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本当の環境問題を話し合おう!コミュの田中優を考えよう

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最近、脱原子力運動を客観的かつ正当に評価する必要があるのではないか?と痛切に感じることがあります。
「本当にこのイベントは効果があるのだろうか?」「この人が示す運動の方向性は適切なのだろうか?」などといったことです。
というのも、「脱原子力」の名のもとに、非常に効果の薄い活動で募金を募ったり動員を呼びかけたり、「脱原子力」とはまるで無関係な勧誘などが行われているように感じるからです。
こういった部分を「同じ脱原子力なんだから許してあげよう」などといった言葉で容認させられることは、これまでなかったといえるでしょうか。そういった甘えの構造が、脱原子力活動そのものの効果を減退させ、ただただそれにかかわった方々の自己満足で終わってしまう状況を生み出してはいないでしょうか。
特に、去年末に、クライメート事件によって地球温暖化人為説がIPCC関係者によるデータ偽装であることが発覚したにもかかわらず、そんな事実がなかったかのように温暖化危機を主張し続ける活動家が今だにおり、主張者の誠実度を疑う状況になっています。
そのような状況は不問に伏せるべきものなのか、コミュ参加者のみなさんと意見交換していきたいと考えます。
その第一弾として、田中優氏の活動に焦点を当ててみましょう。
このコミュにも、田中優氏の影響を少なからず受けている方はいらっしゃることと思います。ぜひとも、そのような方からのご意見を伺えればと思います。
(続きはコメント4へ)

コメント(32)

田中優さんと直接お話されたらどうでしょうか?
結構気さくな人で、きっと十分な対話をしてくれると思います。
その後、名もなき詩人で地球 さんが判断されたらと思います。
おかしいな?と思った時は、可能であれば本人とコンタクトを取って、一度じっくり話すのが一番、特に名もなき詩人で地球 さんは、そうしたほうが良いと思いますよ。っと読んでいて感じました。

なんでトピックに長文書くの?他人のことを思いやれない人なの?馬鹿なの?
携帯電話で読む人間のことをちょっとは考えろや



そもそも、脱原発って時点で評価できない。
1 ゆきーにゃさんへ
>田中優さんと直接お話されたらどうでしょうか?
結構気さくな人で、きっと十分な対話をしてくれると思います。

なるほど。それはおっしゃるとおりですね。
田中氏のブログなどに、公開を前提として質問してみることにしましょう。
ところで、私は前に田中氏の講演会で質問したことがあります。その時の印象は、「ちょっと苦しげな回答だな〜〜」というものです。質疑内容を保存してありますのでご覧ください。↓

『それは、もともとから0.03%300ppmしかもともとなかった。それが今、どんどん増えてきちゃって、その増えてきちゃっている分だけ増えます。300ppmがいまたしか470ppmでしたっけ。まあどんどん増えてきちゃっているので、それは温室効果でいうと、もともと300ppmしかないけど、それが500に増えたら1.7倍とかになっちゃうわけで、』
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=20307507&comm_id=1536428

ちなみにこの回答は、地球温暖化が進行しているかのように印象付けたい時によく使われる手法です。大気全体の情報(%)からCO2のみの情報(ppm)に変更することで、聞く側の印象が変わることを意図したものです。
マスメディアの報道でもこの手の印象操作はよく使われます。
私の地元のテレビでは、「観測史上7番目の暖かさ」と、今年の冬を表現しました。しかし、見方を変えると、「21世紀に入って3番目に寒い冬」なのです。基準をどこに置くかで物事の印象はいかようにも変えることが出来ます。


>その後、名もなき詩人で地球 さんが判断されたらと思います。

それは少し違うと思います。
正直、「地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか」の記述はかなりおかしいと感じています。
問題は、私がおかしいと思うことを、おかしいと思わない方が大勢いるようだ、それも、環境問題に熱心な方に多く見られるようだ、ということです。
私がおかしいと判断したからそれで良いというわけでなく、おかしい部分をみなさんにも共有していただく、必要とあらば田中氏にも修正していただく必要があると考えるからこそ、このトピックを立ち上げたわけです。
そのような環境活動内部において、自らの活動を公正に評価できる体制・システムがあってこそ、健全な活動であるといえ、他の方々にも広めていく価値があるのではないでしょうか。
その好例として、てんつくまんの「豪快な号外」があります。
あれを人から最初に見せられた時、余りの事実無根に驚きを隠せませんでした。そして、ミクシーを通じても皆さんにそのことをお伝えしました。↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=21550403&comm_id=1536428

しかし、それによって返ってくる答えは、「いいことなのだから細かい部分には目をつぶろう」というものが大半でした。
しかし、今、もう一度考えてみてどうなんでしょう?

環境団体が熱心に、誤った地球温暖化の情報を配布した。
    ↓
環境団体の主張はすべてが信実とは言いがたい。

↑このような判断になるとは思いませんか?
本当に心から地球環境を危惧し、市民の意識を改善していきたいと考えるのならば、「いいことだから許される」といった甘えは禁物なのではないでしょうか。


>おかしいな?と思った時は、可能であれば本人とコンタクトを取って、一度じっくり話すのが一番、特に名もなき詩人で地球 さんは、そうしたほうが良いと思いますよ。っと読んでいて感じました。

たしかにそうですね。とりあえずはブログで当たってみますが、他に何か、コンタクトをとるにあたりよい方法があればご教授ください。

(トップからの続き)
ウィキペディアには『反原発の立場で活動を続ける文筆家』とあります。↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E5%84%AA

しかし、これは非常にあいまいな表現ではないかと、私には思えます。
私は、「反原発の立場で活動を続ける」八百屋さんや飲み屋さんを知っています。
ディーコン 俺は反原発だ〜〜!」と態度表明をすれば、この表現には該当するわけです。
私が思うに、その人となりを「脱原子力の活動家」として評価する場合には、その人がそのために何を実践し、どのような道筋を示すことが出来るか、という点が非常に重要ではないかと考えます。
配信映像で田中氏は、「六ヶ所問題の情報を広めることが最も効果のある運動である」と述べています。↓



