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詩人の森コミュの雨上がりの空へ

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暫く「雨の向こう‥」という部屋で詩を描いていました。
一から出直しです(笑)。
またみなさんよろしくお願いします!!

コメント(442)

『ライオンとわたし』

檻の中のライオン


鬣(たてがみ)の艶は


失われている


一瞬


彼と


目が合った



可哀想に・・


そう思った



そして


そう思われていた


ライオンの


その目が


呟いた


可哀想に・・


お前には


檻さえないのにと・・








『救い』

時に流され

もがく手は

空振りばかりで


泣いても

叫んでも

誰にも

届かない


そんな絶望の縁で

浮かんだ

母の顔


優しく微笑んでいた



『政治に希望を』

どうやら

最近は夢へのチケットは

高騰しているらしい


ここ何年も

俺たち労働者は

安くこき使われ

結婚や

子どもさえ諦める

そんな社会になってしまった


高齢化や少子化は

人為的に導かれた


その反省にいつ立てるのか

防衛費を大幅増額しながら

いつか人が居なくなる

そんな馬鹿な政治を

いつまで続けるのか


俺たち自身が

問われている

『鯵フライ論争』

鯵フライが出る度に

君は

「やっぱりソースでしょ」

俺は

「いやいや醤油だろ」


そして

互いに

意見が分かれることを

判っていながら

「じゃあハムカツには

何をかけるんだよ」と


ここに誰かが居たら

必ずその人にも飛び火して(笑)


結局さぁ

お互いに譲らず

笑い合うんだ


誰も

「じゃあ喰うな!」

何て言わない


それで良いじゃん

世の中なんてさぁ


交わらないことを

力でねじ伏せるとか

数でねじ伏せるとか


追い出すとか

殺すとか

きっと何も生まれない


民主主義ってさぁ

決して

数で決めることじゃない


少数の意見も理解して

妥協点を見出だす


だから

協力し合えるんじゃないかなぁ


「うん・・

鯵にソースも悪くない」





『雨夜』

雨夜に

言葉を贈り合い

体を寄せあって

同じ夢を見たふたり

やがて迎えた

雨上がりの朝

眩しい朝陽にのびる道は

別々の道だった


「ありがとう」

「元気でね」


別れ際に抱いた君は

まだ微かに

昨夜の夢の香りがした


きっと

まだ少し繋がっていたのかな


あれから

君とは会っていない


今夜

外は雨が降っている

『不器用だけれど』

モノクロの世界に咲いた

真紅の薔薇のように


静寂の中に響きわたる

鐘の音のように


乾いた大地に溢れ落ちた

温かい涙のように


いつか

誰かの心に

生き続ける

言葉を描きたい


いつか

描けなくなる

その日まで

それを追い求めていきたい


不器用な俺には

それしか遺せないから・・

『南風』

君の髪を撫でる南風に

嫉妬する


島の

さつきの空の下


※少し早いですが、5月を描いて。
『ポッポ』

青空に引かれた楽譜に

ポッポ一羽

どんな音?




