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昭和の本が好き♪♪コミュの「きのね」上・下

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上野の口入れ屋の周旋だった。行徳の塩焚きの家に生れた光乃は、当代一の誉れ高い歌舞伎役者の大所帯へ奉公にあがった。昭和八年、実科女学校を出たての光乃、十八歳。やがて、世渡り下手の不器用者、病癒えて舞台復帰後間もない当家の長男、雪雄付きとる。使いに行った歌舞伎座の楽屋で耳にした、幕開けを知らす拍子木の、鋭く冴えた響き。天からの合図を、光乃は聞いた…。
 
夢み、涙し、耐え、祈る。梨園の御曹司、雪雄に仕える光乃の、献身と忍従の日々。雪雄の愛人の出産や、料亭の娘との結婚・離婚にも深くかかわる光乃。一門宗家へ養子に行く雪雄につき従い、戦中の、文字通り九死に一生の苦難をも共に乗り越えた光乃。続く戦後の混乱期、雪雄の子を宿していると気づいた光乃の、重い困惑と不安…。健気に、そして烈しく生きた、或る女の昭和史。

コメント(3)

朝日新聞の連載小説でした。歌舞伎役者の御曹司の世話をし、勿論滅私奉公のような生活。
手をつけられ、子どもを生む。モデルは誰かと気になりました。変な読み方で恥ずかしいです。光乃はガンに冒される。そのあたりがとても悲しかったと記憶してます。昔読んだ本はしっかり覚えていると思っていたのに最近は思い出そうとするほど記憶が霞んでしまいます。ショックです。ボケが始まっているのでしょうか。
序の舞、一弦の琴なども好きな作品ですが手元に本がないので、人物の名前も忘れていますし、うまく紹介できません。
トコさん

宮尾さんの作品は、綿密な下調べと、ご自分もどっぷりつかりながら・・・との事。。

私も「きのね」を読み歌舞伎に興味がわいてきました。。

序の舞、一弦の琴など、これからUPしますので、又思い出されたらコメントください(^^)

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