の立場から、長年の経験に基づいて、再処理工場による海洋汚染の危険を語られています。「3月31日は、再処理工場の終わりが始まる日である。」という結びの言葉は、力を与えてくれます。
 「放射能がクラゲとやってくる」
 著者:水口憲哉(東京海洋大学名誉教授)
 七つ森書館 2006年5月1日発行 800円+税


2006年5月11日
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
530-0047 大阪市北区西天満4−3−3 星光ビル3階 
       TEL 06-6367-6580  FAX 06-6367-6581
       http://www.jca.apc.org/mihama/
       mihama@jca.apc.org



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