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「英語で悩むあなたのために」コミュの雑談専用トピック

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 まだ「雑談」トピックがなかったんですね、、、。というわけで作ります。

 気づいてみれば参加者18名!?知らなかった、、、(^^;
 まあ、ロムさん大歓迎ですから。

 でもロムさんも楽しんでいただけるようにたまにはなにか投稿しないといけませんねえ、、。

 ねたほしい、、。

コメント(168)

すでにお答えいただいたことを見逃したまま繰り返し質問してしまったようで大変失礼しました。単純なミスタイプということで納得しました。


dogについては辞書によって表記が一定ではないようです。
引用していただきましたOxfordでは英米の違いと書かれていますが、多くの辞書では英米の差ではなく、発音の許容という扱いです。

http://dictionary.reference.com/browse/dog?s=t
http://www.merriam-webster.com/dictionary/dog


またそのOxfordで「hot」を引いてみますと
http://oald8.oxfordlearnersdictionaries.com/dictionary/hot
となっており、この辞書では多くの辞書が短母音でも/ɔ/を用いているところに/ɒ/を用いているようです。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=dog&dtype=1&dname=1na&stype=0&pagenum=1&index=021371000

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/ej3/24909/m0u/

http://ejje.weblio.jp/content/dog

 このように米式の方が長音化する傾向があるという程度の差でしか区別していないものも多くあります。



>/ɔː/
≪英≫では「オー」に近いが、≪米≫では口がかなり開いて舌も低く、唇の丸め方も弱く、「ア」に近く聞こえることがあり、さらに進んで /ɑː/ と全く同じに発音する人が増えている。

 白と黒の間には無数の灰色があるように/ɔː/と/ɑː/にも明確な線引きがあるわけではなく、米語で/ɑː/よりに発音する地方はあるようです。causeを/kahz/のように発音しているビデオを見たことがあります。

 OALDのオンライン辞書の音声も英米による/ɔː/の音の「範囲の中での位置」の差は感じますが、これを「別の音」とまで言う必要はないかと思います。

>> 「短母音の /o/, 二重母音の /ɔu/ と /ia/」も英語に存在する音

 すみません。これは私の見間違えでした。機会を見て修正します。



[イ] /ai/ は、/a→i/ という二重母音である。
----/ai/は二重母音です。
 しかし/a/と/i/を個別に出すのではなく、/a/を発音した直後に/I/を添える要領です。そのため辞書によっては/a/の右肩に小さな/i/や/I/を書き添える表記を採用しているものもあります。(とサイトにも書いたと思います)

[ロ] /ɑːr/ は、/ɑ→ɚ/(ɑ→r)という二重母音である。
---いいえ。二重母音とは考えていません。/ɑ/の口の開きが一旦あいまい化しないからです。

[ハ] /əːr/ は、/ə→ɚ /(ə→r)という二重母音 で は な い。よって、発音している途中で音色は変わらない。
---二重母音ではありません。しかしすでに述べましたとおり「əː」を発音しながら舌が/r/に向かいます。二重母音でないからといて「əː」の発音を完全に終了させるまで/r/を出さないのは不可能です。

[ニ] /iː/ は [i] を長く発音した長母音である。
----[i]が[I]と異なる舌の緊張を伴った音を意味しているのであればその解釈で問題ありません。

[ホ] /əːr/ も /ɚ /(r)を伸ばした長母音である。
----??どういう音を指しているかわかりません。
/əːr(斜体)/と/ɚ /は同じ意味です。半母音(=子音)である/r/をただ伸ばすという意味ではありません。母音/əː/の発音の最中にすでに舌は/r/の構えへと動きを起こしますし、そのタイミングが早ければ最初から/r/の構えをほとんど取りつつ/əː/を開始する人もいます。聞こえには大きな差がありませんが、それでもあくまでも/əː/と/r/を最初から混ぜて同時に出すという説明はしたくないと考えています。


>よって /əːr/ が、ə を発音した後に r を発音する二重母音であるかのような記述をするのではなく

 なぜその説明が「二重母音」になるのか分かりません。/r/は半母音つまり「子音」ですから。そこに二重の母音は存在していません。そして繰り返し申し上げていますとおり「解説を参考にしつつ音声サンプルで」理解し練習してもらうようにしています(特に電子書籍ではすべての例に音声もつけますし、サイトでは以前はつけていましたが、今は各自で音声サンプルのあるオンライン辞書でも確認するようにと記述していたと思います。)

 「/əːr/ が、ə を発音した後」なのではなく/əː/の発音が「開始された後」です。言い終えたあと/əː/の音が消えてからではありませんし、それは他のすべての「母音+子音」においても母音の発音が開始されたあと、およそあらゆる場合において続く子音の発音をしやすいように多少なりとも母音発音時点の口の形は変化します。(そうでなければ音の連続が保てませんからね)

 従いまして、修正としては「/əː/の発音を開始した直後に/r/の発音へ向かう」というような表現にするか、「/əː/の発音をしながら舌は/r/の発音へと動きが起こる」のようにする程度かな、と感じています。

 それに、英式では「/əːr/の末尾の/r/は全くないのであり/əː/としか発音されていません。それが次に母音が追いかけるときに限って次の単語の第1音節の頭の子音であるかのようなリンクとして/r/が現れるわけですから「/əːr/ が、ə を発音した末尾に/r/をつける」という理解ですらそれほど的外れだとは思いません。
なおご紹介いただいた英米式両方の発音サンプルが聞けるオンライン辞書は貴重なので、リンクとしての紹介に追加させていただこうと思います。ありがとうございました。

なお、「ɚ」という記号は通常の調音点表には含まれておらず、

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/15/IPA_chart_2005.png

 の図では一番下の表の「diacritics」に含まれています。
 この記号の意味・用途としてrhoticの名詞形「rhoticity」とあります。すなわち

(of an English accent) Pronouncing the letter r wherever it appears, as in bar (/bɑːɹ/) and bard or barred (/bɑːɹd/).

 (アメリカ英語では)スペルに「r」があるときはそれが発音されるということを指しており、逆に言えば「イギリス英語ではスペルにrがあっても発音されない」という一括表記と解釈して「勘違い」ではないと思います。
Midwestern American English is rhotic, while Southern British English is not.
中西部のアメリカ英語では常にスペルにRがあればそれが発音される。それに対してイギリス英語ではスペルにRがあってもそれが発音されない。

 このように「ɚ」の記号はアメリカ英語を表すものではなく、「アメリカ英語ならRが発音される」ことを意味しており、それは同時に「イギリス英語ではこの箇所のRは(あとに母音がおいかけない限り)発音されない」ことも意味します。

 従って「ɚ」の記号を「アメリカ英語の音に使う記号」だというより、この1つの記号で英米の差を「一括表現できている」という方が適切だと感じています。
 ところで昨日から勤務を開始しました米系の英語教育関連会社はオンラインの「音声認識システムによる発音評価」のプログラムがあります。これは最初に短いビデオを見て、その中のセリフを自分でも発音してみた結果を、機械的に解析し、多くのネイティブのサンプリング音声との比較によって、自分の発音が評価されるというものです。

 当初、自宅で試してみたのですが、評価が「B+」にしかならない。
 「あれえ?そんなに私発音悪いか?どういうふうに読めばAが出るんだ?」
 と色々やってみたのですが、どうにもB+以上が出てこない。

