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マイクの物語コミュのギアス高校野球第7話 スザクの地獄ノック!

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ルル:はあ・・・・はあ・・・・・

甲子園を目指して、今日も球児達が汗を流す。

ピー!

扇:よーし、そこまで。インターバル終了。次は、ダッシュだ。それにしても・・・・・・・

藤堂:うん?

扇:ルルーシュのやつ、ばてなくなってきたな。

藤堂:うむ。

タタタタタタタッ!
全員が一斉にダッシュする。
当然スザクが一番早い。
そして、ルルーシュと玉城が最下位争いを・・・・・

ルル:よし!

玉城:くぅ〜。ルル〜シュなんかに負けちまった〜。

ルル:ふっ、俺に勝とうなんて10年早い。

玉城:偉そうに言ってるけど、俺達が最下位な事に変わりはねえからな〜。

ルル:くっ!だが、今に俺が勝ってみせる!

玉城:無理無理。どうやってお前がスザクに勝とうってんだ。

ルル:なんだと!

スザク:まあまあ。とにかく後、99本走るよ〜。

へっぽこルルーシュも日に日に成長している。
もっともそれでも、玉城以外の部員には叶わないのだが。

ピー!

扇:よーし、次は守備練習だ。今日は・・・・・・・スザクお前が、ノックやってくれ。

スザク:はい。

部員達:え〜〜〜!!!

扇:つべこべ言うな!まずは、朝比奈だ。

朝比奈:はい・・・・・

スザク:行きます!

キーーーーン!
ビシューン!

朝比奈:ひー!

いい避け方だ。
これが、ドッジボールなら朝比奈はヒーローだろう。

扇:あ、さ、ひ、な〜〜〜。お前は、ショートだろう!守備でみんなを引っ張ってもらわないと困るぞ!

朝比奈:え、あ、へへへ。すみません。

スザク:もういっちょ行きます!

キーーーーン!
ビシューン!
ドーン!

朝比奈:あーーーーれーーーーー!

玉城:た〜まや〜!

朝比奈花火が打ち上がった。

扇:次、杉山。

杉山:はい・・・・・

スザク:行きます!

キーーーーン!
ビシューン!
ドーン!

杉山:ひーー。

扇:おっ。また上がった。次は、ディートハルトだ。

ディートハルト:ふっ、私はファースト。守備力など必要ないで・・・・

扇:スザク、やれ。

スザク:はい。

ディートハルト:なっ!・・・・・・ひーーーー!

ドーン!

扇:さて、次は・・・・・・

部員達:あわわわわ・・・・

誰もが名前を呼ばれたくなさそうだったが、扇は、容赦なく一人一人呼んでいく。
そして、

扇:じゃあ次は、藤堂。

藤堂:おう。

スザク:行きます。

キーーーーン!
ビシューン!
ゴスッ!

藤堂:ぐっ!

スザク:大丈夫ですかー!

藤堂:くっ!

打球は、藤堂のみぞおちを直撃したが、藤堂は、落ちたボールをすぐに拾ってファーストへ投げた。
すごい根性だ。

藤堂:まだまだ!

それからもスザクの容赦ないノックは、続く。
結局一人もスザクの球を捕れなかったが・・・・

扇:ふぅ〜。結局誰も捕れず仕舞いか。まあしょうがない。よし、次の練習に入るぞ。

朝比奈:待ってください。まだ一人やっていませんよ〜。

扇:え?でもルルーシュとカレンは、別メニューで投球練習を・・・・

杉山:ルルーシュじゃありませんよ。ふふふ、

扇:え、いや、他には、誰も・・・・・

南:逃げようったって、そうは行きませんよ〜。

扇:おい、待て、俺はピッチャーで・・・・・

ガシッ!
みんながゾンビのように這ってくる。
そして、次々と扇にからみつく。

卜部:ピッチャーも内野手でしょう。

扇:いや、だから・・・・・

吉田:問答無用!行け!スザク!

スザク:はい!

扇:おい、ちょっと待て!何でお前ら両腕を掴んでるんだ。これじゃあ、守備練習じゃ、ってうわあああーーーー!!!

ビシューン!
ドドドドドーーーーン!
スザクの打球は、扇を押さえ込んでいる部員達も巻き込み、連続花火を上げたのだった。

スザク:ふぅ〜。いい汗かいたな〜。そうだ。ルルーシュは?

いい汗をかいてさわやかな笑顔を見せるスザクは、最高だった。
もっとも、野球部員達にとっては、悪魔の微笑みに見えたかも知れないが。
さて、ルルーシュは。

カレン:行くよ〜ルルーシュ!

ルル:来い!

シューーーーン!
ドゴッ。
鈍い音がする。

ルル:ぐっ、がはっ!

何度目かわからないが、ルルーシュが這いつくばる。

カレン:おーい。もうおしまいか〜?

ルル:くっ!・・・・・・

カレン:C.C.お願い。

C.C.:いいだろう。

むぎゅっ!
フミフミ。
C.C.が見事にルルーシュを踏みつける。

C.C.:ああこの瞬間が堪らない。

ルル:くっ!きさま〜!

ルルーシュは、勢いよく立ち上がる。

カレン:ほらほら、行くよ。

ルル:くっ!良いだろう。今度こそ。お前の球を捕ってみせる。

タタタタタタッ!

スザク:お、やってるやってる〜。

野球部員達をすべてノックアウトしてきたスザクが二人の様子を見に来た。

カレン:行くよ〜〜〜〜!!!でやああああーーーー!!!!

シューーーーン!
バシッ!
ボールは、ミットを弾き、後ろに逸れた。

ルル:くっ!またダメか。

スザク:今、ミットに当たったよね!ね!

カレン:うん?ああ。最近、勢いよく吹っ飛ばないんだよな〜。ルルーシュのくせに。

カーカーカー!
いつの間にか、夕暮れ時になった。
まだカレンの投球と鈍い音が響き渡る。

スザク:うん、これなら行けるかも甲子園!

それには、まずノックアウトした部員達を何とかしないとダメだろう。
さて、ルルーシュの成長は、功を奏すのか!?

第8話 練習試合に続く。
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