極めるアクア！コミュの繁殖～　バブルネスト系

最近、リコリスが充実してきた。

数種、種親として借りたのだが、
貸主さんは
「泡巣まで作らせてもどうしても稚魚を大きくさせられない」
「途中で病気の連続。尾ぐさればっか出て全く成魚に出来ない」
「そもそも親魚の体調も良くない」
と言ってたので楽しみにして試みた。

とはいってもボクに経験があるバブルネストビルダー種は
　ピグミーグラミー
　リコリス・ディスネリー
の二種。
確かに最初のころは四苦八苦したっけ。

で、経験と勘を頼りに、水を作って（既にある飼育水のブレンド）
活き餌をたっぷり与えて、長丁場を覚悟してたら
２日目、色が出てきたのかな？　と思いきや婚姻色（だったらしい）
３日目、早速営巣

アナバン系はこっからが難しいのです。
観察日記的にしばらく書いてみようかな、と思い
記録します。

注　
そもそも営巣しない、婚姻色すら出さない
ピググラでしたら鳴かない
という方は、基礎が出来てません。
そこから考えてみてください。

コツは、ただ真面目に水作り・環境作りをする
と身も蓋もないことを言っても仕方がないので、
二三、特徴的なことを。

・アナバンは比較的高水温の場所に生息してるらしい。
　リコリスはそれよりも若干低め。
　その辺に立ち返れば良いかと思う。

・アナバンは尾ぐされに罹りやすいといわれてるが。。。。
　初心者のころはすぐに出てましたね、尾ぐされ。
　んなもん、生体の体力が不足してて、ついでに言えば水が汚いのです。
　ミジンコ（ケンミジンコ以外）が沸くような水槽を作り、
　欲張らずに匹数を抑えれば病気なんて出ません。
　個人的な経験から言えば、濾材やらシステムを変えるよりも
　水槽自体の浄化力（水草だったり、悪さをしないコケだったり）
　を高める方が早道でした

・アナバンは餌取るのが苦手。
　ボクなんかはオール活ミジンコ給餌に最近変更しましたが、
　既製品の餌でも、小まめに極少量ずつ与える　
　を守れば体力はそうそう落ちない種類だと思います。
　餌を食べるのが苦手だから、体力が落ちるのです。
　生活に支障が出ない程度に餌あげを親身になってやればＯＫです。