 それが今日、オフィスでやってみたら全部A+の評価が出てくる、、。
 「自宅ではちっともAが出なかったんですけど」と言うと、「ああ、それはマイクが悪い。あるいは周囲の雑音を拾ったりするといい評価にならないんだ」と、、、。雑音がひどいと音声認識自体がうまくできないこともあるそうです。まあ、そうでしょうね。

 この音声認識発音評価システムは、7月末まで勤務していた会社でも、コールセンターエージェントの発音訓練用に導入されており、こちらは表示されたテキストを読み上げると、音声認識された単語の文字の色がどんどん変わっていき、「黒=読み飛ばしたなど認識されていない」、「赤=発音が悪いか間違っている」、「黄色=あまりよくない」、「青=まあまあよいが、まだ完全でない」、「緑=正しく発音されている」という細かい評価になって返ってきます。

 アメリカのクライアントは特にエージェントの発音にシビアなのだそうで、アップル担当のアカウントは最初の2ヶ月くらいこのプログラムで訓練を積むのだそうです。

 今の職場のソフトは一般学習者向けなので、そこまで細かい評価をしませんが、リアルタイムで発音の矯正が受けられるのは楽しいものがあります。単語については音素ごとにボタンになっている発音記号が表示され、そのボタンを押すとその音素だけの音が確認できる機能もついていました。また丁寧に読もうとしすぎて手本とあまりに違う、ゆっくりした速度や単語ごとに切って読むと「手本にならって単語の間を切らずに読んでください」という注意書きが表示されます。

 細かいアルゴリズムは不明ですが、恐らく音素だけでなく、イントネーションなどの「かぶせ音素」も評価に含まれているのかも知れません。ああいうソフトが作れたらいいのにな、と思いますが、膨大な音声データベースを持つ必要があるので、開発コストは相当かかっているのでしょう。

 何千本ものビデオライブラリによって、難易度別、場面別など色々なフィルタで目的に応じたビデオを選び出し、コースを設定することで語彙力増強の定期テストが出てきたり、同じ語彙を最低5回クリアしないと「習得」と判定されなかったり、文章の一部が抜けていて、それを音声を聞き取ってタイピングで補完するなど、出題パターンも多く、非常に楽しいです。自分でもそういうビデオを見て、ソフトを使ったりしながら、インターフェースの改善やバグ修正、日本語版サイトのローカライズのための翻訳などをするのですが、あまりに楽しい仕事で1日があっという間です。

 使われているビデオもアニメ、ドラマ、ニュース、大統領演説、有名人スピーチ、子供同士の会話やCMまで多伎に渡っており、飽きるどころか後を引くものがあり、一度始めるとなかなか止めるふんぎりがつかないほどでした。今の時代、いい教材やソフトがどんどん出てきているので、うまく活用すれば、本当に日本にいたままで英語圏に留学しているのと同じ環境が作り出せますね、、、。
> すでにお答えいただいたことを見逃したまま繰り返し質問してしまったようで大変失礼しました。単純なミスタイプということで納得しました。

いえいえ、やっと声が届いたようで良かったです。


>> 「短母音の /o/, 二重母音の /ɔu/ と /ia/」も英語に存在する音
>すみません。これは私の見間違えでした。機会を見て修正します。

納得していただけて良かったです。


> [イ] /ai/ は、/a→i/ という二重母音である。

「/ai/ は二重母音です。しかし/a/と/i/を個別に出すのではなく、/a/を発音した直後に/I/を添える要領です」とのことですが、「しかし」ではなく、「だから」と言うべきものです。
二重母音は松坂ヒロシ著『英語音声学入門』によると以下のように書かれています。
「ここで大切なことは、二重母音および三重母音が、ひとつの音であるということである。ひとつの音のなかで、舌位が動くのである。」
つまり、第1要素から徐々に第2要素の方向へ向かって舌が動く音を二重母音と呼ぶのです。


> [ロ] /ɑːr/ は、/ɑ→ɚ/(ɑ→r)という二重母音である。
> いいえ。二重母音とは考えていません。/ɑ/の口の開きが一旦あいまい化しないからです。

口の開きが一旦あいまい化するかどうかと、二重母音かどうかは関係ありません。
/ɑːr/ が、第1要素(ɑ)から徐々に第2要素(r)の方向へ向かって舌が動く音だと認識しているのであれば、それは二重母音ということになります。
なお、松坂ヒロシ著『英語音声学入門』、牧野武彦著『日本人のための英語音声学レッスン』、竹林滋ほか著『初級英語音声学』などを始めとする多くの音声学の本では、この音は二重母音の扱いです。


> [ホ] /əːr/ も /ɚ /(r)を伸ばした長母音である。
> ??どういう音を指しているかわかりません。/əːr(斜体)/と/ɚ /は同じ意味です。

どうも /ɚ / については共通の理解が得られないようです。
/əːr/(r斜体字)というのは、あくまで英米音一括表記であり、これを読み取るには、英音と米音でそれぞれどう発音するのかを理解しなければなりません。ɚ という記号を使わないのであれば、

/əːr/(r斜体字)
→ 米 /əːr/(ここでのrは斜体字ではない)
→ 英 /əː/

と解釈することになります。そして、このうち、米 /əːr/(斜体字でない)が /ɚ/ と同じ音です。/ɚː/ は英米音の一括表記ではありません。

/ɚ / という記号が私の思う通りに理解されていないように思うので、この記号は使わないことにしましょう。「二重母音」という用語も誤解を避けるために使わずに、言葉で説明することにすると、[ロ]、[ハ]、[ホ]は以下のように言い換えられます。

[ロ] /ɑːr/ = /ɑ → r/
/ɑːr/ は /ɑ/ から徐々に /r/ に向かっていく音である。

[ハ] /əːr/ ≠ /ə → r/
/əːr/ は /ə/ から徐々に /r/ に向かっていく音ではない。

[ホ] /əːr/ = /rː/
/r/ を長く伸ばした音である。

> そのタイミングが早ければ最初から/r/の構えをほとんど取りつつ/əː/を開始する人もいます。

これです、これ!!!!!
私が、/ɚː/ という記号で説明しようとしていた人は、まさにこの音です!!!!
この ə の右肩の hook は、実は r を表していて、r-coloured の音を表しているのです。r の色というのはどういうことかと言うと、ə を発音したあとに r を付ける(あるいは、らうんどさんが説明されているように ə を発音しながら徐々に r の音が加わる)ことを表すのではなく、ə を発音している間ずっと、この音に r 色の濁りがあるということを表すのです。日本語の記号でいえば濁点のようなものです。ひらがなだと母音がくっついてしまうので、ローマ字に濁点を付けるとすると、「s」 に対して 「s゙」(=z)という文字があったとしたら、s を発音してから徐々に z の音に変わるのではなくて、s を発音している間ずっと、有声音という濁りがかかるということを表していますよね?
hook はそういうような「濁り」を表すものです。フランス語をご存知でしたら、鼻母音の上に付ける「〜」(鼻母音化の記号)と同じようなものだと理解してくださればOKです。


> 聞こえには大きな差がありませんが、それでもあくまでも/əː/と/r/を最初から混ぜて同時に出すという説明はしたくないと考えています。

やっと、通じた上での回答が得られたようです。
最初から r の音を出すという説明はしたくないとのことでしたので、この件は承知しました。

ただ、多くの本では、/əː/と/r/を最初から混ぜて同時に出すという記述をしており、それ以外の記述をしている本を私は見たことがありません。
そのくらい、/əː/と/r/を最初から混ぜて同時に出すという説明は一般的であることは指摘しておき、終わりにしたいと思います。



