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昭和の本が好き♪♪コミュの新版 「一粒の麦」・・・賀川豊彦

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 賀川 豊彦(かがわ・とよひこ)1888−1960年。神戸市生まれ。四歳の時、両親と死別。17歳まで父の故郷、板野郡堀江村(現鳴門市大麻町)で過ごす。第二堀江尋常小学校(現堀江南小)、旧制徳島中学校を経て、明治学院神学部予科、神戸神学校卒。生涯を社会福祉活動、農民・労働運動、協同組合運動、平和運動などにささげた。主な著書に「死線を越えて」「一粒の麦」「精神運動と社会運動」などがある。

賀川豊彦は”超人“だった。旧制徳島中学校(現城南高校)時代にキリスト教に入信した賀川は、一九〇九(明治四十二)年、神戸神学校在学中の二十一歳の時、神戸のスラム街に入り、伝道と救貧活動に身を投じる。一九一四年、米プリンストン大に留学。帰国後、社会運動や労働運動に参加、神戸の川崎・三菱造船争議を指導するなどした。

 一九二〇年に出した自伝的小説「死線を越えて」は大正期の驚異的なベストセラーに。また、生活協同組合、日本農民組合を創設、一九二三年の関東大震災では救済活動に奔走。労働農民党、農民福音学校の設立にも尽力した。

 海外布教は十三回を数え、世界連邦建設運動の提唱者にも。一九五五年にはノーベル平和賞候補になった。

 五九年、伝道のため、徳島へ向かう途中、高松で倒れ、翌年、東京の自宅で永眠。二十五歳で結婚して以来、活動を支え続け、婦人運動の草分け的存在となった妻ハルは最期をみとり「よくお働きになりました。ご苦労さまでした」と語り掛けたという


本書は、奥三河の山村に生まれた山下嘉吉という青年を主人公に、彼がキリスト教に目覚め、貧困や家族の病気など多くの困難にぶつかりながら、生きる方向を模索していく姿を描いた物です。

コメント(1)

私の母は熱心な仏教徒(日蓮宗、法華経)で、何よりも信仰優先、やはりあまり信仰が好きでない父ともしょっちゅう宗教の事で喧嘩、洗脳されているとしか思えない母は私にも信仰するように再三言いました。
反動で、私はあまり宗教は好きではありません。

ただ、三浦綾子さんの本などを読み、キリスト教の事を少し知り、キリスト教と仏教のちがいを自分勝手に解釈して、母の信者仲間の方と口論になった事などもありました。

当時の私の解釈は、仏教とは「これをしないとばちが当たる、これをすれば、ごりやくがある」というように脅かしすかす宗教である・・・キリスト教は「そもそも、原罪というものがあり、自分は生きている限りだれかに罪を掛けている、その罪・原罪を全て引き受けてキリストは十字架に貼り付けにされている・・・というような解釈です。
当時の私にとって、仏教よりキリスト教の教えの方が自分の気持に合っていました。

本書を読み、人のために自分を犠牲にできる嘉吉という主人公・・どうしたらこういう崇高な心持になれるのだろうか・・とおもいました。。

今でも、あくまで宗教というのは、本人の意思の問題だと思っています。

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