ラクス暗殺事件の時のお話です。
ラクス：（くっ！こんな時にスナイパーライフルさえ有れば！）
キラ：え、何だいラクス？
ラクス：あ、なんでもありませんわ。
ラクスは至近距離からでもスナイパーライフルを撃てるのだった。
しかし、考え事をしているラクスに忍び寄る影。
ハロ：認めたくない！認めたくな〜い！
キラ：はっ！ラクス〜！！
バーン間一髪暗殺者の狙撃ははずれた。何故撃つのに時間が掛かったのか。
ラクス：ああ（なんと言うことでしょう。わたくしがこんな近くまで獲物の侵入を許してしまうなんて。ちょっと銃がないからって動揺しすぎですわ。）
そして、なんとかシェルターに脱出した。
ラミアス：コーディネーターだわ。
バルトフェルド：ああ。それもシロートじゃない。ちゃんと戦闘訓練を受けてる連中だ。
ラクス：（これは下っ端の兵士ですわね。おそらくわたくしを殺した後に始末するつもりなので、あまりいい人材を使っていないのですわね。ふふふ。デュランダル議長もこの程度でわたくしを倒せると思っていたとは、女子どもと見て甘く見ましたわね。このツケはしっかりと百万倍にして返してあげますわよ。）
確かにそうだ。暗殺部隊のメンツの動きはどう見てもシロート。ラミアス艦長に簡単に蹴りを入れられたり、バルトフェルドを後ろから撃てば倒せるのにわざわざナイフを使っているし、至近距離からラクスを撃つチャンスがあったのにもかかわらず、相当時間が掛かったところから見ても、おそらくデュランダル議長は彼らを使い捨てにするつもりだったのだろう。
キラ：ザフト軍？ということですか？
ラミアス：コーディネーターの特殊部隊って最低ね。
ラクス：（確かに最低の三流暗殺者ですわね。）
ドゴーン！
ラミアス：モビルスーツ。
バルトフェルド：おそらくな。何が何機いるか分からないが、火力のありったけで狙われたらここももたないぞ。
ラクス：（くっ！スナイパーライフルさえあれば、例えモビルスーツが相手でもすべて狩って差し上げますのに。）
子ども：ラクスお姉ちゃん・・・怖い。
ラクス：大丈夫ですわよ。心配いりませんわ。（そして、余計なことは言ってはなりませんわよ。）
ラミアス：こんな時にまで子どもをあやしてあげられるなんて。
バルトフェルド：本当は自分だって怖いはずなのに。
ラクス以外の人達は子どものセリフを誤解した。
ハロ：ハロ！ハロ！てやんでい！
ラクス：（ああどうしてアスランはハロに銃への変形機能を付けてくださらなかったのでしょうか？そうすれば銃の持ち運びが便利でしたのに。）
キラ：ラクス。カギを出して。
ラクス：でも、それではキラが・・・・（獲物を全部独り占めしてしまうではありませんか！）
キラ：大丈夫。僕は大丈夫だから。
ラクス：キラ。（それはそうですわよ。いつも全部独り占めしているのですから。）
キラ：このまま君たちのことすら守れず・・・・そんなことになる事の方がつらい。
ラクス：キラ（わたしくしは、キラが全部狩ってしまうことがつらいのです。）
そして、ラクスは結局渋々カギを渡した。フリーダムへと向かうキラ。ラクスはそれを心配そうに見ていた。
バルトフェルド：（かわいそうに。本当はキラを戦いに出させたくないのだろうな。）
ラミアス：（あなたの気持ち分かるわ。）
ラクス：（ああ、キラ。一人ぐらい私に残して置いてくださいね。）
そして、キラは出撃した。瞬時にキラはほとんどのモビルスーツを無力化した。
ラクス：キラ。（まさか私に動けなくなった獲物を狩れとでも？動かない的にどれだけの価値が有るというのです。）
残るは隊長機のみ。
ラクス：（ああ、やはりわたくしのために一つ残して置いてくださったのですね！）
キラは隊長機の腕を落とし、砲台を破壊し、最後には足を撃った。
ラクス：（ああ、ただいたぶりたいだけだったのですわね。期待したわたくしがばかでしたわ。）
そして、キラ達は否応なしに戦場へと赴くことになったのだ。
ラクス：（こんなに悔しいことはありませんわ。これもデュランダル議長のせいですわね。この屈辱絶対に忘れませんわよ。）
おしまい。
キラ：・・・・・・・・
アスラン：・・・・・・
キラ：なんだよこれは！
アスラン：やはり、キラも女の子の気持ちが分からなかったか。
キラ：冗談じゃないよ！わかるわけないじゃないか！下心丸出しのルナマリアとネコをかぶりまくってるラクスを一緒にしないでよ。
アスラン：お、お前・・・・・・あ！
ヒュー！アスランは脱兎の如く逃げた。
キラ：あ、まだ話は終わってないよ。
？？？？？：下心丸出しってどういうこと？
？？？：わたくしのことも話していたようですね。是非とも教えていただきたいですわ。
キラ：あ、あ、ひーーーーー！！
おしまい。キラのおしまい？まあとにかくおしまい。
ええスナイパーライフルを持ったラクスが分からない方は「女神ラクス」（下）を読んでいただければ、より今回の物語をお楽しみいただけます。
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ラクス：（くっ！こんな時にスナイパーライフルさえ有れば！）