まずは辞書ですが、/əːr/ や /ər/ の表記を採用している『ジーニアス英和辞典』でも以下のように明記しています。

「米音における/ə(r)/と/əː(r)/(または/əːr/)は、/ə+r/ /əː+r/ という2つの音の連続ではなく、実際にはそれぞれ /ɚ/ /ɚː/ という1つの母音として発音される(/ɚ/ の記号は「かぎ付きのシュワー(hooked schwa)と呼ばれる)。
母音の/ɚ/ /ɚː/ は、いわば子音の /r/ を長めに発音した音(すなわち音節主音的な /r/ )であり、これら3つの音の音質は、実質的に同じであると考えてよい。」
(http://support.casio.jp/pdf/016/jisyo.pdf p.34)


また、英語音声学者の牧野武彦准教授は、「英語辞書の発音表記を評価するための枠組み ―Wellsの「標準語彙セット」を拡張する―」のなかで、以下のように書いています。

「BIRD, lettERが…(略)… /ɚ/ に変わり、二重母音であるという誤解を招く心配がなくなった」
「BIRD, lettER は…(略)… / ɜr, ər/ という表記で、 二重母音であると誤解する恐れあり」
(http://www.scribd.com/mackinawT)

徐々に音が変わるのではなく、最初から r の音を伸ばすという点が重要であると考えているからだと思われます。

手島良著『スラすら・読み書き・英単語』でも、やはり r の音を伸ばすという説明です。

(berg, fern, gern の er という綴りが表す音についての説明のなかで)
「er は、舌の先でのどの奥のほうを触ろうとする r の発音を長く伸ばしたもの、と思えばよい。」

日本だけではなく、海外でも徐々に音色が変わる音ではないことを強調する点は同じようです。
Peter Avery, Susan Ehrlich 著『Teaching American English Pronunciation』には、her の母音を /ər/ と表記しているのですが、以下の説明があります。

“Although we are using two symbols to represent this sound, it is really a single sound and should be taught as such. This vowel sound can be described as an r-coloured mid central vowel. In other words, it has characteristics of both the schwa (/ə/, as in machine) and the /r/ sound. It is like the schwa in that it is a mid central vowel and like the /r/ in that the tongue curls back slightly.”
>>[133]

ɚ が英米音の一括表記だというのは勘違いのはずです。
あくまで、r の音色を含む母音を表しているのであって、「英音で、この箇所のRは(あとに母音がおいかけない限り)発音されない」ことを意味してはいません。
もちろん、米音と英音との対応関係から(これは一対一の対応関係にありますので)、そのように類推することは可能ですが、英米音の一括表記ではありません。

以下をご覧ください。
https://en.wikipedia.org/wiki/R-colored_vowel
この記号は米音式のrhoticの音しか読み取っておらず、英音式のnon-rhoticの音としては読み取っていmせん。
追記

斎藤純男著『日本語音声学入門』(三省堂)、p.82からの抜粋です。この本はIPAの各記号の発音方法について説明したものですが、IPA chart の diacritics のなかにある rhoticity を表す記号の解説部分です。

---
r音化
母音の調音の際に舌尖が上にそりかえったり、舌がもり上がったりすると咽頭にせばめが生じ、独特のr音のような音色がつけ加わる。このような調音を母音のr音化という。補助記号 [ ˞ ] をつけて表す。
米 curve [kə˞ːv] (曲がる)
far [fɑ˞] (遠い)
花儿 [χuɑ˞] (花)
---

以下も参考になるかと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/R%E9%9F%B3%E6%80%A7
「R音性母音(アールおんせいぼいん)とは、r音のような音色を備えた母音のことをいう」
「国際音声記号ではr音性を表す補助記号[ ˞ ]が用意されており、母音字母の右側に密着して付けられる」
「イギリス英語にR音性母音はなく、後に母音が続いたときにR音が挿入される」

つまり、[ ˞ ] はR音性を表す記号なわけです。しかし、イギリス英語にR音性はありません(non-rhotic)から、当然この記号を使って表記することはないのです。


辞書で使うために体系化された発音記号と違い、IPAそのものは、どこの訛りなのかによって発音の方法が変わってしまうような不安定な記号は用意していません。あくまで、客観的にヒトが発した音を記号で表記しているので、音が違えば記号は異なりますし、音が違う2つのものを1つの記号で一括表記できるようにはできていないはずです。

辞書で確認するには以下が分かりやすいかと思います。
http://dictionary.cambridge.org/dictionary/british/fur_1?q=fur
ə ではなく、ɜ を使っているので戸惑われるかもしれませんが、表している音は同じです。
よって、R音性を表す補助記号がついた場合も同じように、ɝ = ɚ と考え、読み替えてください。

米音は /fɝː/ と表記されています。R音性を表す補助記号がちゃんとついていますね。これを、「米音では発音されるが、英音では母音が後続しないかぎり発音されない」と解釈してしまうと、米音の欄なのに米音と英音の一括表記をしているという不思議なことになってしまいます。

一方、英音は /fɜːr/(rは右肩)と表記されています。この「右肩に乗った小さいr」が、「母音が後続したときのみ発音するr」という意味です。まさに英音の発音を表しているわけです。

ɜ の記号がややこしければ、日本の英和辞書で確認すれば良いまでのことです。
http://www.kenkyusha.co.jp/modules/08_luminous/
上記のルミナス英和辞典では、 /米音 | 英音/ という順に表記しています。
fur を引いてみてください。
/fɚː | fəː/
と表記されていますよね?(強勢記号は省きました)
つまり、ɚ はあくまで rhotic accent の音を表しているのであり、rhotic である米音と、non-rhotic である英音の両方の音を表しているわけではないのです。

一括表記ではないことがお分かりいただけましたでしょうか?
>>[131]

> なおご紹介いただいた英米式両方の発音サンプルが聞けるオンライン辞書は貴重なので、リンクとしての紹介に追加させていただこうと思います。ありがとうございました。

OALDのことですか?
いえいえ。どうぞご活用ください。

この辞書の米音表記では hot の o と、father の a の音を区別せず、同じ音素として表記しています。
最近の米音の発音を忠実に表記しているんでしょうね。
ジーニアス英和辞典も、最新版では、この2つの音素を1つの音素としてまとめているようです。

ちなみに、上記にあげた『日本人のための英語音声学レッスン』、『スラすら・読み書き・英単語』も同様です。
> 「音声認識システムによる発音評価」

そんなものがあるんですか?なんだか面白そうですね。
使ってみたいです!

どのくらいの精度なんでしょう。
iPhoneの音声認識を使ったら、どうも発音をしっかり認識しているようではなく、いまいちかなぁと思ってしまったので、気になります。
どうやらiPhoneの場合は前後の文脈によって単語を区別しているようなんですよね。そちらのほうが人間の理解の仕方に近いのでしょうが。
>>[137]

 どうも解釈が平行線になってしまっているようですが、上記URLでもやはり例として出されている単語はすべて
米式:əːr
英式:əː
の対応をなしており、米式発音だけを表記するなら/ɚ/の記号は不要なわけです。əːrやərで済むわけです。

先の名称の定義にあるとおり、

>rhoticな音 (=文字のRが発音に現れる音)

(of an English accent) Pronouncing the letter r wherever it appears, as in bar (/bɑːɹ/) and bard or barred (/bɑːɹd/).

