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アナタが作る物語コミュの【ファンタジー】神話夜行 8(3−3) 白い夜

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 こちらはシリーズ作品です。これだけでもわかるように書いたつもりですが、できましたら1話を読んでいただけると設定がわかりやすいかもしれません。

 神話夜行1はこちらから、このコミュ内です↓
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=73750993&comm_id=3656165

 また、全3回の話です。よろしければ、1回目からお読みください。
 1回目はこちらから、このコミュ内です↓
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=74371206&comm_id=3656165

 約7300文字。初出 09/05/08。
 ちょっと、ラブシーン(?)があります。
 R15だと思うので注意はいらないと思うのですが…。

                             夜

 酒が抜けてきていた。俊彦はまる1日飲み続けていた。
 眠ったのかどうか。それさえよく覚えていない。
 もう、他に家のどこに酒が残っているかわからない。
 料理酒も飲んでしまった。探さなければ…。それとも買いに行くのか…。

 どちらも面倒で俊彦は自分の部屋に座りこんだままだった。
 窓を開けて夜気を入れ、窓辺にひじをかけ俊彦は庭を見ていた。いや、なにも見ていなかった。

 香都子が愛し丹精をこめて手入れをしていた庭は、少しずつ荒れ始めていた。
 テッセンが盛りで、アジサイがつぼみを見せていた。もうじき春と夏の間の雨季、梅雨が来るだろう。
 今も降ればしっとりと空気が濡れ、草木の匂いが深くなる。晴れればすでに夏の臭いがする。
 湿り気を含んだ夜空には薄い雲がかかり、ぼんやりとした月が浮かんでいた。
 淡い月明かりの底で、花達が白く浮かび上がっている。

 俊彦は心の中で繰り返していた。

 なぜ、季節は過ぎて行くのだろう。香都子がいないのに…。
 なぜ、香都子がいなくなった時に、時間は歩みを止めなかったのだろう。
 なぜ、世界は喪に服さなかったのだろう。

 ぼくはどうしたらいい。いや、どうにもならない。
 どうやって落ちていったらいい。どうやって香都子に会いに行く?
 いや、なにも考えていなかった。

 心の中が荒れ狂い、なぎの海のようにおだやかになり、その両方が同時にあった。
 泣き続けた後で涙が枯れ、叫び続けた後で、声が枯れた。

 ただ、酒を手に入れなくては…。それだけははっきりしていた。

 かさりと草の音がして、白い影が夜の中で揺れた。
 また幻だ、と俊彦は思った。アルコールに浸り、何度見ただろう。
 出会った頃の香都子。妻となった香都子。母となった香都子。死の床の……。
 抱きしめる事のできない香都子の幻なら、要らない。

 香都子がいなくなるという事は、心に穴があくという事とは違う。
 体を半分持っていかれるという事だ。人生の半分を失うという事だ。その空白を埋めるものなど無い。
 圭、いやコウが消えた時、その事を思い知らされた。
 体の奥ではとっくに知っていたその空白の前で、俊彦は生きる事を捨てようとしていた。

 近づく小さな足音がして、目の前に17・8才の頃の香都子がいた。
 好きだと打ち明けあい、抱き合い、結婚すると誓った頃の香都子だった。
 白いワンピースの彼女が首を傾けて微笑んだ。
 あまりにも鮮明な彼女。手を伸ばせば触れられそうだった。
 彼女が手を伸ばした。俊彦も手を伸ばした。届かない。
 けれど、俊彦に背を向け歩き出した。ちらりと振り返り俊彦を見た。

 俊彦は窓辺に足をかけ、外に出た。裸足のまま追いかけた。丘へ向かっている、とかすかに意識した。
 同じぐらいにかすかに、幻では無いとわかっていた。多分、コウ…。気がついていないふりをした。

