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マイクの物語コミュのギアス高校野球第8話 練習試合

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シャルル:ルル〜シュよ〜!

ルル:どわぁ〜!・・・・・いきなり出てくるな!

シャルル:今日〜は、お前達のために〜練習試合を組んでやったぞ〜。

ルル:ちょっと待て!何で無関係のお前が練習試合を組むんだ。

シャルル:・・・・・無関係だと〜・・・・・・ぶぁっかも〜ん!それが、監督に対して言うセリフか〜〜〜〜!!!

ルル:なっ、何ーーーー!!!!?監督だと〜!

ルルーシュは、耳を疑った。
あろう事か、目の前の化け物がよりにもよって自分の学校の監督だったのだ(結構失礼)

シャルル:何じゃ知らなかったのか〜?

ルル:バカな!・・・・・いや、言われてみればこの野球部に監督はいなかった。それに俺の練習の情報も知っているのも合点がいく。・・・・・・そうか、そうだったのか!

シャルル:ようやく、理解できたかルル〜シュよ〜。

ルル:・・・・・・いいだろう。では聞こう、どの学校と練習試合を組んだんだ。

シャルル:ふふふ・・・・・・がっはははははははは!お前も少しは、知恵が働くなら当ててみい。

ルル:くっ!一体この日本にいくつ高校があると思っているんだ!?・・・・まあいい。予想されるパターンは、大きく分けて三つ。

シャルル:ふふふ。

ルル:まず、甲子園常連校。ここと対戦すれば、得るものは大きい。しかし、向こうにとっては、うちとやるのは、メリットがない。

シャルル:さすがよの〜。

ルル:次に県内の弱小校。しかし、これは、論外だ。

シャルル:ほほ〜。

ルル:弱小校と対戦して自信を付けさせるという手もあるが、お前が俺達にそんな事をするはずがない。

シャルル:さすがにわかっておるの〜。

ルル:ならば、この付近で強い高校だ!アカツキ高校か、あるいはSEED高校だ!

シャルル:ふっ・・・・・・・・がっははははははは!さすがは、我が息子。二つに絞り込みおったわい。

ルル:さすがは、マリアンヌの息子と言ってほしいな。俺のこの思考力は、母さんから譲られたものだ。

シャルル:こざかいしいわ〜。ならば、最後の一つを当ててみせい!

ルル:俺の予想は・・・・・・・・・

ブロロロロロロロロ・・・・・・
ルルーシュ達を乗せたバスが、その学校へ向かう。
ルルーシュは、神妙な顔つきになった。
シャルルが組んだ学校を当てたのは良かったものの、相手校のデータを考えれば、かなりの力の差を感じる。
昨夜、相手校のデータをすべて調べ上げ、頭の中にたたき込んだが、初めての実戦でどれだけ通用するのかがわからなかった。
無論、負ける気など更々ないが。
そんな時、扇がバスで立ち上がり、話し出した。

扇:今日の相手が相当苦しい相手と言うことが分かってくれたとは思うが、そろそろ先発メンバーを発表する。

うおー。
今年度最初の実戦と言うこともあり、それぞれが興味津々になって扇の話に耳を傾ける。

扇:まず、一番ショート朝比奈。

朝比奈:当然。

朝比奈は、中指で軽く眼鏡を抑える。
朝比奈の眼鏡が光り出す。

扇:二番は、キャッチャーのルルーシュだ。

ルル:はい。

一年生をスタメンに使うのは、かなり異例のことらしいが、ルルーシュは、あらかじめ聞いていたので、驚かなかった。

扇:三番は、サード藤堂。

藤堂:おう!

扇:四番は、センタースザクだ。頑張れよ。

スザク:はい!

これもすでに決定事項だった。

扇:五番は、ファーストディートハルト。

ディートハルト:まあ、適任でしょうな。

扇:六番は、レフト卜部。初のスタメンだ気合い入れて行けよ。

卜部:ウス!

扇:七番が、ライト南で、八番がセカンド杉山な。

南・杉山:はい。

扇:そして、九番がピッチャーの俺。っとまあ、そんなわけだ。これは、練習試合だし、胸を借りるつもりで頑張ろう!

みんな:はい!

みんなそう言っているが、約一名勝つ気満々で試合に臨んでいる者がいた。
無論それは、ルルーシュだった。

ルルーシュ:(ふん。見てろよ。この練習試合に勝利し、一気に甲子園駆け上がってやる。)

??:あの〜。

みんな:うん?

全員がその声がする方向に注意を注いだ。

玉城:俺の出番は〜?

みんな:!!!!

まさか、この期に及んでこの男にこんな事を聞かれるとは思わなかったらしい。

扇:う、あ、そ、そうだな〜。

玉城があまりにも期待に満ちた目で見つめるので、扇は言いづらかった。
その時、救世主が現れた!

ルル:玉城!

玉城:お、おう。

ルル:お前は、我がアッシュフォード学園の秘密兵器だ。ここぞと言う局面で参加し、一気に戦況を覆す活躍をする。それがお前の役目だ。

玉城:お、俺が・・・・・

みんなが思った。
そんなベタな話に騙されるやつはいないだろう、と。

玉城:そっか〜。俺は、秘密兵器なのか〜。じゃあしょうがねえよな〜。

古来、このような言い方でベンチに下がらせられるものは、実力も思考もこの程度だったのだ。
桜木花道のように特化した能力が一つでもあれば別だが、玉城にそれを望むのは酷というものだろう。
そうこうする内に・・・・・
ブロロロロロロロロ・・・・・・プシュ〜。
バスが目的地に着いた。

扇:よし!行くぞみんな!

みんな:はい!

果たして初めての実戦でどうなるのか!?
そして、相手校は、どこなのか!?

第9話 ルルーシュのデビュー戦 に続く
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