 この記号で表される発音は常に米式ならRの発音あり、英式ならなしですからこの記号を見ただけで英米両方の発音を知ることができ、rを斜字体にする必要もなく、英米併記する必要もないわけです。すなわち英米一括表記になっているわけです。もしそうでないなら、併記する場合も

米式:ɚ、ɚː
英式:ə、əː

 と書かなければならなくなります。それがɚの記号1つで英米併記の必要がなくなるわけです。

 またこの発音の要領については、辞書、学者によって解説のアプローチは様々かと思います。最初から r の位置に舌を構えた状態を作ってからəːを出す(それでもこの音になりますが)という発音方法だけではないので、私はその説明をしないわけです。

>/əːr/ は /ə/ から徐々に /r/ に向かっていく音ではない。

 「ではない」のではなく、その発音要領もあるわけです。「rの位置に舌を構えてからəːを言う」要領もまた存在します。いずれか一方だけが正しいのではないと思います。

 ポイントは学習者が「その音を出せる」かどうかにあります。

 以前、ビリヤードの解説書を書いたことがあるのですが、「こうするんですよ」と説明されると人は決して厳密にそれを行いません。「そうしよう」とするとちょっと違うことを行うんです。よいコーチは「言葉の説明と実際の選手の動き」の差を踏まえて「見越した指導」をします。

 /əːr/にしても、とりあえずəː を出し始めていいんです。そして r を「添える」つもりでいれば、əː の発音の中で舌先が持ち上がり結果的に本来出すべき音になっているわけです。

 むしろəːを出してから連続的に r を出すことの方が、「やろうと思ってもできない」のです。あえて器用にそれをするとしたら、əːの音を出し終えたまさにその瞬間だけ、舌先を「ひょい」と持ち上げるようなことをしなければなりません。

>徐々に音が変わるのではなく、最初から r の音を伸ばすという点が重要であると考えているからだと思われます。

 とすると「r」はもはや半母音ではなく「母音」になります。そして発音表記も「brrd」が正しいことになってしまいます。「そういう気持ちで」というのは構いません。先に述べた「実際はそうでないが、そうしようとすると目的の行動が取れる」という見越しの指導としては成り立つでしょう。







>“Although we are using two symbols to represent this sound, it is really a single sound and should be taught as such. This vowel sound can be described as an r-coloured mid central vowel. In other words, it has characteristics of both the schwa (/ə/, as in machine) and the /r/ sound. It is like the schwa in that it is a mid central vowel and like the /r/ in that the tongue curls back slightly.”

 この解釈も、「1つの音」なのではなく、むしろ「a single [set of] sound 」がより適切でしょう。
 恐らくは「あいまい母音を出し終わって、舌をひょいと上げるんじゃないよ」を強調しているのでしょうが、「あいまい母音でスタートし、すぐに舌先が持ち上がる」発音は間違っていないからです。

 最初から最後までピンク色でもいいけれど、まず白い色が一瞬見えて、それがさっと赤みを帯びるように変化する。そういう舌の動きが、bird , world, girl, などに観察されます。

 二重母音や三重母音は音の連続、舌の位置などの変化、動きがあります。つまり「1つの同じ音」を一定時間発しても二重や三重にはなりません。「あ+い」ではなく「あぃ」の要領で一拍、前の母音がメインで、その音を(まず出した直後)に、通常の単独短母音の「い」とは違う「ぃ」が添えられるのが二重母音的発音です。
 「あぃ」は「あ」に「い」を混ぜるわけでなく、/ou/も /o/に/u/を混ぜた中間の音ではありません。そういう2種類の音がブレンドされた母音として/œ/なんかがありますが、ɚ をその一種とするべきか、といえばやはり違う。1種類の同じ音質を終始保っているわけではないからです。

 ですからərも、əの右肩に小さな r を添えて書いてもいいわけです。その意味にɚが用いられてます。二重母音の/ai/ , /ei/ などで辞書によっては、うしろの i を前の母音の右肩に小さく乗せているものもあり、これなど「二重母音らしさ」を視覚的に理解させようとする工夫ですね。

 なお、色々思索をめぐらして「ɚ」が「ər」という書き方と確かに区別されるべき例が浮かびました。
 それは arise [ əráiz ] のように r が前の曖昧母音に属さず、あとの音節の最初の音である場合です。これは [ ɚaiz ] とは書けません。なぜなら
1、イギリス英語においても常に r が発音される。ɚによる一括表記が利かない。
2、r音の属する音節が違う。
3、第1音節の曖昧母音を発音し始めるとき、すでに舌がRの音を出す位置に構えれていることがない。

 このように「字面」だけ見れば「ər」であってもその箇所の発音はteacherの語尾とは異なります。そう考えれば、ər よりも ɚ は、より便利で誤解をさけ、正確に音を伝えられていると言えると思います。


 振り返ってみれば「同じ音の描写」を違った表現でしているに過ぎないのだな、とは感じます。
「r音化」の例には疑問があります。

米 curve [kə˞ːv] (曲がる)
far [fɑ˞] (遠い)

curveはいいにしても far は「a」のR化母音でしょうか?私の感覚では「ɑ」の長音の後半から舌先が持ち上がるもので、「最初からRに構えて曖昧母音を出すことでも構わない」 curve と同様の記号でそれを表すのは無理があると思います。

 もし far の ar 部分の音を表すためにその記号が適切であるとすれば、逆に curve の発音の要領でも最初からR音を出してはいけなくなります。

 一貫性を考えれば r-colored とは、その母音の発音の最中に「Rの発音が同時に始まる」とした方がよいでしょう。それなら上の2つの単語はどちらも同じ追加記号で矛盾しません。
>>[140]

>> 「音声認識システムによる発音評価」

>そんなものがあるんですか?なんだか面白そうですね。
使ってみたいです!

 やってみますか?
 facebookアカウントでも入れますし、email登録もできます。
 登録初日は制限なし。2日目からは無料会員は試せる動画がたしか1日につき2つまで、だったかな?
 ですから、やるとしたら登録初日にたっぷり試すのが得策です。

http://ja.englishcentral.com/videos#!/index/all/all/trending/1
 なお今後の執筆、校正に際しては、

1、曖昧母音を出し終わってから、ひょいと舌先を上げるのではなく、母音の発音の最中にRへ移行するか
2、あるいは最初からRを発音する舌の形のままで曖昧母音を出す

 のいずれかの方法を取る、と勧めようと思います。
 長らく根気よくお付き合いいただきありがとうございます。つくづく思うのは、辞書編纂者も、音声学解説者も、「音を言葉による説明で伝えることに苦心しているのだな」ということです。それもそうですね、だって「赤い色」を言葉で説明して納得させるのが如何に困難なことか。その色を見せればすぐ分かるけれど、言葉を通じて「赤」を伝えるのは、せいぜい光の波長を数値で伝えるくらいしか正確な描写はないのですが、それで「ああ、ああいう色か」と感じる人はいません、、、、。

