山RADIOコミュの白山2009　

山データ
名前：白山
標高：2702m
行程：別当出合→砂防新道→南竜ヵ馬場（登り４h）→砂防新道→別当出合（下り３h）
所感：天候が比較的安定するこの時期だけど梅雨明けが遅いせいか終始曇りか雨、霧の立ち込める山の中を歩くのはそれはそれで楽しい旅であった

今年で３年連続の白山登山、去年は室堂で婚姻届けにサインしたよなぁアットゆうまの一年でした。
今回は今までと趣を変えて南竜ヵ馬場に泊まり別山を目指す事にしていた。
去年登った時に別山の日の出は最高だ！と自然観察員のおばちゃんに聞いたのと南竜ヵ馬場周辺は本当にテレビで見るスイスのような景色でここでゆっくり楽しみたいと思ったからだ。

仕事を早々に切り上げ出発の時間までしばし仮眠。。深夜のドライブは５hはかかるからなぁ。期待と興奮であんまり寝れなくて”あんま寝れんかった！”と嫁に報告したら”いびき書いて寝とったよ！”と突っ込まれた。。

今回は白山初体験のメンバーが結構いてそのうちの二人”はなちゃん”と”としえちゃん”を乗せて集合場所へと向かう。
集合場所のぎふ大和PAにはすでに山RADIOファンの間ではおなじみのキャラ”裸の”ジュンジーニョが待っていた。ほぼ同時くらいに”知多のお調子者”カバ隊長率いる登山隊も到着しいざ出発。

AM1:00に出発し4：00前には白山の玄関口一の瀬ビジターセンターに到着。
しばしの仮眠。。zzz

雲は相変わらずどんより重く重なっているけど心は軽く、今年はどんな出会いがあるんだろうと胸が高鳴った。

こちらが登山にそなえ仮眠中でもカバ隊長はおかまいなしにテントを立てる予行練習を始めだし”テントがべたべたする”などと騒ぎながら時が過ぎて行き空がだんだん明るくなりバスの始発も迫って来たので、あわてて準備を開始！女性陣はメイクに余念がなく危うくバスに乗り遅れる所だったけどなんとか滑り込みセーーーフ。

あいにくの曇り空だけど元気よく出発だ。カバ隊長は後から来るミッキー一派を待って出発することに。

ぐんぐん登っていくと”不気味な”子供の写真と共に”いってらっしゃい”とか”水分補給は早めに！”とかの立て札がたっている、去年は無かったものだ。下の方に建築会社の名前が入ってて、どうも登山道を整備してるとこみたいでたぶん”社長の孫”だ。本来であればかわいい赤ちゃんなのだが登山道に似つかわしくない写真のため”きもい”だの”不気味”だの言われとんだ災難だ。

かなり良いペースで登り途中雨に降られたりもしたけど10：45分くらいには本日の宿、南竜ヵ馬場に到着した。今回はケビンを予約してそこに泊まる班と”地獄の咆哮”をもつ男カバ隊長率いるテント班に分かれている。ちなみにケビンは一部屋12、000円、テントは300円だ。

ケビンに到着して程なくして外は豪雨になり外にはでられない状況に！遅れてやってくるテント班の事を心配に思いながらも当然のごとく”酒盛り”が始まる。
しこたま飲んで”ハンカチ落し”や”ずいずいずっころばし”はやらずにチーーン、おやすみ〜〜。本当は雨で無かったら今日のうちに室堂まで行って今年のお札を買おうと思ってたんだけどとてもじゃないけど行ける雰囲気じゃなかったから残念。。明日にかけよう！

PM15：00をまわりなかなかテント班がこないのでこの雨で登るのを断念したのかなぁなんて思いながら夢うつつでいると窓の外から叫ぶ声が！！はっと起きるとカバ隊長とミッキーがいた！この暴風雨の中を！よくぞ頑張った！！
聞けばもうだいぶ前にはついていたけど飯場で身動きとれずご飯をたべていたらしい。そこにみんないるとのことなのでみんなで行く事に。

着くといつもの”お調子者”達が揃っていた！この豪雨の中頑張ってテントまで立ててビバーク中だ。ところがカバ隊長のテントはこの暴風でポールが折れてしまったらしくケビンに泊めてくれと言ってきた。豪雨の中テントに泊まりたくなくわざと折ったんじゃないかという疑惑がたちながらもケビン泊に変更、そしてミッキーのテントもポールが折れてよっしーと共にケビン泊に。

みんなをケビンに招き当然の事ながら”酒盛り”が再開。あーでもない、こーでもないととりとめのない会話と笑いが自然に生まれ楽しい時間が過ぎていく。外は暴風で出れないけどそんな中でも楽しめるこの仲間たちは本当に”いい仲間”だ。どんな状況であっても楽しめる”仲間”、本当に大事な存在だ。こんあ単純なことだけどなかなか普段の生活ではあらためて再認識する事があまりないよなぁ。それを気づかせてくれるだけでも白山の”姉御”に登った甲斐があるってもんだ。と毎度のことながら山の”不思議な力”によってピースフルになっていた。

楽しい時はあっという間にすぎお待ちかねの晩ご飯の時間に！各々自慢の晩ご飯を作り出した。今日のレシピは中村屋のカレーだ。たぶん下界で食べたらそこまでおいしくないんだろうけどびしゃびしゃのご飯でもおいしい！みんなのおかずをちょっとづつもらいながらパクパク。

その後は男女分かれて部屋に戻り当然の事ながら”酒盛り”が始まる。

そしてあの伝説の夜も始まる。。。

もう書きながら酔っぱらったから次回へ続く。。。