ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

コチーク表参道コミュの記憶の社会学

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
○『哲學』(慶應義塾大学三田哲学会)の第117集(2007年3月)が、「記憶の社会学」の特集ですよ。

 もちろん、浜日出夫さんが編集された労作。
 以下、目次を紹介しますね。

・浜日出夫「記憶の社会学・序説」
・鈴木智之「他者の記憶への回路−目取真俊『伝令兵』を読む(ということ)」
・八木良広「体験者と非体験者の間の境界線−原爆被害者体験を事例に」
・赤江達也「ひとつの運動と複数の論理−戦後日本の政教分離訴訟について」
・エルダド・ナカル「天国から地獄へ マンガから見た日本の第二次大戦の記憶」
・石井清輝「消費される「故郷」の誕生−戦後日本のナショナリズムとノスタルジア」
・寺尾久美子「「戦後30年代」の語られ方の変容」
・堀川三郎「都市を記憶するのは誰か−「歴史環境保存の社会学」へ向けてのスケッチ」
・水川喜文「高次脳機能障害作業所における記憶の共同実践」
・浦野茂「記憶の科学−イアン・ハッキングの「歴史的存在論」を手がかりに」
                            

コメント(10)

 いろいろ興味深い論考が並んでいます。
 (赤江さんのなんか、社会問題のSCがいい感じで展開してたら、きっちりクロスしてたはずの内容だし。)

 はい、水川さん、浦野さん、もちろん要注目です。
 浦野さんのは、ハッキングの「historical ontology」キターーーーーー!! って感じ。 (ワタシ的には、来るべき「ハッキングって結構いけてるぜ」フェアーの、シンクロニックな予告、って感じであります。)
 うーん、むつかしい。 がっこの図書館でコピーできない境遇のばあいは、ですが。 はまりんに直接あたっく?

 発行主体の連絡先は、東京都港区三田 慶応義塾大学内 三田哲学会 らしいです。

 (最悪、ピンポイントでのひつよー論文の複写サービスは、O阪府のほうでも、手配できますが・・・。)
 (余談だけど、さっそく変換ミス発見。 赤江論文、p.77下から10行目: × 意見判断  〇 違憲判断 ・・・ ありがちなかわいいミスですが。)
(中の人にいただけることになりました)
 浦野論文、だいぶ前に、K大のゼミで使わせていただきました。 それに引き続いての、「Historical Ontology」というハッキングの論文(ハーヴァードでの記念講演)の内容紹介が、本日で終わり。

 そこで「H.O.」の研究例として紹介されていた、マックス・プランク研究所のダストンさんたち、プーヴィーさん、ヤングさんあたりが、次に日本紹介されるべきナニかもね、と思うか思わないうちに、アラン・ヤング来日 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=20254614&comment_count=1&comm_id=1609464 !
 久しぶりに、momentumを感じたりなんかして。
>浦野論文、だいぶ前に……

すみませんでした(ヘボな文章で)。締め切りを2ヶ月超えた状態で、どうにもならずにひねり出した代物なので、いたらなところばかりだったと思います。ご指摘などいただければ幸いです。
>ヘボな文章で

 とんでもないです。 っていうか、『記憶を書き換える』は、なんども授業のネタとして使ってたんですが、フーコーをはじめ諸事に不勉強な私のこと。 いくつもツボを外して話してたんですよね。 (どうしても、「お話を面白くする」方向に走りがちな、私の性向もあるし。)

 あの論考を拝見して、自分が外していたツボが分かって、それでいいノリで授業ができました。 ありがとうございます。
あ、これ、今日、三田で売ってたのでしょうか?

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

コチーク表参道 更新情報

コチーク表参道のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング