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マイクの物語コミュのギアス高校野球第5話 ルルーシュの一日

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チュンチュン
小鳥のさえずりに起こされ、ルルーシュは目覚める。
すぐに着替え、台所へと下りていく。

マリアンヌ:おはようルルーシュ。

ルル:おはようかあさん。あっ、朝食は俺が作るって言ってるのに。

マリアンヌ:何言ってるの〜。あなたは、野球で大変なんでしょう。気にせず、食べなさい。

ルル:はい。

そこへ、誰かが下りてくる。

ナナリー:おはようございます。

ルル:おはようナナリー。

そして、二人は、学校へ行く。

ルル:気持ちのいい朝だなナナリー。

ナナリー:ええ・・・・・お兄さま。手を繋いでもいいですか?

ルル:しょうがないなナナリーは。ほら、

ナナリー:あっ。

そして、二人は、笑いながら学校へ向かった・・・・・・・

・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・

ルル:う〜ん・・・・・夢か・・・・・・うん?なーーーーー!!!!なんだこの時間はっ!

バン!
突然部屋のドアが開く。

マリアンヌ:遅れるわよ。ルルーシュ!

ルル:バカな!昨日ちゃんと目覚ましをセットしたはずなのに!念のために二つともしたはずが、両方ともタイマーが切れている。

マリアンヌ:私が切りました。

ルル:なっ!かあさん!何でそんなことを!

マリアンヌ:何言ってるの!昨日も夜遅くまで敵チームの研究をしていたんだから、ちゃんと寝なきゃダメじゃないの!

ルル:しかし!これでは遅刻してしまう。

マリアンヌ:何を言ってるのルルーシュ・・・・・・

マリアンヌは、ニコニコしながら言う。

マリアンヌ:走れば間に合うわよ。あ、それと、ナナリーは、先に行かせましたからね。

ルル:くそ〜!

ルルーシュは、バッと着替え出かける。
現実と夢の世界では、えらく違うようだ。

マリアンヌ:ほら、ルルーシュ!パン!

ルル:くっ!

ルルーシュは、お約束のパンをくわえたまま走ることになった。

マリアンヌ:がんばるのよルルーシュ・・・・・・

タタタッタタタタッ!
キーンコーンカーンコ〜〜〜〜ン

ルル:はあ・・・・はあ・・・・・・

ロイド:おめでと〜ルルーシュ君。今日も遅刻だね〜。

ルル:くっ!

ロイド:今日という今日は、改造しちゃうよ〜・・・・・ってあ痛たたたたた。セシル君耳をひっぱらないで・・・・

ルル:ふぅ〜。助かった。

そして、授業が始まると、

ルル:スゥ〜・・・・・・・スゥ〜・・・・・・・

スザク:ルルーシュ。おい、ルルーシュ・・・起きなきゃ・・・・

ルル:スゥ〜・・・・・・・スゥ〜・・・・・・・

担任:よし、じゃあここを略してみろスザク。

スザク:え、あ、はい!ええ〜と・・・・・戦場は・・・・・孤独で・・・・

担任:な〜んだ。こんなところも訳せないのか〜。それじゃあ、ルルーシュお前が訳してみろ。

スザク:やばっ!

ルル:スゥ〜・・・・・・・はい。

ルルーシュは、すくっと立ち上がった。

ルル:戦場は、常に孤独だ。他者の力には頼れぬ。孤影を見つめて己に問え。自分が今何をなすべきなのかを。そして、捜せ!自分が進む最善の道を!

担任:お〜さすがだな〜。正解だ。

スザク:すごいよルルーシュ。なんで咄嗟にできるんだい?

ルル:ふん。担任の思考を読めば、どの辺りが出るかは容易に想像できる。後は、瞬時に対応していけばいいだけだ。

スザク:すごいねルル〜シュは〜。

ルル:スゥ〜・・・・・・・スゥ〜・・・・・・・

スザク:ってまた寝ちゃったよ。

キーンコーンカーンコーン。

ルル:よし!行くぞスザク。

タタタタタタッ
ルルーシュは、走り出した。
部室に着くなり即着替え、グラウンドに出た。

ルル:ふっ。やはり俺が一番か・・・・・・

???:遅いわよルルーシュ。

ルル:なっ!この声はカレン。

カレン:さあさっそく特訓よ。

ルル:くっ!いいだろう。今日こそお前の球を捕ってやる!