キラ：え、何だいラクス？
ラクス：あ、なんでもありませんわ。
ラクスは至近距離からでもスナイパーライフルを撃てるのだった。
しかし、考え事をしているラクスに忍び寄る影。
ハロ：認めたくない！認めたくな〜い！
キラ：はっ！ラクス〜！！
バーン間一髪暗殺者の狙撃ははずれた。何故撃つのに時間が掛かったのか。
ラクス：ああ（なんと言うことでしょう。わたくしがこんな近くまで獲物の侵入を許してしまうなんて。ちょっと銃がないからって動揺しすぎですわ。）
そして、なんとかシェルターに脱出した。
ラミアス：コーディネーターだわ。
バルトフェルド：ああ。それもシロートじゃない。ちゃんと戦闘訓練を受けてる連中だ。
ラクス：（これは下っ端の兵士ですわね。おそらくわたくしを殺した後に始末するつもりなので、あまりいい人材を使っていないのですわね。ふふふ。デュランダル議長もこの程度でわたくしを倒せると思っていたとは、女子どもと見て甘く見ましたわね。このツケはしっかりと百万倍にして返してあげますわよ。）
確かにそうだ。暗殺部隊のメンツの動きはどう見てもシロート。ラミアス艦長に簡単に蹴りを入れられたり、バルトフェルドを後ろから撃てば倒せるのにわざわざナイフを使っているし、至近距離からラクスを撃つチャンスがあったのにもかかわらず、相当時間が掛かったところから見ても、おそらくデュランダル議長は彼らを使い捨てにするつもりだったのだろう。
キラ：ザフト軍？ということですか？
ラミアス：コーディネーターの特殊部隊って最低ね。
ラクス：（確かに最低の三流暗殺者ですわね。）
ドゴーン！
ラミアス：モビルスーツ。
バルトフェルド：おそらくな。何が何機いるか分からないが、火力のありったけで狙われたらここももたないぞ。
ラクス：（くっ！スナイパーライフルさえあれば、例えモビルスーツが相手でもすべて狩って差し上げますのに。）
子ども：ラクスお姉ちゃん・・・怖い。
ラクス：大丈夫ですわよ。心配いりませんわ。（そして、余計なことは言ってはなりませんわよ。）
ラミアス：こんな時にまで子どもをあやしてあげられるなんて。
バルトフェルド：本当は自分だって怖いはずなのに。
ラクス以外の人達は子どものセリフを誤解した。
ハロ：ハロ！ハロ！てやんでい！
ラクス：（ああどうしてアスランはハロに銃への変形機能を付けてくださらなかったのでしょうか？そうすれば銃の持ち運びが便利でしたのに。）
キラ：ラクス。カギを出して。
ラクス：でも、それではキラが・・・・（獲物を全部独り占めしてしまうではありませんか！）
キラ：大丈夫。僕は大丈夫だから。
ラクス：キラ。（それはそうですわよ。いつも全部独り占めしているのですから。）
キラ：このまま君たちのことすら守れず・・・・そんなことになる事の方がつらい。
ラクス：キラ（わたしくしは、キラが全部狩ってしまうことがつらいのです。）
そして、ラクスは結局渋々カギを渡した。フリーダムへと向かうキラ。ラクスはそれを心配そうに見ていた。
バルトフェルド：（かわいそうに。本当はキラを戦いに出させたくないのだろうな。）
ラミアス：（あなたの気持ち分かるわ。）
ラクス：（ああ、キラ。一人ぐらい私に残して置いてくださいね。）
そして、キラは出撃した。瞬時にキラはほとんどのモビルスーツを無力化した。
ラクス：キラ。（まさか私に動けなくなった獲物を狩れとでも？動かない的にどれだけの価値が有るというのです。）
残るは隊長機のみ。
ラクス：（ああ、やはりわたくしのために一つ残して置いてくださったのですね！）
キラは隊長機の腕を落とし、砲台を破壊し、最後には足を撃った。
ラクス：（ああ、ただいたぶりたいだけだったのですわね。期待したわたくしがばかでしたわ。）
そして、キラ達は否応なしに戦場へと赴くことになったのだ。
ラクス：（こんなに悔しいことはありませんわ。これもデュランダル議長のせいですわね。この屈辱絶対に忘れませんわよ。）
おしまい。
キラ：・・・・・・・・
アスラン：・・・・・・
キラ：なんだよこれは！
アスラン：やはり、キラも女の子の気持ちが分からなかったか。
キラ：冗談じゃないよ！わかるわけないじゃないか！下心丸出しのルナマリアとネコをかぶりまくってるラクスを一緒にしないでよ。
アスラン：お、お前・・・・・・あ！
ヒュー！アスランは脱兎の如く逃げた。
キラ：あ、まだ話は終わってないよ。
？？？？？：下心丸出しってどういうこと？
？？？：わたくしのことも話していたようですね。是非とも教えていただきたいですわ。
キラ：あ、あ、ひーーーーー！！
おしまい。キラのおしまい？まあとにかくおしまい。
ええスナイパーライフルを持ったラクスが分からない方は「女神ラクス」（下）を読んでいただければ、より今回の物語をお楽しみいただけます。
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