現在、六ヶ所問題は、情報伝達として飽和状態に達しているように思います。
情報はある程度知れ渡りました。ところが、工場は現在トラブルが深刻化し運転再開すら非常に困難な状況であるのもかかわらず、いっこうに工場停止・閉鎖ということにななりません。
自民党から民主党に政権交代したにもかかわらず、状況はなんら進展していないのです。
このような状況を考えると、情報を広めていることだけで「脱原子力の活動家」として評価するには不十分な状況であるように思います。
別の言い方をすれば、情報を広めるだけであるならば、私とてそれなりの努力はしているわけです。それは率直に言って「誰でも出来る」ことなのであり、それだけで「脱原子力の活動家」とするには、ハードルが低すぎるように思います。
今の状況はむしろ「その次」を示す時ではないでしょうか。「その次」を明確に示せない、あるいは誤った方向を示していては、「脱原子力の活動家」といえない。明確で正しい方向性を示せるか否かに、その人の真価が問われるのだと、私は考えます。


さて、田中氏は2007年に「地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか」という著書を出版しましたが、その主張の大部分はアル・ゴア氏の「不都合な真実」の焼き写しとなっています。↓
http://tanakayu.blogspot.com/2007/05/blog-post_27.html

おりしも2007年は、映画「不都合な真実」に科学的な誤りがあると英裁判所の判決があった年であり、人為説に対する疑義は徐々に広まりつつある状況でした。↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=23895854&comm_id=2499291
地球温暖化のエセ科学
http://tanakanews.com/070220warming.htm

田中氏がそのような状況を知らないとは考えられず、むしろ、そのような状況だからこそ、疑惑の声を封じる意図を持って書かれた本であるように、私には感じられます。
(続く)
(続き)
クライメート事件によって地球温暖化人為説がでたらめであることが明らかとなった現在、この著書は田中氏の環境認識に誤りがあったことを示す明確な証拠となっています。
ところが、自身のブログで誤りに対する説明がなされたという様子もなく、他者から問題視されることなく田中氏はこれまでどおり活動を続けているようです。
もしも、講演会などで、地球温暖化に関する説明などを聞く機会がありましたら、田中氏がどのような説明をしたのか、どなたか情報提供していただければと思います。

私が考えるに、田中氏が地球温暖化に関する認識の誤りを不問に付されている背景には、「脱原子力の活動家」という表看板が強く影響しているためではないかと考えます。
この考えに対するご意見もお聞かせください。

また、著書で田中氏が強く主張していることは、「自然エネルギーの推進」です。↓
ペン 確認埋蔵量から見て、石油はもう残っていません。ウランは現在確認されている量では70年程度しかもちません。天燃ガスはメタン・ハイドレートを除くと 60年分程度ですからもう残っていません。石炭は227年分と多くの埋蔵量がありますが、二酸化炭素排出量は石油の3割増しなので、これを使い続けたら地球温暖化で滅びてしまいます。日本政府は原子力と核燃サイクルの実現でウランを再利用すると言っていますが、肝心の高速増殖炉がうまくいっていません。そして、それが実現できたとしてもウランの使用期限は2割程度しか延びないといわれています。  
そうやって考えると、将来のエネルギーは自然エネルギーしか残らないんです。たった100年後のことを考えてもそうなるのですから、それ以外の発電方法は自然エネルギーが定着するまでの繋ぎ役でしかありえません。自然エネルギーは「可能性」ではなく、「必然」 なんです。』

しかしながら、火力であれ原子力であれ、発電施設がだぶついている現在の日本においては、たとえ「自然」であってもこれ以上の施設は必要ないと、私は考えます。
田中氏の自然エネルギー推進は、情報伝達の「その次」として正しい道筋と言えるでしょうか。皆さんのご意見をお聞かせください。
2 Yoshitaka@火東ヘ50bさんへ
>なんでトピックに長文書くの?他人のことを思いやれない人なの?馬鹿なの?
携帯電話で読む人間のことをちょっとは考えろや

アドバイスに従って修正させていただきました。ありがとうございます。
ただし、私がうかつだったことは認めますが、「あなたより馬鹿である」という点に関しては、明確な根拠をお示し願いたいと思います。


>そもそも、脱原発って時点で評価できない。

私には、原子力を推進する方々も、かなり愚かな人々だな〜〜、と思えてしまいます。お気づきではないようですが。
>ただし、私がうかつだったことは認めますが、「あなたより馬鹿である」という点に関しては、明確な根拠をお示し願いたいと思います。

複数回同様の指摘を行ったにも全く実行する素振りを見せないから、「人の事を思いやれない人間」なのか「馬鹿」なのかどちらなのかだと推測しました。それだけのことです。

>私には、原子力を推進する方々も、かなり愚かな人々だな〜〜、と思えてしまいます。お気づきではないようですが。

あなたがそう思ってるのはわかっていますが、私は、
「脱原発を主張する人はエネルギー供給について説明責任を果たしていない」
という意味で評価出来ません。どうやっても、原発なしに化石燃料への依存を減らしつつ十分なエネルギー供給は不可能です。かといって、エネルギー需要を減らす具体的手段を示しているわけでもありません。「脱原発」を実行するための具体的かつ現実的な手法について全く述べられていません。
田中優氏に直接連絡する手立てがありませんでしたので、未来バンクHPにあったメールに質問してみました。

質問文は以下の通りです。



はじめまして。私は、未来バンク事業組合理事長である田中優氏の著書「地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか」に大きな疑問を感じ、インターネットを通じてさまざまな方と意見交換をしてまいったものです。
このたび、田中優氏に直接質問するべきとのご意見をいただきましたが、コンタクトの伝手がございませんでしたので、やむを得ずそちらに連絡した所存です。このメール内容を田中優氏にお取次ぎくだされば幸いです。
また、未来バンクの事業内容についてもいくつか質問がありますので、それについてもお答えいただければと思います。
なお、私の質問はすべて、公開の形で他の方々にもお伝えするつもりでおりますので、あらかじめご了承ください。公開の場は、mixiコミュニティ「本当の環境問題を話し合おう!」におけるトピック「田中優を考えよう」です。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=49904756&comm_id=2499291
私のmixiでのニックネームは「名もなき詩人で地球」です。
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=5975583
便宜上、田中優氏に直接質問をする形で質問文を作成しました。


「地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか」についての質問

1、現在、IPCCの主要研究者のメール流出により、地球温暖化人為説がデータ操作による偽装行為であったことが発覚し、アメリカなどでは大きなスキャンダルになっています。(クライメート事件)
参考↓
http://www.tanakanews.com/091202warming.htm
この状況は、著書で『地球温暖化問題は「やっぱり本当のことだった」と気づいた時点で対策をしても遅すぎる。以下に詳しく述べるように、もうそのときは手遅れになっているだろう。』と述べている事態は起こらないことを示していると、私は考えますが、それについて現在いかにお考えですか。