 時おり立ち止まり振り返り、俊彦がついて来ている事を確認し微笑み、また歩く。

 しばらくそのままふたりで歩いていった。
 木々はざわめき、夜の闇の底で、白いワンピースが浮かび、俊彦をいざなった。

 そして立ち止まり、草むらの中に座り、月明かりの下で俊彦を見て微笑んだ。
 その横に俊彦は座った。ここは…、迎えに来た男とコウが消えた場所だ。
『何度も香都子と会った場所だよ』そう言って圭を連れて来た場所だ。
 月明かりの下で、何度も香都子と俊彦が抱き合った場所だ。

 コウの細い腕が俊彦の首に回された。
 俊彦の腕がコウの腰に回され、ふたりしてゆっくりと横になった。
 口づけをする。その唇が温かかった。その温かさが俊彦の理性を奪っていった。
 これは香都子だ。香都子が戻って来た。
 ゆっくりと、唇の位置をずらし小さなキスを繰り返す。あごに。細いのどに。俊彦のしるしをつけていく。
 ワンピースの前ボタンを手探りではずし、肩をむきだしにし…。その肩にもキスを繰り返す。
 耳に聞こえるコウの呼吸が、苦しそうな吐息に変わる。

 肩から唇を下ろしていき、片手を胸の中に入れ、乳房の位置を確認した。

 手が少年の平らな胸と、小さな乳首を感じ取り、頭の一部が覚醒した。
『だめだ。目を覚ますな。そのまま狂ってしまえ。そうすれば…』

 震える両手でその体をしっかりと抱きしめ、抱き起こした。

「…すまない」

 俊彦はコウに背を向けた。見てしまったら狂ってしまうだろう。

「……」

「忘れてくれ。すまなかった。圭。いやコウ。
 でも、きみはこんなことはするべきじゃなかった」

「いいんです。俊彦さん…」

 コウが俊彦を後ろから抱きしめた。

「そのために来たんですから…」

「!?」

「奥さんに、香都子さんに、頼まれました。
 俊彦さんに会いたい。そして伝えたい事がある。
 だから、体を貸して欲しい…。

 だから、いいんです。続けてください」

 俊彦は混乱した。この若者は何を言っているのだろう? いや混乱をしていると思いたかった。彼の常識はすでに否定している。そんな事はありえない。香都子はもう死んでいる。この世のどこにもいない。でも、狂ってしまえたら、香都子に会える。
 俊彦の背中に平らなコウの胸が当たっていた。その平らな胸がかすかに俊彦の理性をつなぎとめていた。

「大人をからかうんじゃない。
 それ以上、…ひとの傷に踏み込んではいけない」

「…愛しているって言葉は違うわね。
 なんだか薄っぺらだわ。
 愛しているって、みんなが美しくて幸せな言葉だって言ってる。
 でも、違うわね」

 コウがつぶやくようにささやいた。

『何を言ってるんだ。これは、これは、香都子がかつて言った言葉だ。
 まだ結婚をしていなかった。愛を打ち明けあった、初めの頃』

 氷のような冷たい喜びを俊彦は感じ、ゆっくりと振り返った。

「…うん。…違うね。
 …だれかを好きになるのは、悲しい…な」

 昔、答えた言葉を俊彦は口にした。唇が乾き、舌がもつれた。

「ええ、俊彦さん」

 昔、香都子はそう言って微笑んだ。今、コウがそう言って微笑んだように。

「ひとりってどんな事だかわかってしまうのね。
 どんなに好きでも、わたしとあなたは別の人だわ」

 香都子が、コウが話す。

「うん。ひとつになれない。
 不思議だ。…なんできみとぼくが別人なのか、…ぼくには理解できない」

 うわごとのように俊彦も答える。香都子との記憶をたどるように。コウから目が離せない。

 かつて、俊彦と香都子はそう言って微笑み、抱きしめ合った。
 同じ感覚を共有し、こんなにもひとつだという事を確認し、幸せを感じた。
 でも、それでもひとつになれない。その事を知り悲しんだ。
 何度も見つめ合い、口づけをして、ひとつになり、悲しんだ。

