☆広東語講座☆コミュの☆気軽に使ってみたい広東語講座☆ 第7回

今日の講座は前回の続き、地下鉄に乗るときいつも使う表現と言葉を紹介させていただきます。

もし改札しようとする際、オクトパスカードを忘れたのに気付いたら、切符売り場で片道切符を買うしかないですね。切符を買うって動作は、広東語で「買飛」と言って、「マイ・フェイ」と読みます。「飛」はそもそも動詞（飛ぶ）だけとして使われてたんですけど、いま「飛ぶ」って意味のみならず、「飛」を名詞化してあらゆるチケットのことを言います。ちなみに、チケット売り場は広東語で「售票機」と言います。読み方は「スァウ・ピュー・ゲィー」です。切符売り場はどこ？とたずねる時は、次のように質問したら問題なし→「售票機喺邊到？」で、「スァウ・ピュー・ゲィー・ヘィ・ビン・ドゥ」と発音。「喺邊到」は、「どこ」の意味です。

香港の地下鉄は、日本のと同じく、距離に応じて定めた運賃を払わせる仕組みですが、切符の買い方は少し違います。日本は目的地に相応する運賃の値段のボタンを押すたら切符が出ますが、香港はまず行きたい目的地を選んで、そして大人・子供運賃をどっちか選んで、お金を入れてから切符が出てくれるシステムです。要するに、目的地の幹事がわかんないと切符が買えないんです。地下鉄で周遊手段として活用したい方々は、ぜひ予め旅行ガイドを読んで、しっかりと駅の名前を覚えときましょう。

切符ゲット！早速地下鉄に乗り込んで、バックに入れてあるおにぎりを取り出してお腹を拵えようとしました。途中で「地鐵車廂內請勿飲食，多謝合作」というアナウンスが流れていました。一体どういう意味だろう？実は、「車内での飲食をご遠慮ください。ご協力ありがとうございます」といった意味です。ここで特に注目していただくのは、「請勿」という表現です。それは、「・・・しちゃダメ」、「ご遠慮を」といった意味を持っており、また動詞として使われてる硬い表現です。それに似ていて、またよく用いられる表現は、「唔淮・・・」という比較的にやわらかく聞こえる表現です。「ンー・ジョン」と発音します。「請勿」と同じ使い方と意味ですが、「・・・するな！」という感情が「請勿」より強いです。例えばお子さんに「これ飲んぢゃだめ！」・「飲むな！」っていう場合は、「唔淮飲」（→「ンー・ジョン・ヤム」と読む）という形になるんです。

香港の地下鉄と電車は日本のと異なって、飲食禁止です。その理由として、公共マナーを守らない人が数多くいたり、衛生的な車内環境を保てるようにしたり、清掃時間を短縮できるようにしたりすることが考えられます。ところで、規則は規則。現実はルールを破る乗客が少なくないです。悪いですが、私もその一員です・・・別に椅子と床を汚さなかったら飲食してもいいんじゃないか？！ったく。

しばらくして無事に目的地に着いて改札を出ようとすると、なんとトラブルが起きて、出れなくなっちゃったらどうしよう？！って迷ってる最中、目の前に「票務處」が現れた！助かったと思ったら、広東語で「改札ができない」となんと言うの？って、頭がまた痛くなりました。その場合は、次の一言を話せたら大丈夫！→「唔好意思呀，我張飛出唔到閘」。発音は「ンー・ホゥ・イー・シー、ンゴ・ジョン・フェイ・チョッ・ンー・ドゥ・ツァプ」です。そしたら、スタッフが問題を解決してくれます。

さきほど出てきた「票務處」という言葉ですが、「ピューモゥチュー」と発音してて、またチケットオフィスという意味です。要するに、あらゆる切符に関する質問を回答したり、オクトパスカードの入金をしたり（前回をご参考してください）、一日パスの買い求めをしたりできる場所です。実はチケットに関することじゃなくて、例えば道が分からない場合は、そこの職員に尋ねてみてください。駅の周りの道なら、だれよりも詳しいからですね。特に初めて香港を旅行する方々は、旅行ガイドの地図を見るより、近くにある地下鉄駅を探して、そこの職員に道を聞いたほうがお勧めです♪

今日はここまでにしましょう。次回の講座もぜひ来てくださいね☆