何とかナルナル?!プリキュア５コミュの【ひろプリ】もしそれが真実だったら…?!

カイゼリンとの最終決戦、キュアスカイの「何故戦うのか？」の問いに、アンダーグとスカイランドとの和平条約が成立した際、キュアノーブルがカイザーに奇襲を掛けて命を奪ったという事件が、彼女から打ち明けられる。しかしソレは、スキアヘッドが後にカイゼリンに植えつけた偽りの記憶だった。…でももし、それが真実だったらどうなっていたのだろうか？

４９話の予告の際、闇堕ちするキュアスカイが出て来て、SNSでも話題になった（みんな闇堕ちとかスキね汗）。ボクはてっきりソレを見て、カイザーを暗殺したスカイランドの祖先たちに失望して、自分の正義というモノ自信を失くしたスカイの隙をついてスキアヘッドが彼女に取り憑いたのだと思っていた。実際ソレは偽の情報だったのであるが、ボクは「コレは途中で（シナリオが）改変されたのではないか」と思ったのである。
「悪意」や「攻撃性」というモノは、強者にのみあるモノではない。弱者にも「悪意」も「攻撃性」も存在するのである。第三者的に見ると、アンダーグとスカイランドの和平というのは公平なモノではなく、そもそものきっかけはカイザーらがスカイランドに一方的に侵略戦争を仕掛けて来たからで、両国の戦力差を見てもスカイランド側の方かかなり多くの人民が犠牲になってしまっているはずなのである。恨みを晴らす機会を狙っていた人民や兵士もいるだろうし、和平儀式の機会にアンダーグの「攻撃性」も元になっているカイザーを仕留めておこうと考える者も現れてもおかしくはないのである。

そういう一部の過激派が、終わらない紛争の元になってしまっているのは、歴史が示す通りである。趣味の悪い妄想をすれば、儀式の際キュアノーブルに変装してカイザーに奇襲を掛けたのは、シャララ隊長の先祖だったかもしれない。実は終わらない闘争の原因がスカイランド側にあったコト、和平を結んでもスカイランド側に妥協できない深い憎しみがあったコト…もしソレらが事実だったら、キュアスカイは闇堕ちしてしまう可能性があっただろう。
もしソレらを背負って、スカイはどうやって再び光の戦士プリキュアに立ち直ったのだろうか？もしこれが改変されたシナリオだったとしたら、その答えを見てみたかったと妄想するのである。