公正で持続可能な社会コミュの＜提言＞持続可能な社会の姿 ?（２）＋国のロードマップ

＜提言＞持続可能な社会の姿 ?（２）＋国のロードマップ
　製造業、サービス、経済、行政、

～木内氏の本文より抜粋～
・国創りのロードマップの無い国「日本」
　今回の提言の作成作業の前に提示した「社会全体の姿」を描いている時に、日本の国創りのロードマップがないのに気付いた。
　例えば、教育において国の進む方向が定かでないのに、10年後、20年後、この国はどこを目指すのか、語ることができない。先進国には何処にでもあるロードマップの必要性を感じた。（中略）

＊ミクシィの表示形式の限界から、自然共生型社会と高度技術型社会を上下に掲載しますので、比べながらお読み頂けるとありがたいです。

＜　製造業　＞
【自然共生型社会】
・地元材、バイオ燃料、小型風車 ⇒ 地場産業
・地場産業が創成する適材技術
・適量生産、注文生産 ⇒ 高品質、長寿命
・リユース、リサイクル、リペアー事業の発展
・熟練した「匠」の活動
・労働集約型製造業 ⇒ 地域雇用を創出
【高度技術社会】
・情報通信技術、バイオ、電気製品 ⇒ 先端技術
・先端技術を駆使した製造拠点
・量産可能な生産ライン ⇒ 安定供給
・再資源化技術 ⇒ リサイクル工業団地
・高性能製造ロボット ⇒ 大規模設備／製造業
・従来型と異なる２１世紀型省力大量生産

＜　サービス　＞
【自然共生型社会】
・製品の長期・短期の貸し出しが増加
・共同利用等の製品のサービス化が進む
・手作りが尊重され、賃貸工房が登場
・福祉、介護の高齢化サービスが協働の対象
・娯楽に関する需要が地域内で発展
・散策、家庭菜園、釣り、陶芸等地域内で充足
【高度技術社会】
・高度な技術を駆使した節約が流行る
・製品の再利用、修理が大きな流れを形成
・多様な要望を取り入れた商品が量産される
・福祉、介護の高齢者サービス＝大きな市場
・娯楽に関する需要は外部に流出される
・レジャー施設、国内／海外旅行は外部経済

＜　経済　＞
【自然共生型社会】
・経済規模はＧＤＰでは大きな発展なし
・地域内取引が増大 ⇒ 地域経済が活発化
・科学と技術の先行／過大評価に歯止め
【高度技術社会】
・ＧＤＰが拡大を続ける経済は成長基調
・情報通信技術と人間の精神との葛藤が本格化
・行け行けドンドン ⇒ ストレスが飽和状態

＜　行政　＞
【自然共生型社会】
・行政と住民の距離が狭まる
・行政と事業者の協働が狭まる
・特区等による環境優先地域が実現
・行政の適正規模、そして自律が俎上に
・行政サービスの一部を住民が担う
【高度技術社会】
・自治体再編 ⇒ 効率の良い地方行政を指向
・業務の企業へのアウト・ソーシングが進む
・特区等による環境優先産業拠点の実現
・大きな規模を好む行政の将来は？
・行政サービスは専門の行政スタッフが行う

＊参考資料：財務省・広報誌「ファイナンス」１２月号
　　　　　　木内孝氏著「環境行政と国家戦略」より

＜提言＞持続可能な社会の姿　?（１）～木内孝～
　産業、水産業、林業
　http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1023975267&owner_id=2182841
・持続可能な社会の姿　?（１）～木内孝～
　社会全体の姿、どんな社会か、価値観
　http://mixi.jp/view_diary.pl?id=992651667&owner_id=2182841
・持続可能な社会の姿　?（２）～木内孝～
　食、住宅、買い物、仕事
　http://mixi.jp/view_diary.pl?id=993147963&owner_id=2182841
・持続可能な社会の姿　?（３）～木内孝～
　遊び、土地（まち）、水、物流・交通
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・持続可能な社会の姿　?（４）～木内孝～
　エネルギー、廃棄物、景観
　http://mixi.jp/view_diary.pl?id=995911568&owner_id=2182841

＊NPO法人フューチャー５００
URL : http://www.future500japan.org/

＜関連コミュ＞
・木内孝（ﾌｭｰﾁｬｰ500）
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・レイチェル・カーソン～『沈黙の春』の著者～
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