『夢でもいいから』

夢の香りに導かれ

月夜の園へと


注ぐ柔らかな月光を纏いて

踊る少女は

遠い記憶の中

恋を初めて知った

憧れのあの娘


私は

声をかけようとするのに

言葉が出てこない

手を伸ばそうとするのに

何も出来ない


あの頃も

何も伝えられず

あの娘は

遠くの街へと行ってしまった


夢ならどうか・・

どうか夢なら

覚めないでくれ・・


あの時

伝えられなかった想いを

君に

伝えたいから・・






『彩りを添えて』

どんな素敵な宝石よりも

若葉に滴る

朝露の輝きを


どんな花束よりも

小さな手の娘がくれる

一輪のタンポポを


どんな名誉より

最期の時に手を握ってくれる

あなたの涙の温かさを


そういうものたちを

描き残し


描き

遺して

逝きたい・・






『夜雲(やうん)』

子どもの頃

窓際のベッドに横になって

月明かりに照らされて

流れる夜雲を

じっと眺めているのが好きだった


ずっと夜雲を眺めていると

まるで自分が

夜空を飛んでいるような

そんな錯覚を覚えた


懐かしいな・・

そんな世界から

僕はいつしか

離れてしまった


今夜

ベランダで

流れる夜雲を見つめながら

失ったものの欠片を

手にしたような気がした


あの頃

心に触れた

景色

鼓動を

忘れないように

ここに記す









『雨待ち人』


「お母さん明日は雨降る?」

買って貰った長靴を

両手に持ちながら

雨が待ち遠しかった

あの頃を思い出す


もうすぐ水月(みなづき)

新しい傘を買った


雨を

ワクワク待っている

次の雨はいつかな


一緒に傘をさして

紫陽花散歩に

出掛けませんか?






『夏夢』

夏夜に咲く

打ち上げ花火

その一瞬の煌めきの中に

浴衣の君と

永遠(とわ)を夢見ている


『一羽の燕』

一羽の燕が

柔らかな弧を描いて飛んでいる


時が来れば

燕はまた去っていく


私が燕を認識したように

燕は私を認識したのだろうか




燕も私も

「生きている」

それがいつか過去となり

「生きていた」となる


そうなった時

認識によって

確かに「生きていた」

存在していたんだと

この世界から居なくなっても

居たんだということが遺る


あぁ今しばらく

燕の舞を眺め

心に刻もう


いつか

この町の空に

この燕が生きていたことを

忘れないために


小説「8月の覚めない悪夢」



 今日も遅くなったなぁ。夜にもかかわらず、相変わらず気温は下がらない。駅から10分程度の帰り道でさえも、汗が噴き出てくる。

きっとみんな寝ている。静かに鍵を開け、寝室を覗くと、川の字には程遠いほど、氾濫した川のように子どもたちが寝ている。

一刻も早く風呂に入りたい。荷物は適当に置いて風呂場へ直行。いつものルーティーン、音楽をかけながら風呂へ入る。日中の体にまとわりついた汗を流し、何も考えずボーっと風呂に浸かる。数少ない至福のひと時。いくら暑くても、お湯にゆっくり浸かりたいのは、もういい歳になってきたからか。そして、面倒臭がらずに、清潔感がないと年頃の娘に嫌われてしまう。家庭政局争いでも多数派を取らなければ、主導権は握れない。カギとなるのは我が子だ。間もなく真上を指す時計の針を気にしながら風呂を出る。

風呂上がりに、冷たい水を飲みながら何気なくつけていたテレビで、あるニュース速報が流れた。「民主自由党の春本利真衆議院議員に対して、洋上風力発電の開発を手掛ける電力関連会社『ジャパン風力開発』側から不透明な資金提供を受けた疑いで、東京地検特捜部が同社社長を任意で事情聴取していたことが、関係者への取材で明らかになりました。春本氏は洋上風力開発の促進にむけて、国会などで度々質問しており、東京地検特捜部はこうした経緯も踏まえて、慎重に捜査を進めています」と。その時はまたよくある与党の汚職かと気には留めなかった。

就寝の準備を済ませてベットに入ると、なぜかあのニュースが頭をよぎった。なぜ東京地検特捜部が民主自由党の議員に対して動いたのか。気になった。「‥これじゃぐっすり寝れない」、睡眠導入には良くないのは分かりながらも、スマホで「春本利真衆議院議員」を検索する。

「へぇ。彼は原発推進を推し進める民自党にいながら、脱原発を掲げて風力発電を推進していたのか。しかも、『再生可能エネルギー普及拡大議員連盟』の事務局長じゃないか。もしかして‥」。すっかり眠気は飛んでしまった。

この国の国会を見れば「一強多弱」というより、「一強独裁」という言葉がしっくりくる。民主主義とはいかに曖昧なものなのか、朝鮮半島のあの国の国名にも民主主義が入っている。その一強独裁政治の中で、なぜこのタイミングで与党議員に東京地検特捜部が動いたのか。