「俊彦さん。
 悲しまないで。
 わたしは死ぬけど、居なくなるわけではないわ」

 病院で、死の床で、香都子はそう言って笑った。

「わたしはあなたとひとつになるのよ。
 今度こそひとつになれる」

 よく聞く話だ。心の中で生き続ける。
 それが信じられるのなら、誰も悲しまない。

「どうしたら信じてもらえるのかしら?」

 香都子は笑っていたけれど、俊彦は笑えなかった。

「わたしはなにをしたらいいのかしら?
 なにをしたらあなたは信じてくれるのかしら?」

 病院のベッドの上で、掛け布団を静かにめくり、彼女は胸のボタンをはずした。
 俊彦の頭をひきよせ、抱きしめた。俊彦の頭を母のようになぜた。
 俊彦は彼女の乳房をにぎり、ほほを寄せ、それ以上何もできなかった。
 なぜその乳房に口をつけ、そのまま食べてしまわなかったのだろう。
 そうすればひとつになれたのに。たとえそれがひと時の幻だったとしても。

「香都子…。香都子、ぼくはどうすればいい…。どうすればよかった…」

 コウが俊彦の頭を自分の胸にひきよせ、静かに横になった。

「わたしはなにをしたらいいのかしら?
 なにをしたらあなたは信じてくれるのかしら?」

 コウのささやくような声が夜の森の中に、俊彦の心の中に、こぼれて落ちていった。

 白いワンピースの前ボタンは開いたままで、コウの平らな胸と小さな乳首が見えていた。
 俊彦はその乳首に口をつけ歯をたてた。

「つッ…」 コウが小さくうめく。

 俊彦が口をはなすと乳首のキズから血がふくらんだ。小さなルビーの玉のような、その血を俊彦は舌ですくいとった。

「ふうっ…」

 コウがため息のような熱い息を吐く。
 俊彦の口の中に血の鉄サビの味が広がった。

 俊彦が震える手でコウを抱き起こした。

「ありがとう、コウ。
 もう大丈夫だ。ぼくは受け取った」

「俊彦さん?」

 何も見ていないような目で、コウは俊彦を見て微笑んだ。
 無理やりコウから視線をはずした。
 両手で草を掴み、震える声で俊彦は言った。

「もう行ってくれ。
 ぼくの中に香都子は居る。香都子からの伝言をぼくは受け取った。
 ありがとう。ぼくはもう大丈夫だ」

 一陣の風を感じ顔を上げるとコウの姿は消えていた。

 追いかけたい。一瞬思い、打ち消した。
 草を握り締める俊彦の手に涙が落ちた。

「違う。ぼくは悲しんではいない。これは嬉し涙だ。
 香都子は居る。僕の中に。
 香都子が届けてくれた。ぼくは受け取った」

 静かに俊彦は泣き続けた。泣きながら何かが自分の中から消えて行き、代わりの何かで満たされていくのを感じた。

「ぼくはもう大丈夫だ。生きて…いける」

 泣き続けた。体中の悲しみがその体から抜けていくまで泣き続けた。

 俊彦を取り囲むように立ち並んだ木々が、夜の風に揺れ、枝と枝が、葉と葉がこすれあい、優しい音色を奏でていた。
 いつのまにか、雲が消えていた。満天の星がまたたき、俊彦の悲しみを見つめていた。
 湿気を含んだ晩春の夜空には、すでに夏の気配を感じさせるあざやかな月が浮かんでる。

 俊彦の後ろ100メートルほど離れた木の影に、気を失ったコウを抱いた羽鳥が居た。
 だが、俊彦が振り返っても夜の森の闇の中に沈み、ふたりを見る事はできなかっただろう。


 気を失ったコウを抱き、夜風を切り裂き、羽鳥は家に戻った。
 ラボのベッドの上にコウを横たえ、ワンピースを脱がし裸にした。
 天井から、壁から、触手のようなものが伸びてきて、柔らかな光をコウにあてた。
 コウの髪が赤くなり、伸び、くるくるとコウにまきつき、繭(まゆ)の形になる。

「ばかやろう」

 記憶を失っても、コウの能力が消えるわけではない。
 心を探り、幻を見せる。そしてコウの優しさは簡単に相手と同調してしまう。
 俊彦の想いがコウに影響を及ぼした。俊彦が見たいと思っていた幻をコウが見せた。
 そう思えば、理屈はつく。
 先ほどの裸のコウの胸は膨らみ始めていた。
 女性化してしまうほど、コウは俊彦の願いに同調した。

