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日本ぶらぶら歩きコミュの四国遍路秋17

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遍路秋17
07.11.22 「雲辺寺」66番〜「観音寺」69番

Am6:45民宿岡田のファミリーに玄関で見送りしてもらい、今日の難所である「雲辺寺」標高910mを目指して出発する。1キロ程平坦な道を歩くと左手に山への登り口がありウオーミングアップも儘ならないうちに山登りとなった。昨夜同宿だったお遍路さん達は皆それぞれに出発していったので前後には誰も歩いて居ない、ただ黙々と登るのみである。登るに連れて風も出てきて冷え込んできたので防寒のため雨合羽を着込んでいると「リーン、リーン」と鐘の音が聞こえてきたので暫く耳を澄ませていると後から登って来た熟年のお遍路さんの鐘の音であった。その後は二人連れの山登りとなった。
 
 息を切らせてようやく登り切った山頂に佇む雲辺寺はその名のごとく本当に雲の辺りに存在する寺であった。まだ昼には早いので参詣をして早々に山を下ることにした。少し下った辺りに瀬戸内海が見下ろせる場所がありそこからの眺めは仙台の松島を連想させた。登りは辛かったが下りは鼻唄交じりで降りて来られた。途中の道端で適当な場所を見つけて民宿岡田で作ってもらったお握りを食べた。
 山を降りると観音寺市に入る。67番「大興寺」に参詣し終えた頃、雲辺寺まで一緒だった熟年お遍路さんが追い付いてきた。話をして居ると別の熟年お遍路さんも話に加わり、道が分らないので次の寺まで一緒に付いて来ると言うのでこの先約9キロの道のりを同行することになった。
 琴弾八幡宮まで来た頃には陽も大分傾き掛けていたので素通りしてその先の68番「神(じん)恵院(ねいん)」、69番「観音寺」と順に参詣した。本来は神社も参拝しなければならないのだがこの時期日暮れが早く先を急がざるを得なかった。自分よりはるかに年上に見えた同行者は健脚な人で最後まで付いて来ていた。聞けば今夜の宿も同じ所と分り最後まで一緒に歩いた。陽も暮れ掛けた頃に今日の宿である「ビジネスホテル観音寺」に着いた。

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