2、著書ではIPCCを、『特定の組織や国家から活動貸金を受け取って調査するというような団体ではないですから、非常に中立性が高く、信頼性が極めて高いと認められているのです。』と評価していますが、現状に照らして、これは正しい評価とお考えですか。


3、著書では『カネと権力を背景とした陰謀があるとするならば、温暖化を否定する側の陰謀なのではないのでしょうか。』と述べ、地球温暖化人為説に異論を唱える研究者がすべて、個人的な利害によって見解を主張しているかのような記述があります。
しかし、槌田敦氏や広瀬隆氏など古くから脱原子力問題にかかわってきた研究者からも懐疑の声が上がっていることは、あなたも十分ご存知のことではないのでしょうか。そういった方々も、陰謀によって懐疑論を述べているとあなたはお考えですか。


4、著書では『世界が考えている「地球温暖化の脅威」がもし間違っていたとしたら、あとで関係者が責任をとるなりすれば足りるでしょう。』とあります。地球の平均気温はここ10年来やや下降気味であり「脅威」が起こる可能性は全くないといえます。しかしながら、それらの状況を全く無視して、地球温暖化対策と称して膨大な税金が政府によって使われようとしています。
このようなことを考えれば「関係者が責任をとる」事態は既に生じているとはいえないでしょうか。


5、著書では『(石油枯渇が)2010年頃。今2007年ですから、あと3年ですね。あと3年するとピークオイルを迎えてしまって、それから先は大変なことになっていくということです。』とありますが、2010年の現在、どこからも石油が採れなくなったという話しは聞こえてきません。逆に、ピークオイル説は完全な間違いだという説もあります。
あなたの予測が当たらなかったわけですが、これについて説明をお願いします。
(続く)
(続き)
6、著書には『確認埋蔵量から見て、石油はもう残っていません。ウランは現在確認されている量では70年程度しかもちません。天燃ガスはメタン・ハイドレートを除くと60年分程度ですからもう残っていません。石炭は227年分と多くの埋蔵量がありますが、二酸化炭素排出量は石油の3割増しなので、これを使い続けたら地球温暖化で滅びてしまいます。日本政府は原子力と核燃サイクルの実現でウランを再利用すると言っていますが、肝心の高速増殖炉がうまくいっていません。そして、それが実現できたとしてもウランの使用期限は2割程度しか延びないといわれています。  
そうやって考えると、将来のエネルギーは自然エネルギーしか残らないんです。たった100年後のことを考えてもそうなるのですから、それ以外の発電方法は自然エネルギーが定着するまでの繋ぎ役でしかありえません。自然エネルギーは「可能性」ではなく、「必然」 なんです。』とあります。
しかし、これは自然エネルギー以外に関してやや厳しすぎる評価になっていないでしょうか。
また、地球温暖化人為説が捏造である以上、二酸化炭素排出量のみで石炭発電を否定するのは根拠として不十分ではないかと思われますが、それについてはいかがお考えですか。


7、著書では風力発電のバードストライク対策として『鳥が飛んでくる時期は、だいたい1年の中の1週間なんです。その間だけ止めておけばいいですよね。』と述べていますが、「鳥が飛んでくる時期が1年の中の1週間」という部分の根拠資料は何かお持ちでしょうか。


次に、著書「地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか」以外でお聞きしたいことがあります。

1、下記の映像では、六ヶ所再処理工場を停止させるためには『我々のすべきことは、これをとにかく多くの人に知らせること』と述べています。
http://www.youtube.com/watch?v=Lt9hXuEfu7w
しかし、自民党から民主党に政権が交代し、私たちの思いが政治に組み入れてもらえるのではないか、という淡い期待も空しく、工場はいまだ運転継続を断念していません。
このことは、「多くの人に知らせる」だけでは現状は変わらないということを示してはいませんでしょうか。

2、ウィキペディアを見ますと、田中優氏は『反原発の立場で活動を続ける文筆家』となっています。その評価にふさわしい活動を、「多くの人に知らせる」以外に何かなさっていますか。ありましたら具体的に教えてください。



次に、未来バンク事業についてお聞きします。

1、未来バンクの融資内容を見るかぎり、自然エネルギーに対して偏重している印象を受けました。↓
http://homepage3.nifty.com/miraibank/
しかし、発電設備能力が必要供給量の10倍にもなる日本の現状では、自然エネルギーによる発電さえも無駄ではないかでしょうか。
現在、太陽光パネルの装着などには国からの補助金が受けられるため、この機会にあなた方の融資を利用して取り付けようとする方も多いのかもしれませんが、5年・10年といった将来を見据えた時、国の補助が継続しているという保証はどこにもなく、太陽光パネルが10年以上現在の能力を維持できるという保証も十分確立されてはいないように思います。そのように考えますと、自然エネルギーに対する融資は将来、地球全体という環境の観点から見て無駄を増やすだけのように思えてなりません。その点をいかがお考えですか。

2、未来バンク事業では、何か特別な反原発運動などを行なっている、または、反原発運動に対する融資などを行なった事例などはございますか。



以上質問します。回答に特別期限は設けませんが、回答のないことで失望なさる方もいらっしゃるでしょうから、その点にご考慮願いたいと思います。
また、回答によって、また新たな質問が生じるかもしれませんので、そのときはよろしくお願いします。

一つだけ、情報が飽和状態といわれますが、
中部地方に住んでいると、六ヶ所の問題はあまり知られていませんよ。
っと言うか、皆無関心ですがく〜(落胆した顔)
どうしてこう無関心なのか私はさっぱり理解できませんが、なので少なくとも優さんの活動は少しは役に立っていると思いますが。。。

私も原子力を推進するひとは、おろかだと思います。
10 ゆきーにゃさんへ
>一つだけ、情報が飽和状態といわれますが、
中部地方に住んでいると、六ヶ所の問題はあまり知られていませんよ。
っと言うか、皆無関心ですがく〜(落胆した顔)

もちろん、そういった状況は私も理解しているつもりです。
しかしだからといって、田中優氏が下記の映像で述べるように、「六ヶ所ラプソディ」の上映会を繰返したところで、中部地方に住んでいる方がすべて六ヶ所問題に危機感を感じるという状況になると言えるでしょうか。↓
http://www.youtube.com/watch?v=Lt9hXuEfu7w&feature=player_embedded

鎌仲監督は確か新しい映画を作りましたよね。私はそれをまだ観ていませんが、それを作ったことによって、「六ヶ所ラプソディ」と全く違う方が上映会に訪れるということになるでしょうか。どちらかといえば、「六ヶ所ラプソディ」を観たからこそ、次の映画も観てみようという気になるのではないでしょうか。
これは、環境に興味を持っている方がいっそう知識を深めることにはなるでしょうが、もともとそういった意識のない方には一向に広まらないという状況を作り出しはしませんでしょうか。
これは、その他の講演会・イベントなどにも言えることです。「情報を広める」という目的のみの活動を今後継続したところで、現状を好転させることは不可能ではないか。そういう意味で、「飽和状態」という表現をさせていただきました。


>どうしてこう無関心なのか私はさっぱり理解できませんが、なので少なくとも優さんの活動は少しは役に立っていると思いますが。。。

どちらかと言えば、私には「少しは役に立っているはずだ」という自己満足に終始してしまっているように感じます。
もしも、これから何らかのイベントを企画することがあるようでしたら、アンケート調査をしてみてください。「六ヶ所の問題を全く知らなかった」あるいは「再処理工場は安全だと思っていた」などといった感想を述べてくださる方はいったいどれくらいいるんでしょうか。


>私も原子力を推進するひとは、おろかだと思います。

あの方は、他の私のトピックで、ご自分が行政の当事者であることを明言していますので、いたずらに議論しても貴重な時間を無駄にするだけですので、ご返事は差し控えることにしました。
>>10
>私も原子力を推進するひとは、おろかだと思います。

なぜ、おろかだと思いますか?
私は現状で原子力に反対することは原子力を推進するよりもひどいことになるから、原子力を推進するべきだと述べています。
#ただし、私は行政官ではないし、原子力政策には全く関わっていません。
> 名もなき詩人で地球さん
や、六ヶ所ラプソディと鎌仲さんは私は評価します。今原発に対する運動はほとんど死に体だったですが実際にあれで動きはじめた人もいます。アクションチームには起爆剤にはなってますよ。そういう意味では田中さんを評価しはします。ただまあ、脱原発→新エネみたいな説明は足元救われやすいと言う感じはしますね。
原子力を推進する人は愚かですよ(笑)子孫に核のゴミのつけをまわす。原発交付金で箱もの行政にした結果、メンテナンス費用が出ななくなって、より危険な集中立地、プルサーマルの受け入れを選択する。ある意味シャブ中ですよね。原発震災がありえると柏崎刈羽、浜岡原発が指し示したのに、まだ原子力でもうけようとかプルトニウム燃料を制御しようとか。奴らは延々と右肩上がりのバブル経済の幻覚でも見てるんでしょう。
13 肴ちゃん☆ラブ文殊さんへ
>や、六ヶ所ラプソディと鎌仲さんは私は評価します。今原発に対する運動はほとんど死に体だったですが実際にあれで動きはじめた人もいます。

勘違いしていただきたくないのですが、私は「評価していない」とは言っていません。
実際、鎌仲さんがやったことは画期的であったと思います。
あの映画の試写会で、ある方は映画が一切再処理工場反対という主張を掲げていないことで悩んでいました。この映画を広める価値があるんだろうか?って。当時にとって、それほど斬新だったということでしょうね。
この映画の趣旨は、主義主張を控え客観的な事実のみで映像を構成することで、視聴者が他者からの押し売りでなく自分で考えることを可能にすることにあり、それまでの運動と発想が全く違うものでした。
また、映画が行き詰まっていた運動に一つの打開策を提示してくれたことも事実です。「あ。これを広めればそのまま運動になるじゃん。」といった感じ。それは非常に取り組みやすく、事前知識などなくても、誰でもやる気さえあれば参加できるものでした。

ただ、この映画は役割は大きかったものの、こればかりに頼っていられないだろう、ということです。
これまでであれば、活動を大きくする手段として先導者は「この映画を上映しなさい」と言っていればよかったわけですが、今後は違うものが要求されるのではないかということです。
(続く)
(続き)
>アクションチームには起爆剤にはなってますよ。そういう意味では田中さんを評価しはします。

確かに、岩手のほうでも講演会が行なわれたようですし、今だに活動団体の信認は厚いのだろうとは思います。
ただ、田中氏の場合は、「再処理が危険なのはわかった。じゃあ、これからどうすればよいのか?」といった時の方向性の示し方が非常に「?」ではないかということです。
私もおさらいとして田中氏の講演映像をいくつか見ているのですが、なぜか「こうすればいいんだ!」という明確なものが見当たりません。
『原子力エネルギーと別れ豊かに暮らす仕組み作り01』というのがありましたので見てみましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=mkFLvo0VHQk&feature=channel
この映像の5:53頃を見てください。講演の進行を説明している部分です。

『・運動の3つの方向性
 ・エネルギー問題は省エネと自然エネで解決できる
 ・解決するための仕組みをつくろう〜〜』
とあります。
しかし、この講演映像の最後まで追ってみたところ、残念なことに、ここからが肝心というところで映像が終了しています。それでも最後の言葉を拾ってみます↓

『口で表現することより、カネで表現した現実が実現する。未来のための貯蓄のはずが、未来をこなごなにしていく。
原子力エネルギーと別れ豊かに暮らす仕組み作り11(5:52)』
http://www.youtube.com/watch?v=1kpD9dvdqyk&feature=channel

これは「貯蓄先を考えたほうがいいよ」という主張につながることが予想され、事実上未来バンクの宣伝です。私は宣伝が必ずしも悪いことだとは思いません。しかし、「原子力エネルギーと別れ豊かに暮らす仕組み作り」という文句に誘われて最後まで映像を見たわけですから、タイトルにふさわしい結論を要求するのは、ごく当然のことと思いますし、結論が未来バンクの宣伝だと、やはり「?」の気持ちは拭えないわけです。
ただし、投稿者が何らかの都合で、『11』以降の映像配信をしなかっただけということも考えられます。しかし同様に、『11』以降に大した話題がなかった可能性もあります。

一連の映像の他の部分での田中氏の「解決策らしきもの」は、こんな感じです。↓

『今までの大本営発表みたいな馬鹿なことでずっと(原子力施設を)造ろうとしているところに、もうやめましょう、もうこれは無理でしょう、だからやめちゃいましょうよというふうに言っていけばいい、ということですね。
原子力エネルギーと別れ豊かに暮らす仕組み作り07(1:17頃)』

↑やめましょうといってもやめようとしないから私たちは困っているわけですよね。

『電力会社に管理させたことが失敗なんであって、それを企業に、そして普通の人たちに管理させたら解決可能になります。
原子力エネルギーと別れ豊かに暮らす仕組み作り09(3:14頃)』

↑それは十分わかっています。「だからどうしたらいいの?」という部分を教えてほしいのではないでしょうか。

もう一つ。『田中優さんと語り合う「おカネで世界を変える方法」』という映像が配信されています。↓




これはほとんど地球温暖化の話題です。3本映像がありますが、「おカネで世界をどうやって変えるの?」という疑問の答えらしきものは、どこにも見つけられませんでした。
というか、おそらく最後には未来バンクの宣伝になっちゃうんだろ〜な〜という気がしました。
まあ、それでもいいんです。田中氏が考える最大の解決策が「未来バンクに預金すること」であるならば、筋が通ります。
しかし、残念ながら、私にはそう思えないわけです。
(続く)
>ただまあ、脱原発 →新エネみたいな説明は足元救われやすいと言う感じはしますね。

まさにその部分ですね。未来バンクが解決策でないという理由の一つは。
原発マネーにしたくないと郵貯から未来バンクに貯金を移しても、今度は風力発電マネーになってしまうわけです。
自然エネルギーは決して脱原発の解決策にはなりえません。なぜなら、「代替発電を増やせば原発が運転できなくなる」という理屈は、的が外れていることが明らかだからです。↓
http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data1006.html
原子力を除いた日本の発電設備能力は、約2.2億kw。
年間では、
2.2億×24時間×365日=19272億kwh。
2007年の日本の発電電力量は12000億kwhだから、日本の設備能力は原子力がなくても必要の1.5倍備わっていることになります。
(以前の計算は間違っていましたので修正しました。)

原発は、設備能力や需要と全く関係なく、政府や電力会社が造りたいと思えば造る、そんなものだというわけです。
ですから、田中氏の自然エネルギーを主幹とした解決策は、地球温暖化のデタラメがはっきりした今となっては、むしろ、地球資源を無駄に使うことにもなりかねません。
そんな馬鹿な主張を、「原子力をなくすためだ」と周辺の方々に広めては、かえって脱原子力全体が疑問視されてしまうかもしれません。↓

綾小路麗華 あの人たち、地球温暖化騒ぎを真に受けて、熱心に自然エネルギーなんか推進してたらしいわよ。原子力の話だってどれだけ信じられるか・・・」

↑こんな受け止め方をされても仕方がないわけです。

ところで、脱原発運動が「自然エネルギーを!」とつなげて主張するようになったのは、やはり田中優効果が大きいからなんでしょうか?
その辺の事情をご存知ありませんか?

図1 日本の電源別発電電力量
使用データ:EDMC/エネルギー・経済統計要覧(2009年版)
図2 日本の電源別発電設備能力
使用データ:EDMC/エネルギー・経済統計要覧(2009年版)
>「「あの人たち、地球温暖化騒ぎを真に受けて、熱心に自然エネルギーなんか推進してたらしいわよ。原子力の話だってどれだけ信じられるか・・・」

だって、彼らの反原発の主張の理由の殆どはウソじゃん。
信じちゃダメです。あんな戯れ言は。



ひとつ、反原発の人に質問です。
電力需要、エネルギー需要の抜本的削減策が無く、需要が増加するという前提で、
「二酸化炭素濃度上昇」を進めない手法で、現実的なエネルギー供給手段を教えてください。



ここで、「地球温暖化ねつ造論」は不要です。地球温暖化がCO2に関わろうが、かかわるまいが、今のCO2濃度は異常で、生物多様性に問題が出るレベルに近づいています。CO2濃度のこれ以上の上昇は食い止めなければいけません。
もう一個。
民主党に何を期待してたかわからないけど、民主党のマニフェストには以下の通り原子力について「肯定的に」取り上げられています。

http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2009/txt/manifesto2009.txt
--ここから引用--
46.エネルギーの安定供給体制を確立する
【政策目的】
○国民生活の安定、経済の安定成長のため、エネルギー安定供給体制を確立する。
【具体策】
(中略)
○安全を第一として、国民の理解と信頼を得ながら、原子力利用について着実に取り組む。
--ここまで引用--

民主党政策集2009にも以下の通り。
http://www.dpj.or.jp/policy/manifesto/seisaku2009/17.html#%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E6%94%BF%E7%AD%96%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%96%B9%E9%87%9D
--ここから引用--
原子力発電所の使用済み燃料の再処理や放射性廃棄物処分は、事業が長期にわたること等から、国が技術の確立と事業の最終責任を負うこととし、安全と透明性を前提にして再処理技術の確立を図ります。
--ここまで引用--


エネルギー需要を満たすための供給体制として、原子力利用に着実に取り組む と。
まあ、私の意見とほぼ同じですな。まあ、自民党も数値目標がある以外は変わらなかったけど。
田中優氏は放射能取締のためのアクションはしてるのでしょうか。二酸化炭素より放射能汚染の方が心配です。お馬鹿な原発賛成信者君、地震で原発落ちたら原発はすぐに再起動なんかできないよ.電力バックアップは火力でしょ。原発みたいな不安定な電気を大量に生産することが二酸化炭素を増やすんです。原子力大国フランスだって化石燃料の使用減ってないわよ(笑)放射能汚染は酷いらしいけどね。

ふーん。
非常時に一時的に火力発電使うのと、ずっとアホみたいに垂れ流し続けてるのじゃ意味が違うよね。

ついでに書いておくと、自身で一部地域の原発が止まっても原発だけでまかなえるだけの設備容量があれば火力をバックアップにする必要は無いよね。


原発が二酸化炭素を増やすと主張する人に聞きたいんだけど、んじゃ、原子力発電以上に二酸化炭素排出を削減できる発電ってあるの?
太陽光も風力も、火力のフォロー無しには成り立たない電源。水力は開発余力に問題がある上に原子力以上に生態系に影響を及ぼす。地熱はあっという間に枯渇する。


柏崎はすでに7号機に続いて6号機が再起動しています。日本の原発というのは世界の原発の基準になるほど優秀な物です。変な規制で時間がかかってるだけで、本当だったらもっと早く起動できているはずです。


ついでに書いておくと、放射能汚染なんてまず起こらないし、起こったところでたいした影響がないことはすでにわかっている話です。一方で二酸化炭素濃度の問題は世界的な問題だし、時間を待ってる余裕はないほど切羽詰まった問題です。
個人的な日記で恐縮ですが、

私が他の環境運動を批判する理由
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1403772589&owner_id=5975583

というものを作成しました。
よろしければ一読ください。
これからは生物多様性が環境問題になってくる。原発なんて生物多様性から見たら共存出来ないエネルギーだってのは一目瞭然。原発エコなんて言うのは恥。
>これからは生物多様性が環境問題になってくる。原発なんて生物多様性から見たら共存出来ないエネルギーだってのは一目瞭然。原発エコなんて言うのは恥。

生物多様性の面から言うと不合格なのは、
・水力(ダム周りの生態系などに影響)
・火力(二酸化炭素排出が海洋酸性化や地球温暖化に影響)
・風力(バードストライクや低周波の影響)
・太陽光(地上に降り注ぐ太陽光を横取りすることによる地上生物への影響)
でしょう。
合格なのは、
・地熱
・原子力
です。原子力の優秀性は「発電量の割に施設の規模が小さい」ため、「周りとの環境調和が取りやすい」面にあります、同出力のほかの発電方式に比べて生物多様性への影響は小さいと言えます。また、廃棄物についても、地層処分を行うのなら生物多様性には影響しません。


上関原発と同出力の発電所を上関に作るとすれば、地熱や水力は作れないので、火力、風力、太陽光、原子力の四択になります。風力はバードストライクや低周波の影響(これは人間も動物も等しく影響を受けます)。火力は論外。太陽光は設置面積的な問題がある。原子力は温排水以外の影響は小さいでしょう。
温排水の影響する地域はすごく限定されています。
23 肴ちゃん☆ラブ文殊さんへ
>これからは生物多様性が環境問題になってくる。原発なんて生物多様性から見たら共存出来ないエネルギーだってのは一目瞭然。原発エコなんて言うのは恥。

「生物多様性」の観点から見た時、田中氏が推奨する自然エネルギーはどうなんでしょう。
風力にしろ、太陽光にしろ、それを造るには資源を掘り起こし、運搬し、製造して、設置のための整地をし、そのわりに発電能力は不安定で微力、数10年すれば耐用年数が切れて廃棄物になるわけです。
もちろん、数千・数万年といった、私たちの寿命を考えたら永久に近い半減期をもつ放射性物質を、せっせと環境に供給する原子力は、人類の恥以外の何物でもありません。
かといって、自然エネルギーどうなのよ?という気がします。

生物多様性を最初に考えるのなら、最もふさわしい人類の活動は、これ以上働かない、自分の食べるものぐらいしか作らない、燃料は薪、といった感じになると、私は考えます。
果たして、誰も働かなくなったからといって、それほど困ることがあるんでしょうか。少子高齢化問題にしても、労働に消耗していた時間を親や子の面倒に当てればいいわけですから、むしろ、心の通った家族関係を作ることになって、心的環境的には非常に好ましいわけです。

一応ここは「田中優を考えよう」というトピックですので、田中氏の活動を中心に検証しますと、「生物多様性」の観点からも無駄だと判断します。
> 名もなき詩人で地球さん
水質だけに絞ってみたら火力とか原発よりマシなのでは?
>>26

イメージだけであるものを否定したり肯定したりするのは愚かですよ。
ちゃんと、きちんと比較しましょう。
田中氏を検証するにあたって、やや情報が不足しているように感じましたので、「戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法」という書を読んでみました。これは17人の共著ですが、筆頭著者として田中氏の名前があります。
http://mixi.jp/view_item.pl?id=79655&reviewer_id=5975583
ほんとうにこの本に、戦争をしなくてすむ世界を作る方法が書いてあるのならば、私に何も言うことはありません。しかし、「世界が作れるような気がする方法」でしかないのならば、これは大きな問題が包含されていると考えます。
おそらくこの書が出版された背景には、アメリカがイラク侵攻を断行したことに対する世界的な失望感を打開しようという思いがあったのでしょう。そういった「元気を出せよ」といった要素は多少理解しますが、「〜世界を作る方法」とタイトルをつけるからには、30のうちたった一つでもいいから、納得できる方法を示しているべきだと思います。

気になった部分を拾っていきましょう。

0 まずは「はじめに」から。

ペン そもそも私たちは小さなものですし、それほどの影響力があるわけでもありません。しかし、そんな私たちにでもできることはあるはずです。〜だとしたら今ここで無力感を感じ立ち止まってしまうのではなく、次の戦争を防ぐための方法を考えてみるべきでしょう。もっと身近に、もっと私たちの普段の生活に近づけて。』
ペン 危機感で一気に戦争をやめさせることには成功しませんでしたが、長く続く生活の中からの「非戦」は、次の戦争の抑止力につながるかも知れないのです。』

最初に種明かしがされてしまいましたが、この本は「〜世界を作る方法」ではなく、むしろ「作れるかもしれない方法」だということです。
しかし、田中氏はこういった誇大広告まがいのタイトル付けが好きなようです。
現在、私はこれによる弊害が表面化していると感じています。
田中氏の本を読んだり講演を聞いたりした方は、「この方法で世界を変えられるんだ」と錯覚し、その方法以外に思いを広げようとしません。だから、結局は自己満足の領域を出ることがないわけです。
(続く)
(続き)
1 章 「視点を少し変えてみよう」
?新聞やテレビを疑ってみよう
?報道されない情報を探してみよう
?一面的でないアメリカを知ろう  etc.

この章での趣旨は「メディアによる情報操作に惑わされるな」というもので、おおむね同意なのですが、?は星川淳という方の担当する記述で気になる部分があります。
ここでは「おすすめ情報源」というネットの情報発信源をいくつか紹介していますが、地球温暖化人為説を完全否定する「田中宇の国際ニュース解説」と、その反対の温暖化擁護のページが同時に紹介されていることです。

地球温暖化めぐる歪曲と暗闘(1)
http://www.tanakanews.com/091202warming.htm
温暖化懐疑論にはこう答えよう!
http://www.es-inc.jp/lib/archives/091130_115619.html

下記の枝廣 淳子氏のブログはクライメート事件発覚後に書かれたもののようですが、地球温暖化を諸点として環境活動を行なってきた方にとっては、今さら「温暖化が間違いであった」とは言いづらい心根は理解できます。しかし、だからといって、懐疑論をもみ消そうとする方向に向かうのは、非常に愚かなことではないでしょうか。

こんなのもありますね。↓

日刊ベリタ
地球温暖化データの改ざん騒ぎ 温暖化人為説の否定論者を勢いづかせてはならない
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200912051522556

これは全文を読むためには購読料を払わなければなりませんが、個人的にはこの見出しではお金を払ってまで読む気になれません。

地球温暖化騒ぎは、多くの環境活動家に反省を促すものです。それは人によってはとても辛い事かも知れません。
人為的CO2排出量は増加の一途をたどっているにもかかわらず、IPCCが主張の根拠とする地球の平均気温(←全く意味をなさないという指摘もありますが)は、ここ10年下降気味です。
この地球気温低下には太陽活動の減少が大きく作用していることは、いくら温暖化擁護の科学者が理屈をこねようとも、否定できない事実です。大気中たった0.04%程度のCO2に地球気温を左右する力などないのです。
このことは、年月を重ねるごとに今後いっそう明確化していくことでしょう。
ひょっとしたら、これまで温暖化を擁護してきた人の中には、「太陽活動活発になれ〜〜泣き顔 !」などといった矛盾した思いを心に抱いている方もおられるのではないでしょうか。
もういい加減、「地球温暖化人為説は間違いだった」ことを認めるべき時にきています。意見を修正するのは早ければ早いほどいい。でなければ傷口が広まるばかりです。
ただでさえ微力な市民による環境運動。このようなつまらないことで意見を二分している余裕などないのです。自分の中の誠意に従って、一刻も早く過ちを正してください。

1 章の結論として、正しい情報を知ること、広めることは、社会運動の出発点として確かに必要なことです。
しかし、情報発信する側が本当に正しい情報を流しているのか、自省することもそれ以上に大切であると考えます。
そして、正しくない情報を流している場合、「同じ仲間だから勘弁してあげよう」などといった安易な妥協をするのは、運動全体にとってマイナスにしかなりません。
コメント8で述べているように、私は田中氏にいくつか質問をしました。しかし、その返事は今だありません。この背景には、やはり周囲が田中氏を許してしまっていることがあると思います。この点をしっかり突き詰めなければならないときは必ず来ると思いますし、それができない運動ではこれ以上の広がりは望めないでしょう。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?page=1&comm_id=2499291&id=49904756
(続く)
(続き)
2 章 気軽にいろいろやってみよう

ここからは実践的な方法を紹介していますが、効果については正直「?」なものが多いように思います。

?町の空気を変えていこう
ピースウォークに参加してみませんか

↑これは全面的に賛成です。工夫次第では、ピースウォークは絶大な効果を発揮すると考えます。
ピースウォークにもいろいろあって、大都市を2〜3時間程度ぐるっと回るだけのものから、1ヶ月以上の日にちをかけて長距離を歩くものあり、「何をうったえるのか」「誰にうったえるのか」という部分で、方向性はかなり変わってくるでしょう。

ただやはり、「参加した。楽しかった。」といった自己満足に陥りやすいことも、十分意識する必要があると思います。これは大きな行進になるほど陥りやすい過ちだともいえます。
勘違いされやすいのですが、社会運動としてのピースウォークの目的は「歩く」ことにあるのではなく、「情報を伝える」ことにあります。
大勢で歩いて、街ですれ違う人たちの注意を喚起することができても、「何?あの変な集団は?」で終わってしまってはなんの意味もありません。
そのためには、プラカードや横断幕で趣旨を伝えることも大切ですが、それだけでは大まかなものしか伝えられません。
やはり明確でわかりやすいチラシを配布することを重視すべきだと考えます。
また、政党色を前面に押し出したものは、通行人から反感を招きやすく、せっかく作ったチラシを受け取ってもらえない状況に陥りやすいものです。
共産党や社民党が主催するデモ行進は、そういった部分に対する対策が甘く、単なる政治宣伝で終わってしまったということもよくあるように感じます。せっかく動員をそろえても、それでは非常にもったいないでしょう。
加えて、マスコミ報道は余りあてにはできません。マスコミの多くは政治的に規制されており、為政者に都合の悪い主張はいくら大掛かりな行進であれ、全く記事にされないこともよくあることです。
ですから、ピースウォークはただ一緒に歩けばいいというものではなく、積極的に通行者にはたらきかけ、印象を残し、内容のあるチラシを受けてってもらって、ようやく意義のあるものになると、私は考えます。
著書にはそういった実践的な部分が書かれていません。「戦争しない世界」には程遠いように思います。

?サッカーでお互いの理解を深めよう

私もサッカーが大好きで今も時々ゲームをしますが、最近は「スポーツは友好の証だ」などといった楽観論ばかりでは見れなくなっています。
カズが日本代表だった頃、「君が代?別にいいんじゃない?」みたいな発言をしていましたが、国粋主義の高揚が意図されているのは間違いないでしょう。
さらに、今年のヨーロッパ予選では、あからさまに反則で点を取ったフランスが、お咎めなしのやり得で出場を決めたことは、記憶に新しいと思います。これは、フェアプレー精神の否定だとはいえないでしょうか。
ワールドカップにしろ、オリンピックにしろ、経済力のある先進国だけのお祭であるということが見えてしまった頃から、あまり気持ち的に肩入れできない状況にあります。
国会で安倍総理時代、国民投票法が採決された時も、松坂投手の入団会見かなんかで新聞もテレビも情報隠ししていましたし。
スポーツがさまざまな形で政治に利用されていることがわかってくると、「サッカーすれば世界が平和になる」などとはとても思えません。
そのような勝ち負けなどで国の優越感を誇示する時代は終わりにして、イデオロギーを越えた個人対個人の立場で、いろんな国の人と繋がっていけたらいいな〜〜と思います。
取り留めのない感想ですが。

?大使館を訪ねてみよう
大使館応援ツアー
ペン そんな頃、アメリカ大使館の前に集まり「戦争をはじめないでください」とのメッセージを届けてきた人たちの中で、「アメリカだけでなく他の国の大使館にも行ってみよう」というアイディアが生まれました。戦争をさせないようにがんばっているフランスや、悩んでいる「中間派」を応援に行こうじゃないか、と。』

ん〜〜。気持ちは判りますが ……………… 自己マンでしょう。
やってる本人は、平和のために良いことをしていると思っているかもしれませんが、どうせ労力を割くのならば、もっと他にあるんじゃない?という気がします。
こういった自己マン運動、あるいはガス抜き運動は、結局、力を分散させてしまうという意味で、弊害でしかないように思います。
まあ、正しい方向性を示せないほうにも責任はあるのでしょうが。
ただ、イラク開戦直前のあの時期に、一体何ができたのかと考えれば、たとえ無駄骨でも何かをせずにはいられなかったという気持ちはよくわかります。
(続く)
(続き)
?地元の議員と話しをしてみよう

この本で最も失望したのはこの部分です。「自分達で議員を作ろう」という考えは、どうして紹介されないんでしょう。それこそが、最も本質的な社会運動ではないのでしょうか。

戦争をしなくてすむ世界をつくるにはどうしたらいいか?
原発のない世界をつくるにはどうしたらいいか?

実のところ、答えは非常に簡単なのです。

答え:戦争や原発を望まない議員を増やせばいい。

私は、全ての社会運動はこの一点に労力と資金を集中するべきであり、それ以外は全て無駄だと考えます。
署名活動?最終的には、今いる議員にお願いする行為です。その賛同者を募って増やすだけのことです。労力に見合う効果があったという事例は、私の記憶にはありません。
「そんな気」の全くない議員の首を立てに振らせることに努力するよりも、「その気」満々の議員を作り上げたほうが近道ではないでしょうか。
なぜそのように考えないのでしょうか。
それは難しくてできそうにないことなのでしょうか。
とことん、納得がいくまで検討してみましたか?
勝手にあきらめてしまっていませんか?

結局、私が最終的に皆さんにうったえたいのは、ここです。↑
市民が積極的に作り上げる選挙は可能なのではないか。
資金がない分、参加者をかき集めて労力で補うことで、潤沢な政党資金を持った候補者と渡り合うことができるのではないか。
市民の立場だからこそ、有権者に強くうったえられることがあるのではないか。
これらの考えは、改めて、少しずつ順序だてて皆さんに紹介していくつもりですが、結局政治行動に繋がらない運動をいくら熱心にやっても、なんら世の中を変えることはできない、というのが私の考えるところです。
だから、「原発を止めたいから自然エネルギーを増やす」では、解決策にならないのです。

今朝の新聞でこのような記事を見ました。↓

『世界の風力発電が31%増 09年新設は原発25基分超
 昨年1年間に世界で新たに建設された風力発電施設の規模は、大型原発25基分超に相当する3750万キロワット、総発電容量は2008年から31%増えたとの調査結果を、業界関係者らでつくる世界風力エネルギー協会(GWEC、本部・ベルギー)が16日までにまとめた。』
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021601000158.html

これを読んだ方はもしかしたら、「このまま風力発電を増やせば原発マネーが減って原子力が止まるかもしれない目がハート 」といった、淡い期待を抱くかもしれません。
まさしく、田中氏の運動方針の基本もこの期待にあるでしょう。
しかし、同じ日に、このような記事もあるのです。↓

『米、原発10基に政府保証 エネルギー長官、拡大方針表明
 【ワシントン=御調昌邦】チュー米エネルギー長官は16日、メディアなどと電話会見し、オバマ米大統領が表明した米国での原子力発電2基への政府保証に加え、さらに6〜10基に保証を付与する方針を明らかにした。』
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100217ATGM1701A17022010.html

原子力マネーに汚染された政治家達は、世界に発電施設がどれだけ溢れようと、これ以上どう考えても必要のない状況になってさえも、原発を造る企業意思があれば、それに同意してしまうのです。
だから、「原発はいらない。代替エネルギーを!」では、何の解決にもならないのです。
これは、「選挙」という方法から逃げた人達が、苦し紛れに掲げた解決策でしかありません。

「選挙」という方法を、市民の力だけで逃げずに戦えないのか?

私たちはこのことを、十分納得できるまで話し合わなければいけないのです。
ポーズでなく本当に世界を変えたいのならば。

?自分の可能性をみてみよう
?自分の思いを表現しよう

2 章に述べてあるものはざっとこんなところです。
結論は今さら言うまでもありませんが、ここに書かれたことを全て実行したところで、「戦争のない世界」を作ることはできません。
(続く)
(続き)
3 章 暮らしをちょっと変えてみよう

タイトルから察せられるように、この章はほとんど田中氏の主張の根幹が並べられています。
言うなれば、「世間を変えなくても自分が変われば、自然と良い世の中になるはず」論と言ったところでしょう。
これは、非常に耳障りがよくて、環境や社会情勢に不安を持つ方々にとって、とてつもない救いを得たような気分にさせてくれます。
しかし、「気分」以外の何物でもないのです。ざっと内容を見てみましょう。

?買い物で意思表示しよう

地産地省。フェアトレード。これを物を買う時の基本姿勢にすることは悪くないでしょう。
しかし、本当の解決策は輸入格差を根本から改めることです。
誰もが経済的に貧しくなりつつある現在、割高のフェアトレード商品を買い続けることは困難です。結局は政治の改革が必要なのです。
 
?貯蓄する先を選ぼう

郵便貯金が軍事費用や原発マネーに流れるからと言って、利便性を全て放棄して市民バンクに全額預ける人は非常にまれでしょう。
「市民バンク」構想は、私が思うに、現在の政治形態の別のところにもう一つ経済システムを作り上げようという幻想でしかないように感じます。

?自然エネルギーで暮らそう

太陽光パネルなどに補助金が下りる現在が、今後も変わりなく継続される保証はありません。
太陽光や風力が敷設当初の能力をいつまで維持できるのか、私は非常に疑問を感じています。
「オール電化」にした方はいつか泣く時が来ると私は考えますが、これは自然エネルギーにも言えるように思います。
むしろ、真の対策は、電力自由化でしょう。結局政治でしか解決できないのではないでしょうか。


4 章 国連だって活用できる

「それができれば誰も苦労はしない」的な記述のオンパレードですね。
言うはやすし。でも、それを実現可能にするには、それこそ政治から逃げていてはいけないように思います。

(22)ルールを張りめぐらせて、戦争の手をしばろう
(24)テロも戦争も「裁判」にかけよう

↑一言。それを実現する手段は?

4 章 「次の社会」のしくみをつくろう

この章も「世間を変えなくても自分が変われば、自然と良い世の中になるはず」論の一環です。
私たちは、現在の社会と別なところにユートピアを作りたいのでしょうか?
そうではないはずです。今私たちが生活している、この社会を良くしたい。そうではないのでしょうか?

(27)省エネと自然エネルギーの事業を起こそう

ここからは、「市民バンク」構想の宣伝みたいになっていますね。↓

(28)軍備のカネを環境と生活に使わせよう
(29)今の企業を非営利中間法人にしてしまおう

最後は、きれいな理想論で締めくくっています。↓

(30)東アジアに平和の枠組みをつくろう


おわりに
ペンいかがでしたか?戦争をしないですむ世界をつくるために、私たちにできることが、意外とあることに気づかれたのではないでしょうか。』

↑いかがでしたか?私には、どれをとっても「戦争をしないですむ世界をつくれるような気がするだけの方法」でしかないように感じます。これで本当に世界が変えられると思いますか?

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