山RADIOコミュの北の魔女”燕岳”大いなる帰還編?

へいへいおまたせ！17，8人のみんな！

さてと今夜もハイボール片手に放送しますよ。
ハイボールで思い出したけど最近ビッグマウンテンに登った際の楽しみの一つであるビール、というかアルコール全般だけど飲むと頭が痛くなるようになってきたんだよなぁ。前は結構飲み過ぎると痛くなったんだけど最近は１本でもダメ。
高山病のかるいのかな？なんて思ってたけどどうなんだろう？飲んでなきゃ全然平気なんだけどまぁあんま飲酒登山もよろしくないゼ！という事だろうか。

さて北アルプス三大急登と恐れられる燕岳、どんなもんかと登り始めたけど意外といけちゃうわけこれが。急は急なんだけど疲れきる前に休憩にもってこいのベンチが登場する仕組み。まぁはっきり言って雪山装備で重い荷物だけどそんなに大したことないかったなぁ。

そして今まで登った北アルプスの中ではグンバツにかわいこちゃん率が高いというのも疲れなかった理由だろうか！一緒に登った若い男子諸君も鼻の下を伸ばしたり股間が膨らんだりと大忙しでした（嘘）。

そんなこんなで有名な合戦小屋に到着、丁度お昼時でごったがえしてたけど目ざとく空き席を見つけランチタイム。

ここからがなかなかタフな感じ、お腹いっぱいの酔っ払いってのもあったかもしれないが結構うんざりするほど登る、登る、登る、、。目的地の燕山荘は結構遠くからでも見えてるんだけどなかなか近寄れない、この感じは涸沢ロッジににてるかなぁ。

でもそんなこんなで13：30位に予定通り燕山荘に到着、結構風が強く痛いほど冷たい。。ただ遠くに穂高連峰を望む雄大な景色は圧巻の一言、登ったばっかだけど夏にもう一回きたいなぁと既に妄想開始。

到着後ジュンジーニョ達はあったかい山小屋内へ、俺とヨッシーはこのくそ寒い中テントをたてねばならない。実は雪山でテント張るのは初めてでありまして、雪洞を見よう見まねでスコップで掘りなんとかテントを張る。この雪洞次第では命にかかわると思うと手は抜けない。ただ男二人で一気にやると意外に速くでき近所でも評判の巨大雪洞があっとゆうまに完成！いいできばいに大満足！！

そこからはテントでまったり過ごし晩ご飯は小屋にお邪魔して自炊。このなんとも言えない空気感のなかで食べるどん兵衛はいつも美味しいんだよなぁ。言葉ではなかなか言い表せれないけど満ち足りた時間。何も足さなくていいしなにも引かなくていい丁度いい時間。これを味わえる瞬間はなかなか無いけど山にくればいつでも味わえる、これだから山はやめられません。楽しい時間はあっという間に過ぎて明日は燕岳頂上で日の出を見ようと約束しテントに帰った。

夜中はかなり強風だったけど寝袋の中に入れば極上の眠りに襲われて爆睡、テント内０℃、外は-10℃。

そんなこんなでウトウトしてると外から”モジャー！モジャー！”と呼ぶ声が！！

ジュンジーニョだ！！

なにー？と返事すると日の出見に頂上行くよ！とのこと。完全に寝坊した。。
いまから準備しても結構待たせちゃうから頂上での日の出は断念しジュンニーニョ達だけで行ってくれと伝えヨッシーを叩き起こす。

外を覗くと一瞬にして顔が凍る位寒い。。ただ天気は良さそうだ！

さあ今日はどんな一日になることやら。

つづく