一つの仮説が浮かぶ、政府が原発推進へ方針転換をはかる中で、脱原発を叫ぶ人物は政府にとってどんな存在か。それがまして政権を握る与党の議員であるならば‥。

東日本大震災以降、日本だけでなく世界的に脱原発の流れは確かにあった。あれだけの事故を起こし、未だ廃炉完了時期さえ見通せない原発は駄目だということは当たり前の答えではないのか。しかし、地球の温暖化、最近テグーレス国連事務総長は講演で「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警告したが、その地球沸騰化にあって、その要因のひとつであるCO2である。このCO2削減、カーボンニュートラルを名目に、日本、そして世界でも亡霊のごとく原発が息を吹き返してきているではないか。人類とは共存できないことが福島で改めて立証されているはずの「核」の利用、人類破滅へと再び動き出している。その背景には、巨大な利権構造がつくられ、その富は一部権力者のもとへ吸い上げられる。それは今だけではなく、未来からも奪い取っている。人口減少社会における地方自治体の危機感を利用し、貯まり続ける不都合な核のゴミの問題には蓋をして、地方自治体には二度と抜け出せなくなる原発マネーという「麻薬」を与えている。

そのような中、特に原発推進の与党・民自党にあって「脱原発」を唱え、具体的に再生可能エネルギーとして「洋上風力発電」を訴える春本議員の存在は、政府や党執行部からどのような存在であったのか。ハッキリ邪魔な存在であったのは間違いないのではないか。
(続く)

現在、ジャパン風力発電は明確に「国会議員ほか公務員に対して贈賄をした事実は一切なく、この点を立証できる客観的な証拠が数点存在している」としている。しかし、特捜部が動いているということは、ある程度確証を持っている。持っているとは「事実」であるのか、「捏造」であるのかではない。「持っている」である。現在は、双方の主張は真っ向からぶつかり合っているが、葬られるのは時間の問題なのか。口にしないだけで、気付いている人はいっぱいいる。いや‥「口にできない空気」という言葉が正しいのかもしれない。

昨今、私たちを戦後から「新たな戦前へ」の空気感が覆っている。軍靴の足音は一部権力者の力の増大によって近付いている。そして現れる現象に、異を唱える者・異なる者の排除が現れる。一昔前であれば、政治家は思っていても口にしたら責任問題になる言葉があった。それが今、ある政党の代表が名指しで「日本からなくなったらいい」と発言しても、問題にしない社会になってしまったではないか。

どこかこの国、この社会は間違っているのではないか。



ドイツの牧師マルティン・ニーメラーの言葉が響く。

「ナチスが共産主義者を攻撃し始めたとき、私は声をあげなかった。なぜなら私は共産主義者ではなかったから。次に社会民主主義者が投獄されたとき、私はやはり抗議しなかった。なぜなら私は社会民主主義者ではなかったから。労働組合員たちが攻撃されたときも、私は沈黙していた。だって労働組合員ではなかったから。そして、彼らが私を攻撃したとき、私のために声をあげる人は一人もいなかった」



