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原始仏典(ダンマパダなど)コミュの気づきを怠らないこと

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自由訳ダンマパダ 
第二章『気づきを怠らないこと』


今の瞬間に気づくことは、自分を生かすことにつながります。逆に今の瞬間に気づいていないで、ぼんやりと感情に流されるまま生きているのは死んでいるようなものです。

このことは目覚めた人の一番重要な教えであると理解してください。常に今の瞬間を大事にして、気づきを怠らない立派な修行者は、聖者の境地に達することができ言葉では表せないほどの喜びを得ます。

聖者と呼ばれる人たちは、眠っている時間以外は強い決意のもとで常に瞑想しています。聖者は常に気づいているので、概念や思考という人間を束縛するものから離れ、心に安らぎを持ち、真の自由を見出すのです。

よく努力をして、気づきを保ち、善いことをし、集中して取り組み、悪いことをせず、正しい生き方を実践する人は喜びに満たされることでしょう。

努力し、常に気づいていること、または悪いことを行わず、自分を戒めている思慮深い人は不満足という心の激流に流されることはありません。

気づきを怠っている人は、肉体的快楽や欲望などに執着します。しかし気づきがある人は正しい生き方を守るために、努力します。

怠けてはいけません。肉体的な欲望に関して、いかに喜ばしいものでも、いかに好ましいものでもそれに執着してはいけません。なぜならそれは本当の喜びではないからです。気づきを怠らない人はそのことを鋭く洞察し、真の安らかな喜びを見つけます。

気づきを怠らない人は実体験からくる智慧を得ることができます。
そしてその智慧によって諸々の問題を客観的に観察するのです。
まるで山の頂上から景色を見下ろすように。

たとえ周りの人が気づきを怠り、惰眠を貪っていたとしても、思慮深い人は気づきを怠らず、眠らずに起き努力を重ねます。駿馬が駄馬を追い越していくように、そのように努力をする人は努力しない人を追い越していきます。

神々の帝王インドラは、気づきを怠らなかったから神々の帝王になれたのです。賢い人は気づきを怠らないことを重要視します。逆に気づきを怠ることを批判します。気づきを怠ることは自分を見失うことだからです。

気づきを怠らない人は、気づきを怠ることを恐れます。なぜなら不満や執着はすぐにあなたを束縛するためにやってくるのです。気づきを怠らない人は執着や不満をどんなに些細なものでも洞察し、とらわれることなくすごします。

気づきを怠らない人は、気づきを怠ることを恐れます。そのため自分に降りかかる災難を避けることができ、すべての苦しみや迷いをなくすことができ、真の自由を得ることができるのです。


コメント(2)

なるさん、ぼくはダンマパダを読むたびにありがとうございますと言いたくなります。シンプルかつ最重要なお経です。

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