マイクの物語コミュのギアス高校野球　第４話　アッシュフォード学園のチームメイト

前回、カレンに猛特訓を課せられたルルーシュだが、

ルル：ぜぇ・・・・ぜぇ・・・・・ぜぇ・・・・

カレン：今日の所は、これぐらいにしようかしらね。

ルル：くっ！ぜぇ・・・・・ぜぇ・・・・・ぜぇ・・・・

バタン。
散々花火として打ち上げられたルルーシュは、倒れた。

スザク：ルルーシュ頑張ってるな～。ところで扇さん。このチームのメンバーを紹介してもらいたいんだけど。

扇：え？あ、ああ。まず・・・・

むくっ

ルル：あまいぞスザク！自分が通うチームメイトの名前ぐらい調べておけ！

ルルーシュは、突然立ち上がり、しゃべり出す。
やはり、ルルーシュは説明好きだ。

スザク：あ、起きた。

扇：そろそろいいか？まず・・・・

ルル：サード藤堂鏡志朗。昨年二年生ながらアッシュフォード学園の四番としてチーム三回戦進出に大きく貢献した男。三回戦で５打席連続敬遠が無ければきっともう少し上までチームをひきいることができただろう。

扇：え？

ルル：次に、ファーストディートハルト。昨年二年生ながらスタメンで出場。打率は低いが３試合で２本のホームランを放っている。

扇：まさか、調べたのか？

ルル：二年の杉山、南、卜部は、昨年ベンチ入りしたが、出番はそれぞれ代打による一打席のみ。残念ながら、どれも内野ゴロで終わった。

扇：控えメンバーまで！

ルル：最後にピッチャー扇。去年２イニングだけ投げていた。試合がほぼ決まっていたとはいえ、無失点は評価できる。

スザク：すごいね。ルルーシュ。よく調べたね～。

ルル：お前が無関心すぎるんだ。

スザク：ところで、どうしてそんなに詳しいのにキャッチャーのナオトさんの事を知らなかったの？

ルル：！！

スザク：あれ？ルルーシュ？

ルル：・・・・・・忘れていた・・・・・そういえば、控えキャッチャーに紅月というのがいたような気が・・・・・・

カレン：！！なにぃ～！お兄ちゃんの事を忘れてたの～！許せない！そんなヘタレキャッチャーは、とことん鍛えてやる！

ルル：ま、待て！お前の兄のことは・・・・・

カレン：問答無用！でやああああああ！！！

ルル：ぐわああああ！！！

ドーーーン！

玉城：た～まや～。

スザク：また花火が上がったね。ところで、玉城の台詞はそれだけになったね。

玉城：なっ！！

スザク：きっと最後には、忘れ去られるんだろうね。

玉城：なーーーっ！！！！！！

スザクに悪気はない！
ただ、天然なだけだ。

果たして、このチームはどこまで進めるのかそして・・・・・
ドーーーン！

ルル：のわあああーーー！！！

ルルーシュは、生き残れるのだろうか？

第５話　ルルーシュの一日　へ続く。
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