カレン:それじゃあ行くわよ〜〜!でやあああああーーーー!!!

ドーーーン!

ルル:ぐわあああああ!!

スザク:た〜まや〜・・・・・・・あ、やっぱり出番がなくなった。

誰の出番がなくなったか知りたい方は、第4話を見ていただきたい。

カーカーカー
いつの間にか、外はすっかり夕暮れ時になった。

カレン:今日はこれぐらいにしてやろうか。

ルル:くっ!

バタン。
ルルーシュは、またその場にて倒れた。

スザク:さ〜て、今日も終わった終わった。

カレン:うん?お前、これを運んでやらないのか?

いつの間にかルルーシュは、ヘタレキャッチャーから「これ」に降格した。

スザク:うん?あ〜嫌がるんだよ〜。いつも「お前の力など借りれるか!俺は、這ってでも自分の力で帰る!」って言って聞かないんだ。

カレン:なんて負けず嫌いなやつ。

そして、練習も終わり、それぞれが帰途につく。
コンッ・・・・・・コンッ・・・・・

ルル:はあ・・・・・・・はあ・・・・・

ルルーシュは、ちょうど良い長さの枯れ木を使って帰宅した。

ルル:ふぅ〜・・・・・ふぅ〜〜〜・・・・

ナナリー:お兄さま!お帰りなさい!

ルル:ナナリー。ただいま。

いつの間にか、ルルーシュは元気になっていた。

マリアンヌ:さあ夕食の用意ができてますよ。

ドーーーン!
何得体の知れない巨大な物体が歩く音がする。

????:ルル〜シュよ!遅かったな〜!心配したぞ〜。

ルル:くっ!親父!

二人は、睨み合ったままだ。

マリアンヌ:ほらほら、そんなことは、後にして早くごはんにするわよ。

ルル:わ、わかりました。

シャルル:うむ・・・・・・

そして、楽しい(???)歓談が始まった。

ナナリー:お兄さま。今日は、ちょっと遅かったのではないですか?

ルル:うむ。ちょっとカレンというとんでもない女の球を捕っていたら時間が掛かってしまった。

ナナリー:まあ。大丈夫なのですか?

ルル:ああ。もちろんだ。

パキン。
シャルルが、突然ナイフとフォークを止める。

シャルル:ルル〜シュよ〜。よもやその女の球をまともに取れないということは、なかろうな〜。




ルル:ぐっ!確かに今は取れないが、いつか捕ってみせる!

シャルル:ふぅ〜〜〜〜〜〜。なんということだ。我が息子が女の球も取れないようになってしまったとはな〜。これは、鍛えてやらねばの〜。

ルル:なっ!俺は、その特訓で疲れて・・・・

シャルル:先ほどナナリーに大丈夫と言ったではないか〜。

ルル:くっ!・・・・・そうだ!母さん。先ほどの親父の発言は、女性差別では・・・・

マリアンヌ:ルルーシュ・・・・・・・・私は、あなたを女の子の球もまともに捕れないような男に育てた覚えはありませんよ。

どうやらこの夫婦のルルーシュ育成計画は一致しているようだ。

ルル:なっ!

シャルル:さあ特訓だ〜!庭出ろ!ワシが投げてやる!




ルル:なっ、なっ、

ナナリー:お兄さま。頑張ってくださいね。

ルル:ナナリー・・・・

こればっかりは、さすがのルルーシュも「ああ、任せておけ!」とは言えないようだ。
そして、
ドゴーーーーーーーーーーン!
綺麗な花火が上がった。

シュナイゼル:・・・・・・・またあの家では花火が上がったか・・・・・・・綺麗なものだな。

シュナイゼルは、優雅にワイングラスを片手に持ちながら、窓ガラスからランペルージ家の独特の花火を眺める。

シャルル:今日は、これぐらいにしておいてやろう。

ルル:くっ!

バタン。
ルルーシュは、またしても倒れた。

ナナリー:お兄さま!

マリアンヌ:大丈夫よナナリー。だって、ルルーシュは、男の子ですもの。

ナナリー:はい。

そして・・・・・・・

ルル:スゥ〜・・・・・・・スゥ〜・・・・・・・

ルルーシュは、部屋で束の間の睡眠についた。

パチッ・・・・・パチッ・・・・・

マリアンヌ:これでよし!っと。全く、こんな所に目覚まし時計を隠しても無駄なのにね〜。

ルルーシュの試練は、続く。

第6話 野球部の練習へ続く
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