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マイクの物語コミュのギアス高校野球第16話 二人のルーキー

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1アウト二塁のピンチに立たされたアッシュフォード学園の面々は、

ミリアリア:七番、レフト、アーサー。

ルル:(この男は・・・・・・・・・)

ドンッ!

アスラン:ストライク。バッターアウト。

ルル:(大した驚異ではない。)

ミリアリア:八番、センター、ダコスタ。

ルル:(安心しきったところで、手強いバッターを出すか・・・・・・・ここは・・・・)

シュッ!

ルル:コントロールがあまい!

キィーン!
ダコスタの打球は、鋭く三塁線を付く!
抜ければ長打コース間違いなし。
その時!
パーーーーン!
凄まじい音がした。
三塁線を抜けようかという球を藤堂がダイビングキャッチ。
そして、
シュッ!
無理な姿勢から一塁に送球した。
パスッ!
ボールは、ディートハルトのミットに収まった。

キラ:アウト!

扇:ふぅ〜。ナイスキャッチだ藤堂。

ルル:(危なかった・・・・・もうスタミナが切れたか・・・・・・・・)

何とかピンチを脱したルルーシュ達は、ここで逆転したいところだが・・・・・・・

ドンッ!

アスラン:ストラーイク!バッターアウト!

八番杉山、九番扇は、おろか、一番のリードオフマン朝比奈まで三振に倒れた。
今のイザークから得点することは、難しいだろう。
すぐに、アッシュフォード学園の攻撃になった。

ルル:(まずいな。扇さんを休ませたかったのだが、こんなに早くこちらの攻撃が終わるとは・・・・・)

ミリアリア:九番、ライト、ラスティ。

ルル:(さて・・・・・リード通りに投げられるだろうか・・・・・・・)

扇:はあ・・・・・はあ・・・・・・

シュッ!

ルル:くっ!

パン!

アスラン:ボール・・・・

パン!
パン!

アスラン:ボール!ボールスリー。

ルル:(やはり、コントロールが甘くなってきたか・・・・)

シュッ!
パスッ!

アスラン:ボール!フォアボール!

ルル:(先頭バッターを出してしまったか。仕方がない。ここは、真ん中よりに投げ、バックを信頼するしかない。)

ミリアリア:一番、サード、ミゲル。

シュッ!
扇が真ん中低めにストレートを投げる。
キィーン!
ミゲルの打球は、一二塁間を抜け、ライト前に転がった。

ルル:くっ!だが、これしかない。

イザーク:ここまでだな。

ミリアリア:二番、セカンド・・・・・

イザーク:待った!交代だ。

ルル:何!

イザーク:セカンドは、キラが入る!

ルル:くっ!(なめられたものだな。ここで一年を入れるとは・・・・・・だが、その見切りは・・・・・・・・正しい・・・・・・)

ミリアリア:バッター代わりまして、キラ!キラ!

ワー!

サイ:頑張れよ〜キラー!

キラ:うん。

ルル:(去年、アスランと二遊間を組んだキラか・・・・・・・今の扇さんの球では、抑えられない!ならば、センター方向、あるいは三遊間に打ち返すようにするしか・・・・)

扇:はあ・・・・・はあ・・・・・コクッ。

シュッ!
キィーン!
打球は、ルルーシュの思惑とはずれ、一塁ベース上を通った。

ルル:なっ!あの球を引っ張っただと!?

イザーク:ラスティ!回れ!回れ!

タタタタタタタッ!

南:くそっ!

シュッ!
南がバックホームしたが、ボールを投げたコロには、ホームインした。

しかも、

キラ:!!

ルル:まずい!ディートハルトさん!カットだ!

ディートハルト:え?

しかし、ボールは、一塁とホームベースに向かって転がっていった。
そして、
ズザーーーー!

トール:セーフ。

キラは、バックホームの間に二塁まで走り込んだ。

ルル:くっ!ダメだ。連係もまだできていない。

キラのタイムリーヒットで3対2。
SEED高校が勝ち越した。

ミリアリア:三番、ピッチャー、イザーク。

ルル:スゥ〜〜〜。

ルルーシュが大きく息を吸い込む。
ここで、今マルチヒットのイザーク。
扇は、スタミナ切れ。
守備の連係にも不安がある。
打つ手なしか・・・・・

ルル:だが、ここはやるしかない!

シュッ!
またしても外角低めに投げた。
しかし、
キィーン!
イザークも外角の球を無理矢理に引っ張った。

ルル:くっ!もう読まれている。

ボールは、先ほどのキラと同じ方向を転々とする。

南:くそっ!

ルル:待て!バックホームは、もう間に合わない!

シュッ!

イザーク:よし!

ルル:ディートハルトさん!

ディートハルト:!!

今度は、止めようとしたが南の送球は、かなり逸れてしまい。ディートハルトも捕れなかった。
ズザーーーー!
イザークは、悠々と二塁を訪れた。

ルル:くっ!

4対2。
追加点を取られてしまった。
ルルーシュの作戦を実施するには、全員の能力が低すぎた。
しかも

ミリアリア:四番、キャッチャー、ディアッカ。

ルル:・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スゥーッ
ルルーシュは、立ち上がった。

ディアッカ:まあ、そうだろうな〜。

敬遠だった。
これで、ノーアウト一二塁。
しかし、アデスであれば抑えられると思ったとき!

イザーク:交代だ!アデスに代わってアスラン!

ワーーーーーーー!!
グラウンドは、沸きに沸いた。
しかも、
キャーーーーーーーーーーーーーー!!!
いつの間にかアスラン親衛隊が、現れた。

ルル:ここでアスランか!

ルルーシュのリードと、アスランの打撃。
これから先何度も名勝負を繰り広げる宿命の対決は、ルルーシュにとってあまりにも不利な状況でのものとなった。

ルル:あるいは、このSEED高校最強のバッターかも知れない。だが!

ルルーシュが慎重にアウトコースに構える。
しかし、
シュッ!
扇の球は、ルルーシュの希望とは、違い逆球になった。
キィーーーーーーーーン!
アスランの打球の行方は!?
第17話 最強のピッチャー に続く。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=62949536&comm_id=2002428

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