本が好き！コミュの書き出しでグッと来た本

本を買うとき、当然最初の２，３ページは立ち読みしますよね。私が小説の類を買うか買わないか、たいていその書き出しで決まってしまいます。
書き出しのダサい本て、何ページ読み進んでも同じことです。
そう思いませんか？

そんなわけで、この本の書き出しが一番かっこいい、きれい、美しい、インパクトあったなど、御紹介ください。

私のベストは、「雨月物語」の「白峯」です。

コメント(31)

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[1] mixiユーザー 08月14日 14:18

あ。これは私向けのトピです。笑

私は、最初の２～３行で決めます。
ここで面白いと思った本は、はずれがないですよね。
書き出しが面白い本にあたると、嬉しくなります＾＾

今思いつくのは、「夢十夜」かなぁ。
高校生のころ、はっとしました。

[3] mixiユーザー 08月14日 14:33

三浦哲郎の「忍川」です

「志乃を連れて深川に行った」

から始まる物語は幸せな気分にしてくれます

[4] mixiユーザー 08月14日 14:43

太宰治「人間失格」
インパクトあるよなぁ

[5] mixiユーザー 08月14日 14:51

嶽本野ばら『ミシン』に収録された「世界の終わりという名の雑貨店」。

冒頭の文章の美しさに、心を鷲掴みにされ全てを持っていかれた気分になりました。

[6] mixiユーザー 08月14日 15:02

東野圭吾　『さまよう刃』
最近だとこれだなぁ
引力強くて抗えなかった。

[7] mixiユーザー 08月14日 18:26

村上龍　『インザミソスープ』
さりげなく読者を引き付ける冒頭

[8] mixiユーザー 08月14日 18:50

山田詠美さんの『ベッドタイムアイズ』です。

スプーンは私をかわいがるのがとてもうまい。
ただし、それは私の体を、であって、心では決して、ない。
　　　

[9] mixiユーザー 08月14日 19:00

ナボコフの『ロリータ』

口蓋を三歩すすんでロリータって高校生の頃読んでグッときました。

[10] mixiユーザー 08月14日 19:01

京極夏彦『姑獲鳥の夏』。

高校生のとき、本屋で手にとってしばらく、そこから動けなくなりました。当時は「見たこと無いミステリが来た！！」って感じでしたねぇ。

[11] mixiユーザー 08月14日 19:01

やっぱり書きだしといえば、フランツカフカの変身じゃないですかねぇー。

[12] mixiユーザー 08月14日 19:02

里見敦だか石川淳で
「(女の名前)は夜毎熊笹を踏みしだいて帰ってきた」
とかいうのがよかった。
「夜露に濡れた」とかいうフレーズもあった。

[13] mixiユーザー 08月14日 21:50

＜まさかり少年＞は下の階に住んでた。あたしとはつきあいがあったが、それは向こうがいつも散歩に連れてくみっともない子犬を、廊下で出合うたびにあたしが撫でるからだった。

ジョナサン・キャロル著　浅羽莢子訳　　『月の骨』

何でもない日常と、奇妙に歪んだ夢の世界が、リンクし、重なり、一つになるお話。

[15] mixiユーザー 08月14日 21:59

浅田次郎の「蒼穹の昴」ですかね。

これは読みながら心臓がドキドキしましたもん。感動して。

[16] mixiユーザー 08月14日 22:11

「ソラリス」　スタニスワフ・レム
最初これは下巻なんじゃないかと思った。置いてけぼり感が良かった。

[18] mixiユーザー 08月14日 23:32

「鳴き砂の浜に、硝子体(グラス・アイ)を拾いに行こう。」

飛浩隆の『グラン・ヴァカンス』。この書き出しは何も見なくても書けました。愛してます。

[20] mixiユーザー 04月11日 03:48

宮本輝/著
『錦繍』
書簡体の小説ならではの味わい深さに！

[23] mixiユーザー 04月11日 13:01

ミステリですが、
「夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった」　
　ｂｙウイリアム・アイリッシュ「幻の女」

海外ミステリが苦手な私ですが、この書き出しで心をギュッとつかまれ、最後まで一気読みでした。

[24] mixiユーザー 04月11日 13:13

京極夏彦『絡新婦の理』

この作品は1行目で引き込まれました！
そこから数ページにわたって続く満開の桜の描写、
その場に佇み桜色に染まる女と漆黒の男。
美しいです･･･。

[25] mixiユーザー 04月11日 13:15

伊坂幸太郎の「重力ピエロ」。
初めて手に取った伊坂幸太郎でやられました。

[27] mixiユーザー 04月11日 13:52

パウロ・コエーリョの「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」

「ピエドラ川のほとりで私は泣いた。この川の水の中に落ちたのもは、木の葉も虫も、鳥の羽さえも、岩に姿を変えて、川底に沈むと言い伝えられている。心を胸の中から取り出して、流れの中に投げ込めるものならば、恋もこの苦しみも終わって、私はすべてを忘れることができるだろうに」

彼氏と別れた直後に読んだから、この出だしはガツンと胸にきましたね～。こんな翻訳ができる訳者さん、ステキです☆

[28] mixiユーザー 04月11日 14:00

ベタですが (^_^;)

「吾輩は猫である」

です。初めて夏目漱石の本を手にとって、冒頭を読んで、そのままレジに持って行きました！

それ以来ファンになって、猫にも漱石と名付けました。
「漱ちゃん」と呼びやすいですが、「くしゃみ」という名前もよかったかな(笑)？？

[31] mixiユーザー 05月25日 17:14

森博嗣は全部書きだしから引き込まれますね、私に限っては。

舞城王太郎の「煙か土か食い物」は最初からテンポが速い感じとサイコ感？みたいなのがあって買いました。正解でした。

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