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昭和の本が好き♪♪コミュの「人形の家」・・・イプセン

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小鳥のように愛され、平和な生活を送っている弁護士ヘルメルの妻ノラ。しかし彼女には夫に言えない秘密があった。
夫が病気だった時、父親の署名を偽造して夫の部下であり、評判の悪いクログスタットから借金をしていたのである。

ヘルメルはクログスタットをクビにし、その代わりにノラの友人であるリンネ夫人を雇おうとしたため、クログスタットは偽造をネタにノラを脅す。
秘密を知ったヘルメルは社会的評判を気にしてノラを罵る。
しかしその直後、リンネ夫人のおかげで改心したクログスタットが偽造は水に流すと言ってきたため、事件は解決する。

ヘルメルはノラを許すが、ノラは「人形のように生きるより人間として生きたい」と
願い、三人の子どもも捨てて家を出る。

コメント(5)

この本は、高校生の頃読み、結婚して5年目くらいのとき再読、又5,6年くらい前に再読しましたが、2度目のときが1番共感を覚えました。

恐らく、高校生の頃は、まだ結婚により縛られる・・・という事がわからず、3度目のときは、家を出て生活はどうするのだろうという、そんな簡単なものでは・・・という現実感が伴ってきてしまったせいだと思います。。

2度目に読んだときは、かなり亭主関白な夫(女は家で夫と子供の世話だけしていればいい))と結婚してしまったこともあり、借金の理由を知ったヘルメルが謝っても、夫の本質を知ってしまったノラが許せなかったのに共感しました。

何かの批評で、自分の世間知らずを父、夫のせいにするノラは我儘だと書いてありましたが、それこそが、男の身勝手ではないのかと思います。
女性解放運動の宣言ともいわれた本書。フェミニズムにかかわっている人の必読書でもありますね。

なにかと男女平等のお手本の国にされる北欧ですが、本書が書かれた1879年ごろはノルウェーでも結婚した女性の9割は専業主婦として家事育児を担っていたそうで、そんな時代に発表されたのですからねー。

「俺は女房子どもを食わせてやってる。それが男の役割だ!」という男がいる限りノラは生まれ続ける。そして甲斐甲斐しく夫や子どもの世話をすることがイイ女だと勘違いしている女がいる限り、ヘルメルも生まれ続ける。自分の存在価値とは何ぞやと考えることをせずに役割の中で生きてしまうと、ノラやヘルメルになってしまうということかな?

「僕のひばりちゃん」「僕のこりすちゃん」と言われてハート達(複数ハート)ウッフゥ〜ンとなっている時期がなければ恋愛は成り立たないのでしょうが、結婚が射程範囲になってたきたら女性はおりこうさんにならなくちゃね。若い人にいつも言っています「結婚三ヶ月が勝負」って。「一生、水虫の足をくるんでいたクッサイ靴下を脱がせてやる気?」などと夢も希望もない発言をしまくるオバサンやってます!新婚のイイ妻ごっこに女性自身が酔ってしまったらそのツケは大きい。そこからノラへの道が始まるのですから。

ノラは、「一つの独立した人格として生きる、それが人間の本当の姿である」ことに気付き家出をしましたが、そうした気付きを得られるような育てられ方をしてきたか、またはそうした子育てをしてきたか……、問題はそこですよね。
ハナブーママさん、こんにちは。

>>若い人にいつも言っています「結婚三ヶ月が勝負」って。「一生、水虫の足をくるんでいたクッサイ靴下を脱がせてやる気?
わーい(嬉しい顔)キャハハ・・・私も結婚前に聞きたかったぁ〜〜〜

>>「俺は女房子どもを食わせてやってる。それが男の役割だ!」
まさに私の夫はその通りです。
でも、それで34年来てしまったので、もう大きく変える事は出来ません。
せめてもの救いは息子達が優しいことです。。

