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マイクの物語コミュのベルリンの悲劇

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ベルリンの悲劇

ステラ:死ねーーー!!

ステラはベルリンにいる民間人を片っ端から殺しまくっている。

カガリ:やめろーー!

カガリは無謀にもこのベルリンに一人でやって来た。
連合軍は、およそ数百機。
勝てるはずもない。
だが、カガリはそれでもこのベルリンにいる人達が踏みつぶされていく様を見ることはできなかった。

カガリ:でやあああ!!!

一機、また一機と次々と敵を撃破していく。

ネオ:化け物かあいつは?

しかし、そんなカガリの前にデストロイが立ちはだかる。

カガリ:くっ!これはモビルスーツなのか?

ステラ:落ちろ!

カガリ:くっ!なんてパワーだ。だけど!この程度なら、

ヒュン!ヒュン!次々とデストロイの攻撃をかわすと、カガリはデストロイガンダムのコクピットまで近づいた。
一度懐に戻ると、でかいモビルスーツは弱い。
一気にとどめを刺そうとしたとき、

ネオ:やらせるかーーー!

カガリ:は!

ガシーン!すんでの所でネオの攻撃を止める。

もう一息と言うところでネオに邪魔された。
だが、カガリはそれでも、立ち向かっていく。
途中、何機か敵を撃墜し、フェイズシフトも使えない状態だが、それでも敵を倒していく。
カガリは極限の状態にまで追い込まれているが、敵は容赦なく襲ってくる。

ステラ:いやああああ!!!!

カガリ:くっ!・・・・・あ!

カガリは背後をうつすモニターに目が留まった。
そこには、

女の子:えーん、えーん。ママー。

防衛兵:よーしよし、大丈夫だよ。すぐにママは見つかるからねー。

カガリ:ここであたしがよけたら・・・・・・

カガリは動けなかった。
そこへ、デストロイの攻撃が襲いかかる。
フェイズシフトも切れたカガリが食らえば一瞬にして灰と化すだろう。
そして、もちろん後ろにいる人達も吹き飛ぶ、どちらにしろ後ろにいる人達の運命は決まっているのだ。
だから、ここでカガリが相手の攻撃を避けたとしても誰も攻めたりはしない。
カガリもそれはわかっている。
しかし、カガリは動けなかった。
自分のすぐ後ろにいる小さな命と、それを守ろうとする勇敢な兵士を置いては行けないのだ。

カガリ:あ、ああ・・・・・

キュイイイイイイン。
デストロイの砲台にエネルギーがたまる。
まるで、それがスローモーションのようにカガリには見えた。
そして、ドーン!凄まじい爆発音が鳴り響いた。

ステラ:はあ・・・・・・はあ・・・・・・!!

カガリ:・・・・・・・・・・・・

カガリは・・・・・・・・カガリは目を開けた。

カガリ:え?・・・・ア、アスラン!

アスラン:俺はお前を守ると言っただろう。その気持ちはザフトに行っても変わらない!例えどんなに相手が巨大であろうとも俺はお前を守り抜いてみせる。
アスランはシールドを使ってデストロイの攻撃を防いだのだ。

カガリ:アスラン・・・・・う、うう・・・

カガリに何とも言えない感情が沸き上がった。
クレタの激闘にて対峙し、決別した二人。
もうアスランとは敵同士となってしまった。
二度とアスランとは分かり合えないと思っていた。
だが、アスランは約束を忘れていなかったのだ。
誰の支えも借りず、一人で戦ってきたカガリにとってアスランに助けてもらったことは計り知れないほど、カガリの心を救った。

アスラン:でやああああ!!!

そのままアスランはデストロイに向かって飛ぶ。
デストロイガンダムの再三の拡散ビーム砲の攻撃を避け、接近する。
しかし、すんでの所で切り離した腕があらぬ角度から攻撃をしてくる。

アスラン:くっ!こいつは!

シン:アスラーーン!

アスラン:シン!

シン:何やってんですか?!さっさとやりますよ。

アスラン:遅いぞシン!

シン:ちぇっ!助けに来たのに怒ることないだろ。

そうはいいながらも数々の戦いを二人で戦ってきたのだ、もうどう動けばいいかが分かっている。
アスランがデストロイの注意を引きつけている間に、シンが接近する。
そして、ガシッ!シンがデストロイのコクピット付近を切り裂いた。

ステラ:いやああああああ

シン:よし!とどめだ!

ネオ:やめろーー

シン:え?

ネオ:あれに乗っているのはステラなんだぞ〜。

シン:なっ!じゃあ、やっぱりアスランが言ったとおり・・・

シンが拘束されたとき、アスランは確かに言った。
(アスラン:そんな約束をやつらが守る分けないだろう!。お前がやったのはいたずらにその子を苦しめるだけなんだぞ!)

アスラン:シン!どうしたシン!

スティング:何つっ立ってんだよ!

アスラン:くっ!

シン:ステラ〜〜!

ステラ:シ・・・・・ン。

シン:そうだ。俺だよステラ!

アスラン:邪魔をするな〜!

ガシッ!あっさり、スティングを落とした。

スティング:ぐわあああ!

ステラ:あああ!!!

ネオ:スティング!くそーー!!

アスラン:まだ来るかーー!!!

こっちもあっさり倒した。

ステラ:ああああ!!ネオーー!!!いやあああああ!!!!

シン:ステラ!ステラ!

ステラ:いやああああ!!!死ぬのはいやああああ!!!!

シン:あああ!

アスラン:くっ!シン!何で動かないんだ!やむを得ん!間に合えーーー!!!!

ギュイーンズババババ!アスランがデストロイの胸部のビーム砲にビームサーベルをたたき込む。

アスラン:もう一つ!

ギュイーンズババババ!

シン:あ、ああ、や、やめろーーー!

ステラ:いやああああ!!!!

ドーン!バチバチバチバチ!デストロイガンダムは倒れていく。

アスラン:シン、一体どういう・・・・

シン:ステラーーーー!!!!

アスラン:え?

シンはデストロイの倒れた先へ向かった。
そして、

カガリ:アスラン・・・・・

アスラン:カガリ。俺は何があろうともお前を必ず守り抜いてみせる。それだけは忘れないでくれ。

シューン!セイバーは飛び立っていった。

カガリ:アスラン・・・・

一方その頃シンは

シン:う、うう、ステラ〜〜(ステラ:シン。アスラン:シン。)う、う、うおおおおおおお!!!!!

憎むべき仇は、兄として慕うアスラン。
今、シンの中でアスランへの憎しみと親しみが葛藤する。
憎むべき敵への復讐心が唯一の生きる支えだったシンに取ってその相手がアスランであったときの苦悩は相当な物であった。
どうしようもない苛立ちを自分にぶつけるシン。
そんな中、ミネルバにアークエンジェル撃墜の命令がくだされた。

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