伝承娯楽「ごいた」コミュの娯慰多

　偉大なる先達、安宅健次氏を顕彰し、思いを馳せるためにトピックを立てました。「娯慰多」関係の書き込みにご利用ください。

コメント(13)

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　201６年６月６日月、会長より「娯慰多」カードを頂きました。コレクターでもなかなか所持していない「娯慰多」を手にして、感動でした。この「娯慰多」について、いろいろ述べていきたいと思います。

　まず箱ですが、木目模様の紙箱で、縦６cm８mm×横４cm７mm×厚１cm５mm の小さなものです。弁当箱方式と言うのでしょうか、一回り小さい内箱に被せる文箱を思わせる形です。中には、内紙にくるまれて点数札とカードがあります。点数札は縦３cm×横２cm で20枚入っています。内訳は10点８枚、20点４枚、30点４枚、40点４枚です。
　カードは、縦６cm×横４cmの小さなもので、裏は茶色のトランプの裏模様のような意匠、表は水色の地に白抜きの兜・陣笠・弓矢・刀の絵があしらわれ、中央に黒枠白抜きで将棋の駒形が描かれ、その中に一字だけ筆文字のような字体が印刷されています。枚数は36枚で、これは四枚の予備札(駒形の中に何も描かれていない)があるためです。カードの角は取られていませんが、総じてしっかりした、きれいな仕上がりです。
　文字は、王、飛、角、金、銀、馬、香、兵です。桂馬が馬なのは現在の駒と同じですが、「し」ではなく、兵なのが特徴です。今でも「し」を「ひょう」と言うのはここからきているのかも知れません。
　これを「将棋かるた」と比べると、将棋かるたは二文字で、王将、飛車、角行、金将、銀賞、桂馬、香車、？となっています。？としたのは、私に読めないからで、歩とも兵ともとれない字です。「今」かも知れません。また桂馬と書かれていることは書かれているのですが、桂と馬がくっつき、「馬」のように見えないこともないです。以上は「娯慰多」ではなく、将棋かるたの話です。

　「娯慰多」に話を戻すと、箱には、　能登観光の手形　　全国唯一の社交娯楽　　娯慰多[ごいたと振り仮名]　　(一名　能都将棋)　　石川県能都町宇出津　　発売元娯慰多本院　　とあります。　安宅氏の意気込みが見えるようではありませんか。能登町でなく能都町であった時代という事も分かりますね。尤も能登町になったのは、割に最近ですが。

[2] mixiユーザー 06月11日 02:24

ふかつ様より「娯慰多」カードの画像の転載の許可をいただきまたので画像を貼ります。

こちらがその「娯慰多」カードです。

https://twitter.com/fk2_shu/status/741317549749477377

[4] mixiユーザー 06月12日 18:40

　さて、「娯慰多」には、ルールが入っている。A５裏表で、「全国唯一の新興の社交娯楽娯慰多(ゴイタ) 競技法」と題されている。内容としてはいろいろ興味深いことが書かれているが、ルールとして重要な三点について述べよう。
　①まず、「６し」の場合、残りの２枚が同一なら２倍の点数と明確に書いてある。(銀銀で60点の例があげてある。)
　②終了(ゲーム点)が200点になっている。紙チップでギリギリ足りる点ではある。
　③素直に読めば、「十し」は、５-５でなくても、６-４でも７-３でも８-２でもよいようである。

[5] mixiユーザー 06月14日 01:16

　本質的なルールではないが、「娯慰多」では、組み分けの時に、王・金・馬・馬の4枚のカードをドローするとか。もちろん、王金ペア対馬馬ペアで、王が出親である。少なくとも娯慰多カードでごいたをやる時は、この４枚で組み合わせを決めるべきだろう。

[6] mixiユーザー 06月15日 00:43

　十しは200点としてある。もちろん無条件に勝ちではあるが、200点得点なのである。

　なお、合計点が200点に達したら勝ちとは書いてあるが、200点を越える点数があるかどうかは述べていない。

[7] mixiユーザー 06月17日 00:35

　７月４日の東京支部例会で、希望者がいれば「娯慰多」を遊んでみましょう。

[8] mixiユーザー 06月24日 13:52

　昨日、新小岩の千葉例会で遊んでみました。やはりいろいろと欠陥がありますね。やはりやってみることで、流行らなかった理由が分かります。
①インデックスがなく、見にくい。
②角が取れていないので、僅かだが手が痛い。
③案外配りにくい。
④点数札もあまり扱いやすくない。
　現在のごいたカードはこうした点は解決しています。

[10] mixiユーザー 06月24日 15:42

>>[8]
プレイする上では、インデックスが付いてないのは致命的ですよね。