ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

マイクの物語コミュのギアス高校野球 第2話 キャッチャー

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
前回、野球部に入部したルルーシュとスザクは、さっそく練習に入った。

スザク:行くよーーーールルーシューーーー!

ルル:来ーーーい!スザクーーーー!

スザク:とどろけサンダーボルトランスロットボーーーーーーール!!!!

ギュイーーーーーーーン!
ドシューーーーーーーン!
人間が投げたとはとても思えないような球が飛んでくる。

バシュッ!

ルル:ふぅ〜〜〜。

扇:なんだ。お前あの球取れるじゃないか。

ルル:そりゃあセンターフェンスからのバックホームなら誰でも取れますよ。

あろう事か、スザクの球は、センターフェンスギリギリ投げたにもかかわらず、ノーバウンドのストライク返球でルルーシュの元まで届いたのだ。

ルル:それにしても・・・・・

扇:うん?

ルル:1年の俺がキャッチャーをやっていいんですか?他にキャッチャーは、いないんですか?

扇:ああ、実は・・・・・

玉城:俺がいるじゃねーか!

玉城は、親指で自分を指し、べろを出している。

ルル:・・・・・・

扇:・・・・・・

二人は、一瞬玉城の方を向いたが、

扇:この学校にはもうキャッチャーは、いないんだ。

玉城:無視しないでくれよ〜〜〜〜〜。

玉城は泣きながら訴える。

扇:わかったわかった。

ルル:「もういない」とは?

扇:実は・・・・・

???:ちょっと待ったーーーーー!!!!

ルル:??

玉城:誰だあの女?

???:紅月カレン、補修を終わらせてただいま参上!

扇:おー、カレンか。

カレン:お兄ちゃんの夢は、あたしが叶える!さあ、行くよ!誰かあたしの球を取って!

ルル:じゃあ、俺が・・・・・

玉城:ちょっと待ったーーーー!!!ここは、このアッシュフォード学園最強のキャッチャーでもある玉城真イチロー様が、お前の球を取ってやるぜ。

誰がお前を最強のキャッチャーと認めた!
と、誰もが思ったが、あほらしいのであえて突っ込まないことにした。

扇:まあいいだろう。カレン投げてくれ。

玉城:へへ。俺様のキャッチングスキルを見せてやるぜ。

カレン:ふぅ〜〜〜〜。さあ行くよ!見守ってねお兄ちゃん。

玉城:来いや!

ザッ!
カレンがゆっくりとプレートに足をかけて振りかぶる。

カレン:でやあああああああーーーーー!!!!!

そして、玉城めがけて一気に球を投げた!

ギュルルルルル!
凄まじいスピンをかけて球は一直線に進む。

玉城:え?あああーーー!!!

ドーーーーーン!

玉城:ひーーーー!!!

ルル:あ、飛んだ・・・・・

スザク:すごい球だね〜。

扇:相変わらずだなカレン。

カレン:えへへ。

ルル:ところで、お兄ちゃんというのは・・・・・?

カレン:・・・・・・・・

扇:・・・・・・・

扇は、カレンの様子を見ながら、言う。

扇:実は、カレンには兄がいたんだ。俺と同級生で、キャッチャーだった。

ルル:(そういうことか。)

扇:名前は、ナオト。先月事故で亡くなったんだ。

ルル:(やはり。)

扇:俺とナオトは、いつか甲子園へ行こうと誓ったんだ。だが、結局それも果たせぬまま終わってしまった・・・・・・

重い空気が立ちこめる。
それを破ったのはカレンだった。

カレン:ふん。でも、お兄ちゃんの夢はあたしが絶対に叶えてみせる!あたしのこの球で!

扇:カレン・・・・・・

ルル:・・・・・・その、水を差すようで悪いが・・・・

カレン:??

ルル:女は、公式の大会に参加できないぞ。

カレン:・・・・・・・

扇:・・・・・・・・

玉城:え?何?どうしたんだ?

カレン:・・・・・えええーーーーーー!!!!!

なんと言うことか!
カレンの夢は、あっさり終わってしまったのだ。
カレンは、この後どうするのか!?
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=61726404&comm_id=2002428

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

マイクの物語 更新情報

マイクの物語のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング