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柄谷行人コミュの12月17日(土)「<世界史の構造>における中国」(公 開 講 演)

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「<世界史の構造>における中国」(無料公開講演/通訳つき)
 2011年12月17日(土)  14:00〜17:00
 会場:東京大学 駒場キャンパス 21KOMCEE レクチャーホール
 アクセス http://www.komcee.c.u-tokyo.ac.jp/access
 ※汪暉による「中国の直面する問題−国民と民主の概念を再考する」の連携講演
 柄谷行人 公式HP http://www.kojinkaratani.com/jp/

 P.S. 来年は新刊『哲学の起源』がアナウンスされています。(新潮連載中)
   

コメント(1)

駒場キャンパス 21KOMCEE レクチャーが完了しました。

汪暉氏(清華大学教授)に次いで行われた柄谷行人氏講演ではオフレコ発言もありましたが... 押せ々せの講演の後半の模様は以下の通りです。ご参考まで。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どんな社会構成体も単独で存続するのでははない。どんな国も世界資本主義の事情に巻き込まれている。ヘゲモニー国家(覇権国家)から逃れる形で、つまり圧力によって国家共同体は連合するようになる。例えば、EUの共同体は日米に対抗する形で形成された。すると他の地域でもブロックが形成されるようになる。例えばイスラム圏が一つに纏まる。このようなブロックは過去の世界帝国の元で形成された文化的同一性に基づいている。だから、各地で過去の世界帝国が復活しているように見える。その中で見ると「中国」は特に何もする必要がない。(笑)その規模から言うと「中国」は各地の国家連合体を越えている。無論、それは帝国主義ではない。(服従させたり収奪したりする関係ではない。)え〜、まぁ、結構、してるんですけど… (爆)まぁ、共同体内部に対してのことで、外部にでは無い。

世界の資本間の抗争(資本間の危機)が国家連合体間の対立をもたらす、帝国主義的な争いに再転化する恐れは非情にある。つまり「世界戦争の可能性」です。急いで結論すると交換様式C(商品交換経済)に基づく世界システムは何れ悲観せざるを得ないということです。それを越えるものは何か?.. それが交換様式Dに基づく世界システムです。今日はそれについて話をする時間がありません。(爆)それについては、最近僕が出した【「世界史の構造」を読む 】という本があります。この本にはそれについて非情に詳しく書かれています。参考にしてください。以上です。

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