想像的創造力そのもののようなベルリオーズの音楽を愛でるためのコミュニティです。
形式による統一ではなく、情熱が自ずと形式を与えるようなベルリオーズの音楽のほんとうの素晴らしさは、専門の音楽学者や批評家にはよく分からないようですし、音楽学校で型どおりの音楽教育を受けた演奏者もまたその真価を知らない人が多いように思えます。
想像力がそのまま音になったようなベルリオーズの音楽は、機械化が進み、技術主義が支配し、叙情性が失われた現代では理解され難いのかもしれませんが、人間の自由と情熱と叙情性の回復のために今もっとも注目されて然るべき、と思っています。
わたしは、人間は「想像力動物」(ホモ・イマージネス)だと考えていますが、ベルリオーズほど想像力を刺激する音楽は他にないと感じて三十数年がたちます。同じ気持ちを持つ方はもちろん、これから聴いてみようかな?痺れてみたいな!(笑)という方、ぜひぜひご参加下さいね。
タケセン(武田康弘)