 紙媒体の解説が、難解になるのは「現物を示せない制約」によると思います。しかしインタラクティブ・メディアでは、音でも映像でも簡単に提供できるので、様々な学説を引用するまでもなく、要領を説明したら、あとは「音を聞いてもらう」のが一番伝わるのでしょうね。また音なしで伝えようとしてはいけないのでしょう。
Jayさんからの数々の貴重なご指摘、アドバイスを踏まえ、自分のできる範囲での再調査を行いました。その結果として、自らの認識の甘さ、間違いがあることが認められました。

サイト及び電子出版書籍の妥協ない完成度を目指し、多くの点を修正したいと思います。

問題点としては、発音の「厳密描写」をしようとすると、その分発音記号の凡例を増やすことになるため、基本的には中学生段階でも理解できる(<発音記号が読めることが初歩の段階でこそ重要なので)簡略表記を中心にしつつ、それぞれの項目の解説の中で、踏み込んだ説明を加えようかと思います。

英米の違い、また同じ米音でさえ複数の発音の許容があるなど、本来は1つの語の発音表記ですら相当複雑なところがあるので、それらを網羅しようとすると初学者は「どの発音を習えばいいか分からなくなる」恐れもあります。

特に電子書籍では音声サンプルを豊富に添付しますが、「耳で聞けばまねできる」という簡単なものではないからこそ、「音の出し方」を文章で解説しなければならないわけです。その意味からも解説表現の丁寧さ、緻密さ、正確さは重要かと思います。

音声学論文を書いているわけではなく、初学者があとあとまでスムーズに英語の習得・上達ができるための重要基礎としての発音を身につけ、加えて、日本語の発音習慣からの脱却を図り、一皮向けた上級者の発音を目指す方にその指針を提示し、すでに相当レベルの発音ができている人には、仕上げの注意点に気づいてもらうという、それぞれの目的に合致した記述をはかりたいと思います。
> この記号で表される発音は常に米式ならRの発音あり、英式ならなしですからこの記号を見ただけで英米両方の発音を知ることができ、rを斜字体にする必要もなく、英米併記する必要もないわけです。

それは、英米音が一対一で対応しているから、結果的に英音も予測できるというだけだと思います。
いわば、/ɑ/ という記号は米音しか表していないが、英音の/ɒ/(らいんどさんのサイトの表記では /ɔ/ )と一対一で対応しているため、/ɑ/ という記号だけで英音も予測できます。だからといって、米音の表記の際にしか使われていないこの記号を一括表記と言うことはできないのではないでしょうか。

/əːr/(r斜体字)の記号を使い、凡例などのなかでこれが米音と英音の一括表記であることを説明し、それぞれの音を解説している辞書はたくさんあります。

しかし、/ɚː/ の記号を使い、これで一括表記を行なっている辞書は一冊も見たことがありません。


> もしそう(一括表記)でないなら、併記する場合も
> 米式:ɚ、ɚː
> 英式:ə、əː
> と書かなければならなくなります。

まさにその通りです!!!
一括表記でないため、必ずそう書かなければなりません。だから、辞書では必ずそのように書いているのではないですか。

もし、らうんどさんの仰る通り、ɚ の記号が一括表記であるならば、/米音 ɚ | 英音 ə/ と書き分ける必要はなく、ɚ で英米音の両方を表すことができることになってしまいます。
らうんどさんは、この1つの記号で米音と英音を一括表記している辞書(あるいは本)を見たことがあるのでしょうか??

前回も載せましたが、以下の辞書で見てみてください。
http://www.kenkyusha.co.jp/modules/08_luminous/
この『ルミナス英和辞典』では、 /米音 | 英音/ という順に表記しています。
fur を引くと、
/fɚː | fəː/
と表記されています。もし、らうんどさんの仰る通り ɚ が英米音の一括表記であるとすると、これが成り立たなくなってしまいます。米音の欄に、米音と英音の一括表記をしているという奇妙なことになってしまいませんか。

『ジーニアス英和辞典』においても同じことです。この辞書では、/ə(r)/と/əː(r)/ という一括表記をしていますが、この一括表記は、米音において、/ɚ/ /ɚː/ として発音されることを表すと明記しています。

「米音における/ə(r)/と/əː(r)/(または/əːr/)は、/ə+r/ /əː+r/ という2つの音の連続ではなく、実際にはそれぞれ /ɚ/ /ɚː/ という1つの母音として発音される(/ɚ/ の記号は「かぎ付きのシュワー(hooked schwa)と呼ばれる)。」
(http://support.casio.jp/pdf/016/jisyo.pdf p.34)

これも、ɚ が英米音の一括表記であるとすると、一括表記である /əː(r)/ の米音での説明のなかで、/ɚː/ という一括表記を再び使っているという、不思議な現象が起きていることになってしまいます。
> またこの発音の要領については、辞書、学者によって解説のアプローチは様々かと思います。最初から r の位置に舌を構えた状態を作ってからəːを出す(それでもこの音になりますが)という発音方法だけではないので、私はその説明をしないわけです。

これについては、私の勉強不足だったかもしれません。
私は /əː+r/ という2つの音の連続ではなく、/ɚː/ という1つの母音として発音するという発音方法が唯一であると思っていました。そういった解説しか見たことがなかったからです。
らうんどさんの仰るような、途中から r の音を混ぜる発音(つまり、出だしにおいて r の響きがない純粋な ə が聞こえる発音)があるのであれば、そのような発音方法を説明している辞書や本をご紹介していただけませんでしょうか。


> とすると「r」はもはや半母音ではなく「母音」になります。そして発音表記も「brrd」が正しいことになってしまいます。

まったくその通りです!
だから、音声学の本にはそのように書いてあるのです。
(というより、bird の ir を半母音とみなすことはできないでしょう。これは母音です。)

「もはや半母音でなくなってしまう」「発音表記もbrrdが正しくなってしまう」とあるので、これではおかしいという思いがあるのだと思いますが、何が問題なのでしょうか。私の持っている本や辞書には、まったくこの通りに書いてあります。


竹林滋ほか著『初級英語音声学』(大修館書店)

「英語の子音」のなかの「半母音」という項目に
「/j/ は /iː/, /ɪ/ に、 /w/ は /uː/, /ʊ/ に、 /r/ は /ɚː/, /ɚ/ に、それぞれ対応する」
と説明があります。

つまり、子音として使われるときには /j/, /w/, /r/ であり、
母音として使われるときには、/iː/ /ɪ/; /uː/ /ʊ/; /ɚː/ /ɚ/ となる、ということではないでしょうか。
ですから、子音・母音で記号を書き分けなければ bird は「brrd」という発音表記で表せます。

そして発音している途中で音に変化があるものが「二重母音」でしょう。
ですから、/a/ から徐々に /ɪ/ の音に変化していく /aɪ/ は二重母音ですし、同じように /ɑ/ から徐々に /ɚ/ の音に変化していく /ɑɚ/ も二重母音とみなすのです。
しかし、/ɚː/ は、/iː/ のように同じ音をずっと伸ばすだけで途中で音が変化しないので、長母音とみなすのです。

らうんどさんの解釈とは異なり、この本では以下のように分類しています。
母音(長母音) /iː ɑː ɒː uː ɚː/
母音(二重母音) /ɪɚ ɛɚ ɑɚ ɔɚ ʊɚ/
子音(半母音) /r/
bird の発音表記も「brrd」…、いや、これではちょっと正確さに書けるかもしれませんが、少なくとも「br:d」は正しいはずです。音質が同じなのですから、r で表記しても問題ないはずです。
『ジーニアス英和辞典』には以下のように書いてあります。
「母音の/ɚ/ /ɚː/ は、いわば子音の /r/ を長めに発音した音(すなわち音節主音的な /r/ )であり、これら3つの音の音質は、実質的に同じであると考えてよい。」

