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【幸せを広めたいメール】一覧コミュの神の目〜客観的資料編

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【現時点での調査結果】(2007.8.3更新。随時更新予定。)

1「3000年に一度の大変珍しい現象」ではなく、常時観測できるもの。
2 写真は波長に併せて擬似色により合成的に作られたもの。肉眼でこのような現象が見えるものではない。
3 ちなみに 実名は惑星状星雲NGC7293。「らせん状星雲」という愛称で知られている天体だ。

【参考サイト】
英文ですが、もっともわかりやすかったです。
http://www.snopes.com/photos/space/eyeofgod.asp
*米国の"Scopes.com"(噂や伝説について質問するページ)として定評のあるHPです。

(以下、略訳ですが・・・)

「写真は本物だが、説明は的確でない(誤りがある)。

・このイメージ(画像)はらせん状星雲の本物の写真だが、1枚の写真ではなく、ナサのハブル宇宙望遠鏡とキットピーク国立天文台の地上望遠鏡で撮られた数枚の写真を合成して作られたものである。

・このイメージは2003年5月10日に載せられた。

・しかしながら、らせん状星雲は自然にこのような色で見られるわけではない。この画像の色合いは人工的なものである。

・この「神の目」という名はある写真愛好家によってつけられたものであり、ナサによるものではない。

・「3000年に一度」の現象ではなく、常時観測できるものである。」

(以上、略訳終わり)

*↑類似のメール採集年として、「2005年、2006年」のものが掲げられてます(つまり遅くとも2005年ころから出回っていた、ということですね。)。

元のニュース(ハブル宇宙望遠鏡ニュースセンター)2003年5月9日
http://hubblesite.org/newscenter/archive/releases/2003/11/image/a/

日本語のサイト
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/05/15helix/index-j.shtml

英文のサイト
http://www.professor-astronomy.com/blog/2006_08_01_professor-astronomy_archive.html
(2006年8月13日の項)

First, this is not a once-in-3000-year occurrence. This is a picture of the Helix Nebula, which was discovered sometime before 1825 and has been visible ever since.
「まず、これは3000年に一度の現象ではない。これはらせん状星雲の写真で、1825年以前に発見され、以来ずっと観察できるものである。」

*註)肉眼でこのように見えるものでもないことについては後記コメント参照。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

【アプローチ方法は以下が役に立ちました。】

[懐疑論者の集い-反擬似科学同盟-] トピック
「神の目」(NASA写真)について
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=20415087&comm_id=70043

(引用開始)

チェーンメールの内容では、

1:この写真はNASAの天体望遠鏡で撮影されたもの
2:3000年に一度と言われている大変珍しい現象
3:「神の目」と呼ばれています
4:この目を見つめる者には多くの奇跡が訪れるといわれており
5:信じる信じないは関係なく、 7つの願いが聞き届けられると言われています
6:今日から七日までが最も強いパワー

という事が書かれています。

1に関しては、
http://hubblesite.org/gallery/album/nebula_collection/pr2004032d/
ハッブル望遠鏡のサイトに載っているので間違いないのかな、と。
2004年の写真のようです。

3に関しては、
http://digg.com/general_sciences/The_Eye_Of_God
1年前の海外のネタサイトに「The Eye of God」と載っていて、少なくとも日本だけで「神の目」と呼んでいるわけではなさそうだな、と。
★しかし、昔から伝承されているような名称なんでしょうか?

そして2にあるような、
★3000年に一度と言われている大変珍しい現象
なのでしょうか?例えば宇宙規模では珍しいことでも、地球からは10年観察できるような現象とかもありますよね、多分。

4,5,6は検証しようがないことなんですが、少なくとも、
★昔からの「言い伝え」的なことがあったりするのでしょうか?
(もしくは、なんらかの元ネタ)

チェーンメールで、明らかに「おまじない」の類なんですが、このコミュにはきっと、何らかの詳しい方々がいらっしゃると思いトピックを立てました。(特に自分は英語が不得意なため英語サイトに行き着いてしまうと、てんでよくわからなくなってしまうのです)

何かおわかりの方、よろしくお願いいたします。

(下記トピックより引用させていただきました。)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=20415087&comm_id=70043

[懐疑論者の集い-反擬似科学同盟-] トピック
「神の目」(NASA写真)について
スス"キさん

現在、もの凄い勢いのチェーンメールとして出回ってる「神の目」という写真があります。

>たくさんの方にシェアして下さい。自分だけで独り占めはしないこと。
という一文で「チェーンメール」ということは明らかですが、この写真について、どこまでが本当で、どこまでが捏造なのかを知りたくてトピックをたてました。

【お願い】
*この冒頭の調査結果は科学オンチの管理人によるまとめですので、鵜呑みにせずに、各自、お調べくださいますようお願いします。
また誤りがありましたら、ご指摘いただけると助かります。

コメント(9)

★3000年に一度と言われている大変珍しい現象
なのでしょうか?

コミュ「宇宙」のコメント100
http://mixi.jp/view_bbs.pl?page=5&comm_id=18107&id=20151686
コスモ☆さん

(引用始め)

"神の目(eye of God)"のこと、ちょっと調べてみました。

米国の"Scopes.com"(噂や伝説について質問するページ)に、
今回のトピと同じ記事についての投稿を見つけました。
http://www.snopes.com/photos/space/eyeofgod.asp

(略文ですみませんが・・)
・この写真は本物ですが、技術的には一枚ではなく(満月の半分にも達する大きさなので)、NASAの衛星(http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap010806.html)とKitt Peakの天体望遠鏡(http://www.noao.edu/kpno/)とで合成・作成された(http://archive.stsci.edu/hst/helix/observations.html)写真です。

・3,000年に一度ではなく、常時観測できます。etc..

のようなことが書かれていました。 」
【「神の目」という名称について】

★しかし、昔から伝承されているような名称なんでしょうか?


http://mixi.jp/view_bbs.pl?page=6&comm_id=18107&id=20151686

115: コスモ☆

夕べから「神の目」の発祥探しをしておりましたが、"the eye of God" と呼ばれるようになったきっかけの記事(2003年5月10日数日後と予測)はまだ見つかっておりませんです。

いくつか参考になるのは・・
2003年5月9日、最初(と思われる)NASAリリース
========================================
http://hubblesite.org/newscenter/archive/releases/2003/11/
この時点では「神の目記述」はなし。10日の時点で「人の目のような・・」という記述は他のウエッブサイトに発見。

Asks by Google で、"the eye of God" の真偽を聞かれた答え
=====================================================
http://www.hoax-slayer.com/eye-of-god.html
イメージが巨大な目に似ているが、NASAの記録には「神の目」の記述はない。誰が最初に呼んだかは明らかでないが、複数の非NASAウェブサイトで「神の目」と呼ばれ、そのように見えるという理由で「定着した」ようだ。実際、Hourglass Nebula(MyCn18)を含む他の惑星状星雲は(も)、「神の目」と表現されている。

付け足し)年が明けて人気TV番組でも、らせん星雲の写真が紹介されたようです。Webサイトとメディアのお陰(?)で「神の目」の愛称が定着した(しつつ)あるのかもしれません。

(以上、関連部分のみ引用)

とりあえず、ご報告。

「神の目」でmixi内日記を検索した記録(日記から転載)
「神の目」での検索結果
http://mixi.jp/search_diary.pl?submit=search&keyword=%BF%C0%A4%CE%CC%DC
*** 584件 が該当しました。(2007年07月04日20:55頃)
*** 1261件 が該当しました。(2007年07月05日23:30頃)
*** 2048件 が該当しました。(2007年07月06日20:25頃)
*** 3043件 が該当しました。(2007年07月07日19:00頃)
*** 3848件 が該当しました。(2007年07月08日20:15頃)
*** 4000件 が該当しました。(2007年07月09日15:00頃)
*** 4052件 が該当しました。(2007年07月09日20:20頃)
*** 4179件 が該当しました。(2007年07月10日21:55頃)
*** 4140件 が該当しました。(2007年07月11日20:50頃)

「7日まで」が「7日間」になってるバージョンもありますし、8月7日の七夕もありますので、どうなるか微妙ではありますが、とりあえず、沈静化方向みたいです。
まりさん、

貴重な資料、ありがとうございました。

すごいわ〜〜〜。。。

流れ星の観測みたいね。。。
ちなみに、コミュニティーのトピック検索で「神の目」検索してみました。
http://mixi.jp/search_topic.pl?sort=&type=top&submit=search&keyword=%BF%C0%A4%CE%CC%DC&category_id=0

2007年07月08日 15:33 284件

そして、今、見てみたら、なんと297件!!!・・・

・・・って、増えてるのはたぶんほとんど、ここのコミュのトピックです。。。すみません。

「コミュニティー」自体を「神の目」で検索してみた。
http://mixi.jp/search_community.pl?sort=&type=com&submit=main&keyword=%BF%C0%A4%CE%CC%DC&category_id=0

51件あったけど、中身までは見なかった。

専用コミュ、ひとつ発見。
「ナサのハブル望遠鏡撮影」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2373029

実は昨日見たら、もうひとつあったけど、そちらは削除されたのか、見つからなかったです。


冒頭の

「2 写真は波長に併せて擬似色により合成的に作られたもの。肉眼でこのような現象が見えるものではない。 」

という点について。

wikiペディア「ハッブル宇宙望遠鏡」
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%96%E3%83%AB%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%9C%9B%E9%81%A0%E9%8F%A1)に以下の記述が有ります。^^

「また、非常に美しい芸術的な天体写真も多数公開されている。なお、これらの写真は必ずしも本物の色ではないことがある。肉眼では見えない領域の光(X線、γ線など)を撮影した場合は、擬似カラーと呼ばれ、わかりやすいように波長ごとに色付けするためである。」

【ハブル宇宙望遠鏡の波長域】 可視光、紫外、近赤外

(つまり、目に見えない光も捉えられる、ってことですね。)

【宇宙望遠鏡のメリット】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%9C%9B%E9%81%A0%E9%8F%A1
「最大のメリットは、地球大気による電磁波の吸収がないことである。ガンマ線やX線、紫外線、遠赤外線などは地球大気に吸収されてしまうため、地上での観測が不可能である。よって、大気圏外に望遠鏡を設置することで大気に邪魔されず観測を行うことができる。」

「さらに、地球大気による像の揺らぎがないことも大きなメリットである。ハッブル宇宙望遠鏡は紫外線から近赤外線までの波長域の観測を行うが、地球大気による像の揺らぎがないことから、望遠鏡の回折限界いっぱいまで空間分解能を向上させることができる。」

また、
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/05/15helix/index-j.shtml
によると、写真のキャプションとして、「青は酸素に、赤は水素や窒素に、それぞれ特有な波長に対応」と有ります。
実際に発光している色では無いと言う事です。

更に、このニュースの元ネタが、
http://hubblesite.org/newscenter/archive/releases/2003/11/image/a/
で、ハッブル望遠鏡を管理している団体からの公式リリースですが、その中に以下の記述が有ります。
「The radiant tie-die colors correspond to glowing oxygen (blue) and hydrogen and nitrogen (red).」
つまり、上記日本語訳と同じ事が書かれています。

(資料提供はユッキーさんです。感謝します。)

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