食苦楽日記コミュのとろ一

富山で鰻を食すのは「とろ一」か「川豊」と決めている。

「とろ一」は値段もリーズナブル。
すべての仕事が丁寧だ。
鰻以外の料理もはずれ無し。
魚はそこらへんの鮨屋顔負けのイキの良さだから、
鰻を食べずとも刺身定食なども楽しめる。

しか～し、毎回訪れるたびに気分を害されるのが
店員のおばちゃんたちだ。
近所からたまたま手伝いに来ているようなおばちゃんたち。
つっかけを履いて。
営業中、テレビを見ながらしゃべり倒している。
暇なときは店主もその輪に入る。
そもそもテレビなど無くして欲しい。
注文を聞きに来ない。
酒を追加するのに大声を張り上げねばならない。
毎回、
「上うな重、ご飯半分でお願いします」とお願いするも
一度もそのとおりになってきた試しが無い。
おまえらは、ニワトリか！

このような理由から「とろ一」へは昼しか行かない。
（ちょっと贅沢なランチをリーズナブルに食べたと
　思えば何とか我慢できるから）

折角だから「川豊」の話も少し。
70年もの歴史を誇る老舗。
こちらの鰻は、香ばしさが際立ち男っぽさを感じる。
鰻そのものをいうと僕はこちらが好みだ。
17歳のクリスマスイブの夜、当時の彼女と
「川豊」の暖簾をくぐったら他に客はおらず
２階の個室に通され、えらく歓迎されたのを覚えている。
何かと思い出の詰まった店のひとつ。

とろ一
富山市西長江2-7-54 (県立中央病院東側通り)
電話／076-492-3273 定休日／日曜、祭日
営業時間／am11:30～pm1:30 pm4:00～pm10:00.

川豊 (かわとよ)　
富山市総曲輪３－３－２４
076-421-6514　
火曜日（祝日の場合は翌日）　
11:00～15:00 16:00～20:00　