ですから、この音をすべて r に統一して表記すれば以下のようになります。
ring /rɪŋ/
car /kɑr/
here /hɪr/
store /stɔr/
fire /faɪr/
bird /brːd/
これはこれで正しいはずです。しかし、これでは、子音(半母音)の r と、母音の r が区別できていないため、母音として r を使っているときのみ、r を ɚ に置き換えるわけです。すると以下のような表記が出来上がります。
ring /rɪŋ/
car /kɑɚ/
here /hɪɚ/
store /stɔɚ/
fire /faɪɚ/
bird /bɚːd/
これが『ルミナス英和辞典』や『ライトハウス英和辞典』で使われている記号です。

(繰り返しになりますが、ɚ は一括表記ではなく、rhoticでの発音を表しており、上記の発音の話はすべて米音の話です。ここで米音と英音の一括表記が出てくるとややこしい話になってしまいます)

ぜひ一度、竹林滋・斎藤弘子著『英語音声学入門』(大修館書店)などを読んでみてください。
英語の発音が体系的に理解できるはずですし、ɚ の誤解も解けるはずです。
> 二重母音や三重母音は音の連続、舌の位置などの変化、動きがあります。

そうです。
だから、/a/ から /ɪ/ の音に向かう /aɪ/ や、/ɑ/ から /r/ の音に向かう /ɑr/ は二重母音なのです。
しかし、/ɚː/ は、/ə/ と /r/ がブレンドされた /ɚ/ という一つの音を長く伸ばすので、長母音とされるわけです。

> 2種類の音がブレンドされた母音として/œ/なんかがありますが
/ɚ/ は、/ə/ を発音しながら同時に /r/ も発音されており、まさにブレンドされた音と言えるのですが、/œ/ はブレンドされた音ではありません。これはIPAの表で /œ/ と示されている一つの音であり、何もブレンドされていません。



「r音化」の curve と far の発音表記については、同感です。
far の音で、r音が出るのは最後の部分だけですので、curve の母音と同じように表記することについては違和感を覚えます。
私が申し上げているような curve の母音において最初から r を出す発音が正しいとすると、far においても最初から r を出さなければいけなくなり、成り立たなくなってしまいますね。
Wikipedia に説明がありました。
http://en.wikipedia.org/wiki/R-colored_vowel#In_English
In words such as start, many speakers have R-coloring only in the coda of the vowel, rather than as a simultaneous articulation modifying the whole duration. This can be represented in IPA by using a succession of two symbols such as[ɑɚ] or [ɑɹ], rather than the unitary symbol [ɑ˞].[5]

一種の簡素化表記ということでしょうか。

ただ、私が見ていただきたかったのは、あくまで米音の表記として ɚ が使われていることです。それと、この補助記号(hook)は、常に r の音を伴うことを示し、「英音では母音が後続しない限り、このhookがないものとして発音する」ことまで示してはいないということです。
> 長らく根気よくお付き合いいただきありがとうございます。つくづく思うのは、辞書編纂者も、音声学解説者も、「音を言葉による説明で伝えることに苦心しているのだな」ということです。

こちらこそ聞いてくださりありがとうございます。確かに難しいことですよね。

ɚ の記号について、持っている本を調べるなかで、50年前の英語教師向けの本を読んだのですが、戦争直後で、日本の英語教育がアメリカ英語になってすぐだったせいか、この記号の音が分からないという質問に対し、著者が答えるという部分がありました。しかし、説明で足りない点は、実際に聞いて補ってほしいと書いてあるのですが、FENを聞けばいなかに住んでいる人も聞けるでしょう、とあります。

それに比べ今では学習用のCDもありますし、パソコンを使えば、すぐに聞くことができます。

らうんどさんのように、個人が音声付きのサイトや、ソフトを作ることもできるわけです。
すごい時代の変化ですよね。
実際に聞いて理解してもらうことが、はるかに容易になりました。
説明を読みながらも聞きながら学んでもらうのがやはり一番かと、私も思います。


> 問題点としては、発音の「厳密描写」をしようとすると、その分発音記号の凡例を増やすことになるため、基本的には中学生段階でも理解できる(<発音記号が読めることが初歩の段階でこそ重要なので)簡略表記を中心にしつつ、それぞれの項目の解説の中で、踏み込んだ説明を加えようかと思います。

> 英米の違い、また同じ米音でさえ複数の発音の許容があるなど、本来は1つの語の発音表記ですら相当複雑なところがあるので、それらを網羅しようとすると初学者は「どの発音を習えばいいか分からなくなる」恐れもあります。

仰る通りだと思います。
その意味では、中学生向けの英語教科書で、sit の発音記号に /sit/ が使われていることなどを考慮し、『ジーニアス英和辞典』のように、あえて /I/ や /U/ を採用しないというのも一つの方法だとは思います。

私がまさに中学生のための辞書だと思っているのは三省堂の『ヴィスタ英和辞典』です。これは、ある意味、発音の「厳密描写」を一切放棄している大胆な辞書です。とにかく、中学生でも通じる発音が身に付けられるようにと意識しているのではないかと思います。
発音表記は一語につき一種類のみ(例: direction は「ディレクシュンヌ」のみ)、アメリカ英語の発音を基準としているのに non-rhotic、/I/ や /U/ を採用しない、といった具合です。
実はつい2、3年前までこの辞書と同じ発音表記を採用する英語教科書が中学校で使われていたので、その教科書で学んだ子供(私もそこに含まれるのですが)は、/ɚː/ どころか /əːr/ とも無縁の英語学習をしていたはずです。
この辞書の編者は、j は j としか読めないのにわざわざ /dʒ/ という記号を持ち出す必要はないし、yet を読むために /jet/ という発音記号を覚えたら、今度は jet(ジェット)が読めなくなるというまぎらわしいことはやめたほうがいいと主張するような人だったので、そのような編纂方針となったのかもしれません。
> やってみますか?
> facebookアカウントでも入れますし、email登録もできます。
> 登録初日は制限なし。2日目からは無料会員は試せる動画がたしか1日につき2つまで、だったかな?
> ですから、やるとしたら登録初日にたっぷり試すのが得策です。

なるほど。では、時間のあるときを見つけて、その日に登録を始めてみようと思います。

こんなサイトがあるんですね。
パソコンなどに疎い私は、そういうものには完全に遅れてしまっているので、びっくりですね。
楽しそうなサイトですし。これを作っている会社に勤めてらっしゃるんですか?
それでは、このような個人サイトではなく、英語教材制作の専門家になるわけですね。いやー、すごいですね。

私もらうんどさんみたいなHPが作ってみたくなってきました。
こういうのって難しいんですか?
ネットとワードくらいしか使えない私でもできますかね?(苦笑)
ふと、プロフィールを読ませていただいたのですが、元英語教員の方でしたか!