「…ばかやろう」

 つぶやいて、羽鳥は部屋を出た。
 出ながら思った。

『たかが人間に、これほどコウに影響を及ぼす力があるのだろうか。
 記憶を取り戻したコウを連れ帰ってから丸1日たっていた。100キロ以上は離れていた。
 家から出て行った気配はコウではなかった。
 たかが人間に…。

 いや、いい。全ては終わった』


 台所から包丁の音がして、美香は目を覚ました。
 目が覚めてすぐに不安が襲った。
 無理に体を起こした。

「おはよう! お父さん!」

 有香が元気な声をかける。

「おはよう。有香」

 鍋に向かったまま、俊彦が答える。

「おはよう…」

 美香が小さな声で言う。俊彦が振り返った。

「おはよう、美香。…心配かけたな。父さんはもう大丈夫だ」

 俊彦は笑顔だった。美香はその笑顔にうそを感じ無かった。

「お父さん…」

 涙がぽろぽろとこぼれ落ちた。
 せきとめていた涙が一度あふれてから、美香は涙もろくなった。
 今まで溜めていた涙を全部流してしまうまで、美香はきっと何度も泣くのだろう。

「あぁ…、美香、悪かった。
 父さん、昨日ひどい事を言ったよな。許してくれ」

 俊彦が慌てたように言った。

「違うの、お父さん。うれしくて」

 有香が『よくわからない』そんな顔をしてふたりを見ていた。

「あぁ…そうか? そうなのか? そうならいいんだが…。

 それで…その…悪いんだが。父さん、主夫はやめた。父さんには無理だ。
 それに書きたいものができて、しばらくは部屋にこもる事になりそうだ」

「わぁ、お父さん! 原稿料が入ったらまたお外に食べに行こうねぇ」

 有香がうれしそうに言った。

「ごめん、有香。仕事じゃないんだ。原稿料は入らない。
 でも、ぼちぼち原稿料の入る仕事も増やしていくよ」

「ふうん」

「でね、美香。朝ごはんは美香に作ってもらいたいんだ。
 父さん、親失格だね。でも、しかたがない。父さんはこんなふうにしか生きられない」

 美香は泣きながら首を振った。

 まだ美香が由香ぐらいの頃だ。
 母が美香に手招きをして、口に指をあてて、静かにねって。
 そして、そうっと父の部屋の障子を開けて、すきまから父の背中を見せた。
 なにかを書いている父と、それを見ている母。その両方を「いいな…」美香はそう思った。

「ううん。お父さんが好きだから。なにかを書いているお父さんが好きだから…」

 こんなふうに素直に父が好きと言える自分がいるとは思わなかった。

「すまない。迷惑をかけるが、おまえ達の手を借りたい。3人でなんとかやっていこう」

 美香は涙をふいて、パンを食べた。
 今度は私が有香を手招きするんだ。そして、静かにねって、父の背中を見せるのだ。

「大丈夫よ、お父さん。私、ずうっとお母さんの手伝いをしてきたんだから。
 なんでもできるわ。お父さんより上手かもしれない。
 有香! あんたもよ。お姉ちゃんの言うことを聞いて、ちゃんと手伝ってね」

「えーーーっ!」

 玄関まで走っていって、ふたりでまだ言い合っている。

「だから、あしたは今日より早く起きてね。
 食器を洗ってから学校に行くのよ。あんたも洗うのよ」

「やだやだやだ。なんでそんな事ぉ」

「あとね。ランドセルを廊下に放り投げるのは禁止。
 自分で部屋に持って行きなさい」

「なんでーーっ!」

「お母さんはもう居ないからっ」

 走っていく足音と一緒に、ふたりの声が小さくなっていく。
 それを聞きながら俊彦は笑った。そして思う。

『違うよ美香。
 母さんは、香都子は居るよ。父さんは知っているんだ。

 香都子の事を書こうと思う。書き留めておきたい事がたくさんある。
 悲しむ事を封印していたから、思い出せなかったのだろうか。
 胸の中からあふれそうなほどに、たくさんの香都子が微笑んでいる。
 次から次と香都子の姿が浮かび、思わず笑ってしまう。

 どこまで書けるかわからない。でも、力を貸してくれるよな。美香。有香。
 それから、香都子…。見ていてくれ。

 あそこからだ。香都子と初めて会ったあの森。白いワンピースの香都子。
 あそこから書いていこう』


 はじけるようなコウの気配に羽鳥は目をさました。
 家に命じ床に丸い穴を開けさせ、直接地下のラボに向かった。
 ラボのベッドの上にコウは裸のまま起き上がっていた。
 長い赤い髪が、流れのようにラボの床に広がっていた。

 まだ眠そうな目で羽鳥を見て、聞いた。

「はあちゃん…。
 どうしてぼく、ラボに…?」

「思い出せないか?
 敵にやられただろう?」

 乱暴に足を投げ出して座りなおし、不思議そうな顔をした。
 細いその体に、けれど女らしさは見えなかった。

「あぁ…。思い出した。
 とどめをさしたと思って油断したんだ。ごめんね。もう油断しないよ。
 落ちていく時に髪が繭(まゆ)になったのを覚えてる」
 
 髪が短く、黒くなり、いつもの服装になった。
 ダメージジーンズに白いTシャツ。
 ジーンズのポケットに入れられたサイフには太い二重の鎖がつき、ベルトにつながっていた。

「はあちゃんがここに運んでくれたんだね。
 ありがとう」

「ふん。羽鳥とよべ」

 どうやらラボは余分な記憶を封印したようだ。いつまで抑えていられるかはわからない。
 だが、思い出す頃にはコウにとっては害の無いものになっているのだろう。
 羽鳥が夕べ床に投げ捨てたワンピースを、コウがうるさそうに足ですみによせて、自分のそばまで歩いて来るのを見ながら、羽鳥はそう思った。

「あぁ、すっごくお腹がすいたぁ…」

 そう言いながらラボを出て廊下を行くコウの後ろで、羽鳥はラボのドアを閉めながら家に命じた。

「消せ」

 ドアが閉まると、ワンピースは燃え上がり、残った灰も家が消した。
 明かりが消え、ベッドも消え、ラボも、次に必要になるまで眠りについた。

 …終わり

コメント(4)

 訂正がありUPし直しました。
 そのため阿並木氏さんのコメントをコピペで移動しました。

阿波木氏
 またまたコメント失礼します。
 5話と同じく、今回はバトルでなくセンチメンタルでメランコリックな物語となっておりました! 個人的にはこういう展開が好きなので良かったです。

 コウの幻覚や同調能力は他の回でも使われていましたが、女性化になる展開は予想外で驚きました。今まで隠していたのか、はたまた成長途上で新たに出現した能力なのか、個人的には非常に気になるところなので機会がありましたら、その謎も解かれるのを楽しみにしています。

 一つ質問になってしまうのですが、俊彦さんが若いコウ(この時すでに少女?)を家に連れ込んだ事に対して、中学生の美香が疑問や警戒心が無くすんなり受け入れたのには、やはり香都子さんの面影を少なからず感じていたからなのでしょうか?
阿波木氏さん
 いつもコメントをありがとうございます〜。
 
 コウの女性化についてですが…。
 元々コウはXXYなので、中性、もしくは両性具有なんです。
 3人の母から産まれたので、こういう事に。あせあせ(飛び散る汗)
 女性化は、でも俊彦の願いだったからでしょう。
 あと香都子さんの願い、と。

 美香ちゃん。
 父の「記憶喪失で、山で見つけた」って事を、一応受け入れて。
 でも、父が母を見ている事に反発して…という流れなんですが。

 ああ。阿波木氏さんはするどいかもです。

 まだ書いてないのですが、後日談があって。
 そこでちょっと謎解きっぽくなります。

 神話夜行9はこちらからです。↓
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=74429498&comm_id=3656165

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