ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

SKI★MAGICコミュの【コラム5】スキー板のナイショ話

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【コラム5】 スキー板のナイショ話


スキーヤーにとって一番重要な道具は「スキー板」でしょうか?

(私はブーツだと思っていますが・・・・・・)

そのナイショ話をしてみようと思います

知ってる人は知っている、

知ってるようで知らない「業界ネタ」を交えながら・・・・・・


【SKI★MAGIC】は<4つの魔法>で、みなさまのスキーの上達をお手伝い!
初心者、中級者、上級者、週末スキーヤーのための、
「目からうろこ」のスキー上達レッスンをお届けします〜
それでは、第5回目の【コラム】をお楽しみください!!


=============================

【コラム5】 スキー板のナイショ話

 ■ トップスキーヤーに憧れちゃう!
 ■ おお、もうニューモデルで滑ってる!?
 ■ よし試乗会に行こう!
 ■ 新しいスキー板が届いた! でも・・・・・・
 ■ トップ選手と同じスキー板がいい!
 ■ 黒い噂?
 ■ スキーメーカーの努力
 ■ じゃあ試乗会の板は?
 ■ すると市販の板は?

=============================


■トップスキーヤーに憧れちゃう!

 誰しも颯爽と滑る憧れのトップスキーヤーがいると思います。

 スキーを始めるきっかけになった人。

 その滑りを目標にして、トレーニングしているかもしれませんね?

 もちろん私もそうでしたし、今でも永遠のアイドル的?スキーヤーがいます。

 憧れのスキーヤーが使っているスキー板、ブーツ、ウェア、ゴーグルなどなど・・・・・・

 思い切って「同じ用具にしちゃおう!」なんてのもまたスキーの楽しみでもあります。



■おお、もうニューモデルで滑ってる!?

 日本の、世界のトップスキーヤーには、

 各スキーメーカーから早い段階から来季のニューモデルが支給されます。

 より高性能になった新しいスキー板です。

 どんどん好成績をあげていく選手たち!

 「来年のスキー板、良さそうだなー」



■よし試乗会に行こう!

 そんな我々の心を良くご存知で、

 各スキーメーカーの試乗会が日本全国あちこちのスキー場で開かれます。

 それではお目当ての来年の「X社のニューモデル」を試乗してみましょう!

 スゴイ! よく切れる! よく走る! 理想の板だ!!

 自分にピッタリの板を見つけました。

 なじみのスキーショップでさっそく予約することにしよう・・・・・・



■新しいスキー板が届いた! でも・・・・・・

 スキー場オープンのニュースが入り始める頃、

 金具もセットされた今年のニュースキーがあなたに届きます。

 さあ、これで憧れのあの人と同じスキー板ゲットです!

 もちろん滑りのイメージもバッチリあの人の滑り!

 さあ行かん! 俺の滑りを見せてやるぜっ!!

 ・・・・・・

 あれ? 俺ってそんなにウマくないのね? やっぱり―?

 ・・・・・・



■黒い噂?

 疑問に思っている人もいるかもしれません・・・・・・

 「試乗用の板は、売っている板と同じなの?」と。

 知っている人もいるかもしれません・・・・・・

 「選手用の板は、売っている板と同じなの?」かと。


 最近、特にレース用の最上級モデルの中には、

 最初から「選手用」、「選手供給モデル」というスキー板が売られるようになりました。

 しかしかつては、知る人ぞ知る、入手困難な「選手用」がいっぱいありました。

 また、「見た目は同じなのに、乗ってみると全然違う!」スキー板も存在します。


 「メタルが(市販では)入っていないのに、この板は入ってる!」とか、

 「表面の塗装が剥がれたら、違う色が見えた!」なんて〜のも。

 「メーカーはあの選手専用に違う板を造っているらしい!」という噂や、

 「試乗の板は市販の板より性能がいい!」という仲間の声・・・・・・

 などなど、スキー板にまつわる噂はたくさんあります。



■トップ選手と同じスキー板がいい!

 ここで私自身の経験談を。

 ご存知の通り、たいしたレベルの選手ではありませんでしたが、

 「選手用」の板を使うという幸運の恩恵を頂いたことがありました!