私は英語教員を目指しているのですが…、らうんどさんが英語教員をされていたのは存じ上げませんでした。
 /ɚ/が英米併記のためではなく、あくまでも米音を表現するための記号であることなど、随所について納得いたしました。丁寧なご説明、ありがとうございました。

 また「r」音素の扱いについては釈然としない点もあります。(半母音は子音であり母音ではないという点です。)しかしこれを母音に含めてしまう考え方も1つの説として成り立つとは思います。半母音が母音の子音化したものであるという説明は私自身、これまでも行ってきたのですが、/r/が曖昧母音の子音化という関連性については「なるほど」と思いました。すると/l/を半母音とみなすとき、それに対応する(本)母音は何とされるのでしょうか。

 これは現在執筆中の電子書籍の中で述べているのですが、「母音」というのが「音が出て行く過程で障害物がない音」である一方、u > w, i > j のような「隙間」の狭さがある程度を超えると、これも障害物の一種と感じられるため、母音が子音となる、と考えています。これは曖昧母音の調音点が舌の隆起や巻上げによって音の通過点を狭めた結果、/r/という子音になることとも一致しています。

 しかし「子音」は子音なので前の母音と一緒になっても「二重『母音』」とすることには抵抗があります。そういう捉え方、みなし方、説があることには理解できるのですが、自分としてその説を用いるかというとまだその気にはなれないのです。

 フィリピンという国は日本では想像がつかない不便さに溢れた国であり、書籍の手配は困難を極めます。せっかく良書を教えていただいても日本のように簡単には入手できないのです。ISDNが分かっても注文さえできません。取り寄せられないのです。

 私がサイトで書いていることの大半(9割以上?)は、何かをリアルタイムに参照しているのではなく、30〜40年前の記憶に基づいているものなので時に情報が古いことがあり、最近はネットでできるだけ現状を調べるようにはしています。

 さて/ɚ/についてですが、これは「自分自身が習得している音」を言葉で説明している(他の多くの音素もそうなのですが)ものです。色々な単語を様々な速度で発音してみると、確かに ɚ を同じ舌の位置のまま発音していることもありますが、やはり長母音を発音している最中、特に末尾近くでの舌の隆起を感じます。

 どこかに [er] の発音を言葉で解説しているものがないか、調べてみたのですが、さすがに今はビデオばかり。言葉で舌をどうしろというより、目で見て耳で聞けということなんでしょうね。それで、慎重に耳を傾けてみたところ、何箇所かの発音で「舌の移動」が音として観察されました。

http://www.engvid.com/improve-english-pronunciation-er-th/

2:45 doctor

http://funeasyenglish.com/new-american-english-pronunciation-lesson-20-pronouncing-sound-er-ir-ur-or-ear-in-words-were-bird-turn-learn.htm

0:15 /ɚː/ 単独の発音で末尾に舌の位置移動が観察されます

0:18 で「were, bird, turn, learn」を発音していますが、最初の3つでは/ɚː/が最初から最後まで舌が移動せず発音されているようですが、learnでは、やはり舌先の巻き上がりか全体の隆起の音が聞こえます。

 この音の「r-colored」という点についての解説はいずれも「rの音が直前の曖昧母音の長音に影響を与える」とあります。これは一種の予測同化に近い現象ですが、それが起きるタイミングとして単語全体を速く読めば読むほど「一貫して同じ形の母音が伸びる」発音が観察されるの対して、その音を説明しようとしてあえてゆっくり発音されたときは、「1つの長音」ではなく、「長母音が発音される最中に舌の位置が変化」している音が観察されます。それが上記、ビデオのそれぞれの時間に聞こえる音から確認されると思います。

 そしてそういう「ゆっくり」と発音されたときの音の出し方が本来であるはずで、それが一定以上の速度になったとき、「あとから舌を持ち上げる」のではなく「最初から持ち上がった状態」に無意識に変わっているように思います。

 これは恐らく音声を波形解析するなどすれば、/ɚ:/の最中に音の変化が読み取れるのではないかと思いますが、まだそこまでは調べていません。自分の聴感上の印象にもとづいた意見です。
r-colored vowel:
http://en.wikipedia.org/wiki/R-colored_vowel

In phonetics, an R-colored or rhotic vowel (also called a vocalic R or a rhotacized vowel) is a vowel that is modified in a way that results in a lowering in frequency of the third formant.[1] R-colored vowels can be articulated in various ways; the tip or blade of the tongue may be turned up during at least part of the articulation of the vowel (a retroflex articulation) or the back of the tongue may be bunched: in addition the vocal tract may often be constricted in the region of the epiglottis.[1] In the International Phonetic Alphabet, an R-colored vowel is indicated by a modification placed to the right of the regular symbol for the vowel. For example, the IPA symbol for schwa is ə, while the IPA symbol for an R-colored schwa is ɚ.

R-colored vowels can be articulated in various ways
「r-colored vowelの発音要領にはいくつかある」
 とありますね。


the tip or blade of the tongue may be turned up during <at least part of the articulation> of the vowel (a retroflex articulation) or the back of the tongue may be bunched

 単純に「during the articulation of the vowel」ではなく「at least」がある点も、長母音が発音される時間の「一部ないし全部」を通じて舌が「turned up」されると読めます。

 そして実際、自分自身の発音や他のビデオでの英語話者の発音に耳を傾けて見ると、「rのブレンド」の程度やタイミングが一定でないと観察できると思うわけです。



>>[152]

 音声の話とまた別の「サイトを作る」ことについてですが、これは簡単なんです。

 たとえばメモ帳を開いて白紙の状態に以下のコードをコピペします:

-------------------------この線はコピーしない
<HTML>
<head><title>一番簡単なweb page</title><head>

<body>
これでも一応、ブラウザで表示されるんです
</body>


</HTML>
----------------------------この線はコピーしない

 それから「名前をつけて保存」により「test.html」というタイトルにして保存します。ブラウザで新しいタブでも開いて、「ファイル>開く」から今保存した「test.html」を開いてみてください。

 ちゃんと表示されますでしょう?これだけの文書をインターネットのどこかのサーバにアップすれば「HP開設!」になっちゃうんですよ。

 基本は実に簡単で「開始タグ <命令>」と「終了タグ</命令>」というペアのエレメントになにかを挟んで記述するだけです。<命令>は「ここからこうしてね」の意味で、</命令>は、「ここまででもう止めてね」の意味です。

1、<HTML> と </HTML>にはさまれた範囲(つまり全部)が websiteの表示のためのコードであることを意味します。

2.<head>から</head>までは本文の表示とは関係なく、ブラウザの一番上に表示させるページタイトルを指定したり、その他の設定を記述したりします。

3、<body>から</body>までが本文です。一番シンプルな形としては上のように、ただ文字を書くだけでも「背景真っ白」で「画面左上隅から文字が表示」されます。フォント指定(大きさ、色など)もしていませんし、背景の色もつけておらず、文字の書式もなーんにも指定していなくても、デフォルトの表示となります。

 あとはこれに色々な体裁を加えるだけなんです。


例)
<font color="red" size=+1><b>
これでも一応、ブラウザで表示されるんです
</b></font>

 最初の文章をこれに差し替えますと、さっきデフォルトの黒でブラウザ規定のフォントだった文字が「太文字(bold)<b>から</b>まで」に指定され、色が「red」、大きさが標準より「+1」になって表示されます。

<center>
<font color="red" size=+1><b>
これでも一応、ブラウザで表示されるんです
</b></font>
</center>

 と全体をさらに<center></center>で挟み込むと、上の文字列がページ幅の中央に配置されます。ブラウザの幅を変えると自動的にその変更後の幅の真ん中になります。

 基本命令は

<H1></H1>
<H2></H2>
など。書式として「大見出し」、「中見出し」にする。(その見出しにどんな文字、大きさ、色、割付などをするかはデフォルトでも決められていますが、別のファイルに書式をまとめることもできます。(あとからの一括変更に対応)

<P>段落の開始 (終了タグ</P>は省略可)

<font 色指定 大きさ指定など></font>
<b></b>ボールド書体指定

など結構限られており、暗記しなくてもレファレンスを見ながらでいいんです。ホームページビルダーなど一切のタグを知らなくても一応サイトが作れるツールもありますが、そういう便利ツールを使う場合でも「手書きで基本的なコードが書ける」方が、こまかい編集の自由度があがります。

 初めてのホームページ作りは、2日あればできちゃいます。
 特に追加のソフトも必要なく、メモ帳(テキストエディタなら何でもOK)と、あとはHTMLファイルをアップさせてもらえるサーバの確保(無料で沢山あります)ですね。




 
 すみません。サンプルコードで<head>の終了タグが</head>になっていませんでした。
 それでもたぶんちゃんと表示されたでしょう。そこが普通のコンピュータプログラムと違う点で、「間違ったコード」でも暴走せず、ただそこを自動的に無視してくれるんです。
 たとえばフォントの色を変えたくて、本来は < font color="red">と書くところスペルを間違えて<font color="read">と書いてもエラーは発生せず、ただ無視された結果「フォントの色が黒のまま」となるだけなんですね。

 最初のサンプルコード、正しくは

<HTML>
<head><title>一番簡単なweb page</title></head>

<body>
これでも一応、ブラウザで表示されるんです
</body>


</HTML>

 です。
wikipediaに以下の説明がありました:

In singing

Dropping or weakening of r-colored vowels when singing has traditionally been nearly universal and a standard part of vocal training, but there are now numerous exceptions, including many Irish singers and many performers of country music; though this is not universal. In certain particular cases, a vowel + r is pronounced as two syllables instead, a non-rhotic vowel followed by a syllabic r.

 私の英語はもともと父親譲りのため、父の主な交友範囲がアメリカ西部出身者であることと、歌で発音を習ったことなどもあり、たぶんに上記の「a vowel + r is pronounced as two syllables instead, a non-rhotic vowel followed by a syllabic r」という発音要領になっているのかも知れません。
>>[157]
確かに Google Chrome 上で表示されました!これでどんどん編集して行って、最終的にサーバにアップすれば良いわけですね!
サーバというのは、http://www.ninja.co.jp/hp/ などのことですよね?

ただ、一度test.htmlで保存したあとは、メモ帳ではなくなってしまい、編集できなくなってしまいました。ちょっと勉強しなきゃですね。

ワードなどで文書を作るのと違い、地道にコツコツやらなきゃなんですね。
らうんどさんのHPのような見た目も綺麗なHPを作るのは遠い道なような気がします。今のところ、白紙か色紙に文字をベタ打ちしたページしか作れないので…。ここから、リンクを貼ったり、フォントを変えたり、発音記号を表示させたり、絵を入れたりするにはどういう記号列を打つのかというのを覚えていかなきゃいけないのですよね。
果たしてスマホも持ってない私でできるのか…。頑張ってやってみようかなぁ。
>>[159]

 一度html文書として保存すると、ダブルクリックではブラウザが立ち上がります。しかし、右クリックから「プログラムから開く」を選んでからメモ帳を指定すればいつでも編集できます。

 サーバーはインターネットに情報発信できる設定のコンピュータで、そのninjaでもOKです。要するに自分のパソコンに保存した文書は通常自分しか見られませんが、サーバのパソコンにはネットでつながっている誰でも見られるということです。

 最初は「THML入門」などをキーワードにして必要最小限のタグ(文書形式などを指定する開始・終了命令)を実際にサンプルページを作りながら覚えていけばよいと思います。その場で結果を確認できるのですぐ覚えられますよ。

 そういう知識がなくても、レンタルサーバ側で、簡単にホームページ化してくれるオンラインのソフトもたいてい用意されています。ただ、それでも簡単なコードが書けた方が、なぜそういうレイアウトになるのかが実感、納得しやすいと思います。

 私は Dreamweaverという専用ソフトを使っていますが、左半分にソースコードを、右半分にその表示結果をリアルタイムに表示させられるようになっています。探せばフリーでも、それに近いHTML入力支援のソフトがあるかも知れません。(今は何でも無料でいいものが入手できますから)
>>[160]

> 右クリックから「プログラムから開く」を選んでからメモ帳を指定すればいつでも編集できます。

そうだったんですか。すみません、基本的なことも知りませんでした。


> それでも簡単なコードが書けた方が、なぜそういうレイアウトになるのかが実感、納得しやすいと思います。

読んだサイトにも、ソフトを使うにしても先にタグを学んでおいたほうが良いと書いてありました。
これは、ちょっと勉強しなきゃですね。

時間を見つけながらやってみようと思います。
 サイトの読者の方から、サイト掲示板の方に「TOEICのリスニングで満点が取れた」との報告がありました。
 ひとえにご本人の努力のたまものではありますが、わずかでも日ごろの学習・訓練の支えとなれたことを本当にうれしく思います。

 このようなうれしい成果の報告が今後も続くように、一層コンテンツの充実を目指し、電子書籍の内容についてもしっかりと充実させていきたいと思います。
周囲の勧めによりFACEBOOKページを開設しました。

https://www.facebook.com/eigodenayamuanatanotameni

正直、何をどうやればいいのか、まだよくわかっていません、、、、。
サイトのほかになぜFACEDBOOKページがあるといいのかも、よく分からないんですけど(^^;
 いつもサイト「英語で悩むあなたのために」をご利用いただき、ありがとうございます。

 昨年末あたりに一度「異例の忙しさ」のため、第4巻の更新を一時休止させていただく旨ご報告申し上げましたが、予想に反し、その後さらに映像翻訳の仕事が増え続け、ほぼ物理的限界にまで達してきました。

 フリーの翻訳家となり、ちょうど1年になるのですが、過去1年の仕事量の推移は添付画像のとおりで、昨年末から現在に至るまでが、いかに異常な伸びになっているかをご理解いただけるかと思います。

 第4巻無料モニターの皆様には大変申し訳ありませんが、現在のところまで執筆を進められる状態にありません。

 また本掲示板でのご質問への回答や、電子書籍フィードバックで頂戴した誤植などの修正にもお時間を頂戴しております。

 あしからずご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
>>[165]、

ご活躍羨ましいです!英語教育の時間が取れなくなったのは残念ですね!グラフ数字がよく見えないのですが、ひと月あたりどのくらい翻訳されているのですか?
>>[166]

 今回の締めまでの1ヶ月あたりの作業量は、115本、放映時間合計50.25時間で、報酬は、1時間放映時間あたり155USDなので、7788.75USD(=345K PHP=925K JPY)の稼ぎでした。
 ただし今回の仕事量の集中の仕方は明らかに異例のことですから、毎月こういうふうにはいかないと思います。
 でも今年は妻の誕生日に車を買ってやれそうです(^^;
>>[167]、

50時間放映を全訳ってのはすごいですね!収益もすごいですね!

まあ、訳なんてのは自分には無理かもしれないけれど、英語でそんなに稼げるかと思うと英語を勉強する意欲が湧きました!

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