ホ－ムオーディオ愛好会コミュの小型スピーカーで音楽を楽しむ方法

家庭で音楽を楽しむ事もままならない近年ですが、皆さんはどう過ごしておられますでしょうか？

住宅事情は人それぞれですから、それぞれの楽しみ方があると思います。
まず、どんな音楽を楽しむかによっても多少変わると思います。

一応ですが、私の基準としては以下の基準を基に考えています。
アナウンス・・・FM 放送やテレビのニュースのアナウンス等が自然に聞こえる事。
アコースティック楽器の響きが自然に聞こえる事。
低音と中高音のバランスが良い事。
アナウンスのサ行にざらつき感が無い事。
オーケストラの楽器配置が自然に広がる事。（モノラル録音を除く）
以上を目安に考えています。
あとは録音の仕方にも関係してくると思いますので、ソースに合わせて多少音量や音質を調整する程度です。
なお、夜間の音量は控え目に考えますが、ラウドネス効果は過大にならないように控え目にしています。
小型スピーカーでの再生ではそれ程距離を取らない方が全体のバランスが取りやすいと感じます。
つまり大型のスピーカーも小型のスピーカーも同じ距離で楽しむものではないと思います。
ミニ・コンポ用のスピーカーなら1ｍ～2ｍ以内で聴く方が楽しめると思うのです。
1980年代のオーディオ最盛期の大型スピーカーだと6畳1間でも狭いかも知れません（笑）。
現在、主にメインで使用しているのは16㎝2ウェイのInfinity RS-2001ですが、これにサブ・ウーファーを追加しているだけで6畳1間では十分です。
80年代の本格的30㎝3ウェイオーディオスピーカーに何ら遜色の無い、いや、それ以上の音になっているのです。
つまり、ミニ・コンポでもサブ・ウーファーを追加するだけで十分に音楽を楽しめるという事なのです。
現在のミニ・コンポはch当たり高々10～20W程度のアンプです。
1980年代のオーディオ全盛期には最低でも30W＋30W程度以上はありましたから、無駄に大出力だったかも知れません（笑）。
まぁ、私も当時はch当たり100W以上を目標にしていた事も事実です（笑）。
現在は個人で楽しむオーディオですから、6畳1間で楽しめれば十分と言う訳です。これにアンプ内蔵のサブ・ウーファーを追加すれば十分なのです。
従って無制限に大出力を求めるよりも、高音質を求める時代になったという事です。
残留ノイズが気になる大出力アンプよりも、低ノイズで高解像度の音を求める時代になったという事です。
以前は大出力アンプで低能率の小型スピーカーを鳴らす事が当たり前でしたが、現在は如何に効率良く高音質を楽しめるかに変化して来ているのです。
スピーカーも小型になった事で音楽のニュアンスを聞き取り易くなった面もあると思います。
中音量以下で近くで楽しむ分にはある程度満足できると思うのです。
1970年代のアナログ・オーディオ時代から見るとかなり良くなっていると感じます。
私も、メインのオーディオとは別に、ミニ・コンポを普段使いで楽しんでいます。
オール・イン・ワンのONKYO製のCD・MD・チューナー・アンプとスピーカーだけなので、とても手軽なのです（笑）。
因みに「意外と良い音と思った製品」はOMKYOのFR-V5でした。小型なのにそこそこバランスが良い音だと感じたのです。もちろん、ワイドレンジとは言えませんが、普段使いに使用する分には過不足なく手軽と感じたのです。
それまで使用していたA＆DのCOMPO MU-930のセンター部とSONYのSS-X300と言う平板型スピーカーの組み合わせの使用を終えました。
その後、KENWOODやDENONのミニ・コンポも試してみたのですが、今一つだったのですｗ
現在は、後継のONKYO X-N9（居間用）とX-N7（デスクトップ用）を使用しています。
従来のV5に比べて、よりワイドレンジになっていて、これだけでも大きな不満はありません。
内蔵チューナーもワイドFMに対応しており、FM放送も十分に音楽鑑賞に耐え得る音質です。
光デジタル音声入力も装備しており、テレビ等の補助音響装置としても使えます。
欠点があるとすれば、Phono入力が無いのでアナログレコードの再生には、別途イクォライザ－アンプ等が必要になる事とテープモニター機能が無いので、3ヘッド・デッキの同時モニターやグラフィック・イクォライザーの使用が出来ない事位です。