 今は無き「N社」を使用する選手だった時でした。

 ひょんなことから「テスト用の板」を、

 シーズンを通して使わせてもらうことが出来ました。


 その時の板の性能が素晴らしかった!

 同じモデルの市販品とは、明らかに性能が違うのです。

 市販モデルにはない、雪面への「食いつき」、「切れ」、「走り」、

 とても「扱いやすい」スキー板でした。

 結果、そのシーズンの成績が私にとって一番良いものになりました。

 (感謝、感謝です・・・・・・)



■スキーメーカーの努力

 各スキーメーカーが試作品を毎シーズン製作するのはあたりまえのことです。

 試作品を、いち早く契約しているトップスキーヤー、選手にテストしてもらいます。

 そして、テストのデータを基にさらに良い性能のスキー板を製作していきます。

 テストでは、様々な種目、斜面、選手に合わせたスキー板を、何種類も製作します。

 つまり、見た目は同じでも、スキー板の性能や中の構造が違う板がたくさん存在するのです。

 契約しているスキーヤーが好成績を挙げるかどうかが、

 来シーズンのスキー板の売り上げに影響してきます。

 各スキーメーカーの新商品開発は、厳しい競争の中で行われているのです。



■じゃあ試乗会の板は?

 ほとんどのメーカーは、一般スキーヤーへのPRのために「試乗会」を行ないます。

 そこでもデータの収集、販売マーケティングを行っています。

 評判、人気、乗りやすさ、消費者に受け入れられる製品を見極めるために。


 「試乗会」で我々が試用する新しい板(と思われるもの)は、

 トップ選手がテストした中から、さらに選ばれた何種類かの板を用意します。

 もちろん我々一般スキーヤーに扱いやすい性能のものが選ばれます。

 だから中には同じ製品なのに、違う特性、特徴の板があるのです。

 このように、市販モデルと違うスキー板はたくさん存在しています。



■すると市販の板は?

 テスト、試乗会で得られたデータ(評価、人気、デザイン)などを基に市販の製品が決定します。

 「乗り手のレベル」、「使う状況」、「耐久性」などを考慮して、

 「マイルド」?な「そこそこの性能」で、

 誰でも「扱いやすい」タイプの性能の板となって市販されることが多いのです。

 「試乗で乗ったこの性能の板」が欲しい!と思っても、

 それを手に入れることはほとんど無理なんです。


 ですから、楽しみにして、そして手にしたスキー板。

 「あれ? 試乗したスキー板となんか違う?」

 なんてこともありうるのですネ。

 ガッカリですが、スキー板の開発の裏にはこのような事情があるのです。


 私は現在、「R社」のスキー板を使っていますが、

 なるべく性能のいい板で、衰えていく技術をカバーしたいので、

 一応「選手限定モデル」を買いました。

 正直このメーカーの内部事情を詳しく知るわけではありませんので、

 今までの内容が当てはまるかナゾですが、

 使っている感想は、「ナカナカいいんじゃない?」てとこです(笑)

 (正直言うとかつてのN社と同じくらいですw アレは一体どんな性能だったんだ―?!)



 「いつかは私も選手用!?」

 ああ、憧れのあの選手の板・・・・・・

 はるか彼方の遠いところにあるのね・・・・・・

 さあ、技術を磨いて、トップレベルを目指しますか!?

 またーりと、楽しく滑るも良し!

 アフタースキーは誰にも負けない!

 それもいいじゃないですか!(爆笑)

 それぞれの楽しみ方に、スキーというスポーツは応えてくれます・・・・・・



それでは、今回はここまでに致します。
長くなりましたが最後までお読み頂きありがとうございます!
次回をお楽しみに〜!


                              ・・・・・・つづく


Copyright (C) 2007-2008 SKI★MAGIC, SKI TEAM☆AKI, A.S.A.J., P.S.A.J.,
All rights reserved

コメント(2)

たった今このコミュ参加完了しました。よろしくお願いします。

内容が面白そうですね。

後日また読みに来ま〜〜す!
バウアー@冬到来さま、はじめまして、よろしくお願い致します!
マイミクつながりで意外と近いようですね〜、どこかでお会いしてるのかも?
是非ゲレンデで一緒に滑りましょう!

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

SKI★MAGIC 更新情報

SKI★MAGICのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング