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生活保護者の集いコミュのタブー視するのはもうやめよう!「生理」の話をすることの重要性

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https://news.yahoo.co.jp/articles/a72c201d09681704d90f3cb2196d3afa5569216e

日本だけでなく世界中でタブーとされてきた月経。長らく公の場で話すことを避けられてきた生理には、「生理」と言う代わりのユニーク言い回しやフレーズなど、婉曲表現や”スラング”が世界中にはたくさんある。なんと、その数は5000以上にも及ぶんだとうか。

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でも、どうしてわざわざ「生理」と言わないで遠回しに表現をする必要があるのか?今回は、生理スラングから見る生理の話をすることの重要性について考えてみたいと思う。

英語の”Period”だって婉曲表現の一つ
Getty Images

International Women's Health Coalitionと生理サイクルアプリClueが2016年に、190カ国の国を対象に共同で実施し9万人以上の回答が寄せられた調査から、世界には5,000以上の生理スラングがあることが分かった。

例えば、英語圏で使われる“period”という単語さえも婉曲表現のひとつ。正式には、生理のことは英語では“menstruation”と言う。“period”には、“期間”、“周期”の意味があり、遠回しに「period」と呼んでいるに過ぎないのだ。

その他にも英語圏では、「Code Red 」(コード・レッド)、「Monthly visitor」(月間訪問者)、「Mother Nature」(母なる自然)、「Lady time」(レディー・タイム)、「Aunt」(叔母さん)、「TOM」(Time of the monthの略/ 月の時期)、「Red River / Sea 」(赤い川 / 海)などと言った表現がよく使われているそう。

英語圏以外を見てみると、スウェーデン語では、「Ligonveckan」(リゴンベリーウィーク)、ドイツ語では「Erdbeerwoche」(ストロベリーウィーク)、フィンランド語では「Hullum lechman tauti」(狂牛病)、フランス語では「La semaine Ketchup」(ケチャップウィーク)と呼ばれていたり、中国語では「例假 」(定休日)なんて表現もある。

ちなみに、日本語では「月のもの」、「女の子の日」、「ガールズデー」「あれ」、「あの日」、「月イチ」、「お客さん」、「ブルーデイ」、「血祭り」、「ペリー来航」なんて表現がこの調査で寄せられたそう。これらの表現、どれか使っている人はいる?

スラングが使われるのは月経の話=タブーだから?
Getty Images

生理は多くの人にとって、いまだに公の場で話すことに躊躇したり、不快感を感じる人がいる話題。

これらのさまざまな言葉やフレーズは、この話題にまつわるタブーの証拠と言えるのかもしれない

それまで私たち日本人や世界の人々が「生理の話を人前ですることはタブーだ」と”教育”を受けてきたことで、こうしたスラングが生まれ使用されるようになったのだろう。

実際、筆者も学年は定かではないけれど、小学生の頃に男子とは別に女子だけ図書室に呼ばれて生理の授業を受けたのはとても鮮明に覚えている。当時感じたのは「生理は”隠さなくてはいけないもの”なんだ」ということ。

前述の調査では、世界中の女性の5人に1人が、生理中であることが「バレる」ことを恐れて、仕事やプライベートでの約束を避けていることが分かったそう。

私が小学生だった何十年前に比べてより自由になったとは言え、“隠さなくてはいけないもの”と教育された子どもたちが大人になり、その固定概念を覆すのはそんなに簡単なことではないのだろう。

月経の話をする重要性
Getty Images

時代によって考え方も変わるため、そういった教育が決して間違っているとは言えないのかもしれないし、それぞれの考えを否定することはできない。また、国によっては文化的、宗教的な理由から、生理を表す婉曲的な表現を好む人も多く、それは妥当なこと。

けれど覚えておきたいのは、生理は決して恥ずかしいことではなく自然なこと。そして、生理の話をすることでたくさんの人を助けることにも繋がるということ。生理について気軽に話すことは大したことではないと思うかもしれなけれど、生理のタブーは、生理貧困や、生理管理に必要な製品へのアクセスに直接的な影響を与えるのだから。

実際、日本でもコロナ禍によって生理貧困に直面している人が増えつつあることがニュースになっている。

わざわざ自分の生理周期を会う人すべてに詳しく説明する必要はないけれど、一人でも多くの人が持続可能で快適な暮らしが送れるようになるために、できることを考えてみてはいかがだうか。

生理がいかに自然なことかを人々に示す人が増えれば、日常生活の中でより快適に生理について話すことができるようになる日もそう遠くはないのかもしれない。

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