何とかナルナル?!プリキュア５コミュの【Goプリ】第１話『私がプリンセス？！キュアフローラ誕生！』感想

「強く、優しく、美しく。真のプリンセスを目指す３人の物語…」
このナレーションが入り、鳴り響く鐘の音が明るい夢の世界に導く様な前奏♪歌ももちろんいいが、まずきらびやかな映像！プリキュア史上最もエレガントなオープニングである。背景やキャラクターの色がとてもバランスがいい！レース柄や舞う花や花びら、ハイビジョンの映像にたえうる美しさである。
「努力したらハッピー・カム♪」「涙たちにセイ・グッバイ♪」
は、最近の口グセである（笑）♪もう最初から、キラキラにされっぱなしである。
残念ながらボクはこの第１話を見損ねて、後から友人に見せてもらったのであった。そのマイミクさんは,
この第１話を「ファーストガンダム以上の衝撃」と言っていた（笑）。思うに、「プリンセスになんて、なれる訳がない」と男の子たちにバカにされて泣いていた幼い頃の「春野はるか（以後はるはる笑）」ちゃんが、このオープニングでプリキュアとして輝きを放って、「転生した」ことへの感動が大きかったのではないだろうか。
僕は２話から見始めたので、「学園のプリンセス」と呼ばれている「海藤みなみ（以後みなみん笑）」ちゃんが、『キュアマーメイド』に始めて変身した回ではあったが、確かにそれはそれでビューティフルなのだが（笑）、はるはるが『キュアフローラ』に変身した時ほどのギャップやインパクトはない。

はるはるは、「プリンセスになる」という大志を抱いてノーブル学園にやってくる。画面の四隅にクルクル回るレースのモチーフ、離れ小島にある全寮制の学園、次回に出て来る「伝説の３人のプリキュア」のイメージ。確かに一時期「ウテナみたい」とネットで言われた類似点である。しかしストーリーとしては、あまり類似点はない。校舎の色、敷地の花壇、街路樹や林の緑…どれも明る過ぎたり、軽く見えてしまう色味になるギリギリまで明度と彩度をあげている。木陰にまで差し込む光を感じて、とても美しい♪
「ステキ、ステキ、ステキ過ぎるぅ～♪」
と、おめめをキラキラさせてはしゃぐはるはるが、とってもカワイイ♪「真のプリンセスを目指す」という点で、みなみんやきららちゃんとビューティの面では全く太刀打ちできないが、彼女が抜きん出ているのは、その天真爛漫な明るさである。お上りさんの様に浮き足だってはしゃぐ所も、妄想過ぎる所もドジっ子さんな所も、見ていてとても微笑ましい（笑）。周りのヒトたちを笑顔にする、それがはるはるだけが持っている、そして彼女自身は気づいていない「プリンセスの才能」である。

そして学園の林の中でアロマとパフと出会い、クローズとゼツボーグに遭遇して『キュアフローラ』に変身する。「咲き誇る、花のプリンセス…」の所で、両手をヒラヒラと交差させる動きがカワイイ♪で、例の決めセリフ！
「冷たい檻に閉ざされた夢…返していただきますわ。お覚悟は、よろしくて？！」
強い、カッコいい、美しいだけではなく「気品」まで備えているスーパーヒロインの誕生である!!これも先のマイミクさんが言っていたのであるが、はるはるは歴代プリキュアのリーダーの中でも「もっとも地味な女の子」である。モッサいと言ってもいいかもしれない。それが『キュアフローラ』になった時の素晴らしさよ！でも僕自身は、マイミクさんのその指摘を聞くまでは、はるはるがそんなに地味な子だったとは気づかなかった（汗）。
もう最初の段階から、ボクのハートをつかんでしまっていた、ということだろうか（笑）。

でもはるはるって、見ているとあるマイミクさんを思い出すんですね。そのヒトもバレエが好きでしたが（笑）。似た様なヘアスタイル、してた時があったような…。