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ほうじ茶サロンコミュの【時事テーマ】民主代表選について

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コメント(2)

日本の政治体制は、もう限界に来ているのだと思う。
やる気があるかたは、いっぱいいるはず。政治家でも、一般人でも。
そのやる気を生かせる場が、ない。制度がない、システムがない、メディアもない。
だから、やる気はどろどろと溜まって歪んでゆく。

いまどうにかしたほうがいいのは、政治家ではなく、政治体制だと思うなあ。
国民の政治家に対するリコール権。

これがないことは、選挙さえ潜り抜ければあとは安穏と、国民を騙し騙し、産業組織や財閥、宗教団体、果ては諸外国といった一部の市民のかたまりと、自分の利益を追求できてしまう。
たとえ、国民に見られていても選挙に踏み切らなければやりたい放題できる、そんなシステムを一部の市民のかたまりとともに作り上げた。

自由主義、新自由主義の恩恵を国民も享受していたころはそれでもよかった。それもまた国益と呼べたから。
けど、新自由主義、いいかえたら金銭的な弱肉強食主義の破綻が明らかとなった今では、その国益だったものは、もう国益ではない。一部の市民のかたまりと政治家の支配益と化した。
国益を失った国民は、どうにかこの状況を打破したいけども、支配益を切り崩す手段を失っていることにここ数年で気付いてしまった。
たとえ政権交代しようが、周囲に蠢く支配益を貪るかたまりたちは変わらない。それどころか、政権素人たちばかりだから、かたまりたちが付け入るのはよけいに簡単になった。こともあろうに、いままでそのかたまりたちと交渉したり妥協したりして渡り合って、国に尽くしてきた官僚という国家運営のエリートたちを、現政権与党は政治から追い出してしまった。
これでは、国民にとって状況は悪くなる一方である。国益を追求してくれるものが去ってしまったから。

水はつねに流れなければ、やがて腐る。
多少蒸発したぶんを上から注いでも、流れなければまた腐る。
必要なのは、排水口と栓をつくって流れさせることだと考える。
腐りそうになったら、いつでも俺たちはお前らを排水口に流せるんだぞ、と。だから緊張感と国益の追求をもってしっかりやれよと、発言権をもつことである。

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