でも、息子夫婦や甥っ子の夫婦を見ていると、最近の夫婦は違いますねぇ・・・
夫婦平等・・・どころか男が外で仕事をして帰ってきても、子供の世話は当たり前・・・
時々息子達を見ていてかわいそうなくらい・・・
でもそれで、家庭はうまく回っているのならいいんでしょうねぇ・・・

ハナブーママさんは、非常にしっかりした考えをお持ちなんですね。ぜひ、いろいろ教えてください。
話は変りますが、おイモは無事出来てますか??
台風の被害はなかったですか。。
えんぴつkakoさん

書いた内容でもうお解かりかと思いますが、フェミニズムにかかわって30年近くになります。「オッカネーーッげっそり」って退かないでくださいネ。なんでもかんでも「男はけしからん」と言う田嶋ナントカみたいなフェミニストではありませんから…

結婚して、ノラとは違う部分で女性解放を考えざるをえない環境に図らずも入ってしまったことがフェミニズムに関わるようになった理由。「女が黙っていればうまくいく」と言う姑とその姑に育てられた義姉たちが地続きに住み、姑にとっての小姑(夫の叔母になります)もお隣さんという複雑怪奇、魑魅魍魎、鬼が何千匹いるのかわからんような環境でお嫁ちゃんを経験しました。なんせ私の姑である義母が未だにお嫁さんをやっている世界だったんですから。そこでの経験から、男女平等はまずは同性の中にあるジェンダー(女はこうあらねばならぬ)を壊していかなければならんと思ったわけで、男を突き上げたところで何の解決にもならんと思いました。女がひとりの人間として自立した精神をもつことが大事であることに気付かにゃあダメ、ノラのようにね…、と思ったわけ。

そんな私ですから、夫が亭主関白的発言や態度を私の前でしようものならボコボコにします。彼は口では私に絶対に勝てないから(腕力もだったりしてexclamation & question)おとなしくしていますが、彼の根は「俺は男だ!」タイプのフルーイ男ですから、ホントのところは一段上に立った気分で「負け犬が遠吠えしとるわ」的スタンスを気取っているだけ。死ぬまで直らんでしょうね。そのへんをうまく利用している私でもありますが。肩書きが取れてただのオッサンになった時、男のホントの価値がわかりますよね。ヘルメルにならんように心して生きにゃあ…、と夫には言ってますが、解かってんのかなぁ〜exclamation & questionexclamation & questionexclamation & question

台風、すごい雨でしたね。kakoさんの所もすごかったのでは?
おイモさん、まだ見に行っていません。台風よりもアライグマに荒らされているんじゃないかと心配です。今朝も、今期4匹目のアライグマが罠にかかりました。kakoさんの所では野生化したアライグマが出没しませんか?
ハナブーママさん。

>>フェミニズムにかかわって30年近くになります。
>>結婚して、ノラとは違う部分で女性解放を考えざるをえない環境に図らずも入ってしまったことがフェミニズムに関わるようになった理由。

すごい環境のところに、お嫁にいかれたんですねぇ・・・
それで戦う気持ちになった・・・よーくわかりました。。

まず、女の側が考え方を変えないと、何も変わらないんですね。。
私も、育った家庭は年寄りの両親(母43歳父38歳のときの一人っ子)と、まこと甘やかされて育ち、結婚した相手は、父が漁師、母が同じ地元の女丈夫の3人息子のキッツイ次男・・・で、180度違う環境に嫁に行きました。。

ただ、初めての嫁だったので、義父義母もかわいがってくれてよかったですが、肝心の夫がきつくて・・・・

マイミクさんたちと話し、いかに夫をうまく操縦するかが肝心なんて今ころ気づいたところで、ハナブーママさんのお話を聞いて、つくづく遅れてるなぁ・・・と思いました。。

こちらは台風影響ありませんでした。。
見ました、アライグマの日記!!
あいにく廻りは家だらけで、ひよドリに荒らされるくらいです。。



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