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昭和の本が好き♪♪コミュの[大地の子」一・二・三・四 山崎豊子

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戦前、満州に開拓団として暮らしていた松本一家、終戦直前、進行してきたロシア軍に襲われ逃れるが、終戦後祖父と母を失い、妹とは生き別れとなる。(父は他の地へ行っていた)
記憶を失い中国で売り買いさせられていた一心を救い、自分の子供として育ててくれた義父の陸徳志(この俳優は、ラストエンペラーで後半生の溥儀の役をやった人)の深い自愛のもとで育てられ、成長していく陸一心こと松本勝男・・・

「小日本鬼子」(シャオリーペンクィツ)と呼ばれ、数々の苦難にあいながらも、重病の一心を救ってくれた江月梅と結ばれ、月梅の協力のおかげで妹ともめぐり合い、記憶も取り戻す。

苦難の日々を経て、日中共同の大プロジェクト「宝華製鉄」建設チームに加えられた一心だったが、日本側の「東洋製鉄」の上海事務所長である松本耕次が父親だと判明するが、日本と中国との関係で、表立って名乗りを上げることが出来なかった。

日本に派遣された一心、父松本耕次も苦悩する。
7年がかりで完成した「宝華製鉄」。
長江下りの旅をした親子、日本の父松本は、日本に帰ってほしいというが、松本勝男こと一心は、養父の恩に報いるため、自分を育ててくれた中国の大地に残ると決める。。。

コメント(4)

この本は大変感動した、私的に星4つの本です。
私はドラマ化された作品の場合、出演者に影響されないよう、先に自分のイメージで本を読みたいほうなのですが、「大地の子」はNHKのドラマでも再度、感動しました。
初デビューの一心役の上川達也を中国人かと思っていたほど、素晴らしい演技だったと思います。
テレビでしか見ていませんが、とても壮大な良いドラマでした。一心の妹は哀れでした。文革で下方された前後は泣けました。義父の大きな愛に報いた一心(勝男)も立派ですし、実父も気の毒で戦争の悲劇を書いたものでしたね。
ドラマ、良かったですね。全てビデオにとってあります。
妹は本当に可愛そうでした。妹とめぐり合え、すぐ後に、日本の父にも会えたときは感動しました。妹が一心に病院に入れてもらった時は安心しました。
義父の陸徳志の暖かい人間性もすごく良かったです。。

私は、この本を読み「残留孤児」の事が、気になり戦争による犠牲者がこういう形でもあったんだなと思いました。。

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