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ゲームノンポリコミュの第7回(過去ログ)

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平成15年12月25日
第7回:未来はどっちだ?!

DATちゃん(以下D):
 えーっと、ジオシティーズって半年更新がないと、本当だったら消去されるはずなんだけど…

原田先生(以下原):
 3年9ヶ月と1週間放置、か…

D:何を感慨深げにため息交じりで笑うんだろうなー、この人は。

原:うむ、何がそうさせたかはハッキリしているからな。

D:聞きましょう。

原:ネットゲームにハマってたから、これに尽きるな。

D:なんだ、タダの引きこもりじゃん。

原:そうとも言うな。

D:また開き直ったよ!先生、そんなことでいいの?

原:芳しくは無いな。まあ、先生は好きなことしかしない人だから、それでも構わないといえば構わないが。

D:まあ、それは仕方ないから良いとして、この長いブランクの間に何をしてたの?

原:あれから3つ会社を替わって、今は無職で職探しをしている最中だよ。

D:それでゲームばっかりしてたら本物の引きこもりじゃない。

原:そうだな。

D:タダでさえ危ない人なのに、ますます危ない人になってるよ!

原:うむ。今のところ職探しも5連敗しているし、本当に危ないかもしれないな。

D:まー、ろくに3Dもやらないプログラマー風情に、社会が手を差し伸べるとは思えないけどね。

原:年内には決まらんだろう。

D:寂しい年越しだなー

原:幸い、先生には一緒に年を越してくれる仲間が何人かいるから、そんなに寂しいわけでもないがね。

D:ところで、この先どうするの?

原:ん?先生は死ぬまでゲーム作りをすると決めているから、何とかしてゲーム会社に再就職して、またゲームを作るつもりだよ。

D:親御さんの泣いている姿が想像できちゃうんだけど。

原:ああ、きっと泣いているだろうね。

D:最悪だ、この人。

原:まあ、仕方ない。こればかりは変える気は毛頭ないからね。

D:なんかこうさ、ゲームノンポリらしいゲームの話題は無いの?

原:よく聞いてくれた。あるんだよ。

D:もしかして、今までの会話は全部前置き!?

原:そうとも言う。まあ、ゲームの話題をしよう。「未来はどっちだ」、ってことで、低迷が続くゲーム業界の話でも。

D:自分自身が低迷しているくせに、偉そうだよ?

原:最近、先生もなかなかアヴァンギャルドなゲームをやって無くてね。

D:アヴァンギャルドって…

原:まあ、要は定番のシステムでしか勝負が出来なくなりつつあるわけだ、この業界は。

D:そんなこと、誰でも知っているような。

原:うむ。では今後もそうなるのか?ということを考えてみたい。

D:そんなの判んないじゃん。

原:判らないから考えない、というのはいけない傾向だぞ。

D:じゃあ先生は何か考えているの?

原:先生がどうこうする、というのはもうちょっと先の話になってしまう。けれど、全体的にみて、今後どういうゲームシステムの革新が起きるのか、というのはある程度予想が付く。

D:たとえば?

原:SEGAのトレーディングカードを使ったシステムは今後も応用が利く。KONAMIのADSLを使ったネットワークにも期待が持てるな。

D:そんなの誰でも判るってば。

原:先生、前にも言ったけど、コントローラの限界があるから、この壁を越えて良いのか、という問題をクリアーするべきか否かが一つのキーになっていると思っていたんだ。けれど、この壁は越えても構わないけれど、越えないほうが良い、という結論に達したんだよ。

D:なんか保守的だね。ノンポリらしくないよ!

原:そんなことはない。実は、昔と違ってゲームプレイヤーのレベルを平均してみるとプレイアビリティが低下しているんだ。

D:んーと、下手な人が増えたってこと?

原:そう。先生は昔から言ってる言葉に「ユーザーはマニュアルを見ない」というものがあった。これは今でもそうなんだけれど、昔はプレイアビリティがそれほど低くは無かったから、多少操作が複雑でもある程度無視しても構わなかったんだ。これは世界中どこでも同じようで、だからチュートリアルをゲームの中に入れるようになったんだよ。

D:だから革新しないの?

原:そう。ここはノンポリだよ。とりあえず、操作系統において、これ以上の革新は望めるがしないというのが先生の今のところの結論。いくらでも出来るけれど、やったところでプレイヤーが付いてこれない。「慣れればいいじゃん」なんてのもアリだけれど、それはアヴァンギャルドじゃなくてオルタネイトっていうんだよ。

D:じゃあ先生。他はどうなの?

原:「風のリグレット」っていうゲームは悟りすぎて売れなかった、ということもあったからな。先生としては最近「インタラクティブであればどうでもいい」という単純な結論を出しているよ。プレイヤーが操作した結果が画面やスピーカーから即座に現れるというところさえしっかりしていれば、それなりに遊べるものが出来る。ただし、ここにも問題があるんだ。

D:どんな?

原:コンピューターにはなかなか出来ない「曖昧さ」を組み込むことなんだ。ある特定の操作をしたら、ある特定の答えしか返ってこない。これは今のゲームでは普通なんだけれど、これを多様分岐する必要が出てきていると考えればいいかな。これを実現できそうなのは…今のところPCしかない。

D:また大変なことを言い出してるなー。なんでPCだけなの?

原:記憶容量が少ないからだ。メモリもハードディスクもね。究極のゲームは人工知能の組み込みが必要になる、ということに他ならない。だから現状のPCでも無理なんだけれど、ゲームに特化した人工知能の作成は今でも行われているから、それをもっともっと拡大してやれば良い。そしてそれを確実に、安定して動かすには、今の家庭用ゲーム機には不可能なんだよ。

D:なんかどんどん話が広がってきてまとまらなくなってきてるけど、大丈夫?

原:ああ、もちろんさ。そんなこと考えている暇があったら職探しするからね。じゃ、先生はちょっとコンビニに行って履歴書を買ってくるよ。

D:うわ、なんか生々しいなぁ。
そういうことで、先生が居なくなっちゃったから、また次回!

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