 今、私は民自党・春本衆議院議員の「事件」とされる報道の前に立ち尽くしている。

私たちは‥もうここまで来てしまっているのだと‥。



※この物語はフィクションであり、登場人物・政党はすべて架空のものです。
『夏の香り』

夕立去った電停で

路面電車を待っている

雨とアスファルトと油の香りがする

あぁこれも夏の香り

懐かしさを覚えながら

記憶のページをめくって

夏の香りを思い出す



じいちゃんの田んぼ

稲穂を揺らし渡る風の香り

夏の香り



いとこが集まって

最後の線香花火のついえた香り

夏の香り



君を誘った夜祭り

浴衣揺れて微かに触れる香り

夏の香り



記憶の中に

今なお残る

その香りは

夏の景色と共に・・


あなたが

目を閉じて

香る景色は

どんな景色ですか


『8月の冷たい雨』

この街に降る雨は

8月なのに

孤独や寂しさを含んでいて

とても冷たい


その冷たい雨を集めて

まだ芽を出さぬ

未来へと注ぐ


この雨が

誰かの

新たな夢への

新たな希望への

恵みの雨となることを願って



『転換』

森が泣いている

海が泣いている

空が泣いている

未来の子どもたちが泣いている


私たちは

いつまで

いつまで

その叫びが

聴こえない振りをするのだろうか


いつまで

この星を

汚し続けるのだろうか


もう惰性は辞めよう

森に鳥たちの囀りを

海に魚たちの姿を

空に大きな虹を

未来の子どもたちに笑顔を


それが出来るのは

今を生きる

あなた

わたし


さぁ手を取り合って

明日を語り合い

森に還ろう

海に還ろう

空に還ろう

子どもの頃に還ろう


答えは

そこに

広がっている









『朝が怖い』

月光に包まれ

紡がれた夢は

あまりに儚くて


朝陽の下では

跡形もなく

焼き尽くされてしまう


夢だけじゃなく

いっそのこと

全てを

焼き尽くしてくれと思う


あぁ

もうすぐ

朝がやってくる...



『鉄鎖』

過去から決別する勇気

その恐怖に打ちかったものが

新たな自由を手にする


分かってはいるんだ

分かっても踏ん切れない


自由とは

それほど崇高な理念なのだ

『死ねない』

苦しい

苦しいんだ・・


自分の息の根さえも

絶やすことが出来ず


今を

生きている


今を

生きている


生きるって

こんなに苦しいのに

希望が引き留める


あるんだ

あるんだよ・・


そこに未来が


苦しいけれど

未来があるんだ





『ミサゴが泣いている』

「米軍は全世界の
オスプレイの飛行を
一時停止すると発表しました」

そんなニュースが
事故から一週間経って
やっと流れた

「そもそも遅いし
当たり前だろ」

乗り物なら
原因が特定され
対策が取られるまでは
全ての運行を停止するのが当たり前

そもそも事故ばかり起こし
「未亡人製造機」と揶揄される
V22オスプレイには
構造的な欠陥を指摘する声は
少なくない

すっかり「オスプレイ」の名は
米軍の欠陥機
V22を指すものになっている

山屋なら「オスプレイ」と聞けば
ザックのメーカー名を
思い浮かべる方もいるだろう

V22も
ザックも
その由来となるのは
鳥の「ミサゴ」である

すっかり米軍によって汚された
「オスプレイ」の名前

ミサゴは
今日も飛んでいる

ミサゴは
人間によって
名を汚されたことを
嘆きながら
今日も飛んでいる






『闇はやがて光へと』

光を追うのをやめた


すると

闇が僕を包み始めた


知らなかった

空に星があることを


知らなかった

蝋燭の炎の温もりを


闇を知って

光を知った


やがて

朝がやってくる


闇を越えた時

僕は

初めて光の中へと

導かれるのだろう



『凍える星』

凍える

この街の夜空に

僅かな星たち


その耀きは

とても冷たく

美しく


これほど愛しているのに

呼吸ひとつさえ

苦しめる


あぁ

孤独な星たちよ


私も

いつか

この街の

星のひとつになれるのだろうか



『春へつづく道』

あなたと見付けた

春へつづく道


日曜の公園

日だまり駆ける笑い声


止まらないくしゃみ

ふざけあって笑いあって


ふたりの頭上に

膨らみはじめた蕾たち


そして

ふたり

たどり着いた

冬の出口


だけれど

あなたとわたしの春の入口は

違う扉だった


あの春を忘れない


あなたは今

どんな春を迎えようとしていますか


暖かい陽射しの中を

笑顔で歩いていることを

祈っています



『寒空』

寒空が見せてくれた

燃える夕空

遠き山の稜線


寒空が見せてくれた

深い夜空

くすぐる星の揺らめき


寒空が見せてくれた

あなたの心

その温もり


すべてに

包まれて生きている


すべてを

包み生きている


ありがとう

『蜜夜』

そこにシナリオはなくて

言葉なんてことよりも

瞳で心の隙間を読みあって

ふたりタイミングを見て抜け出した


今は

後先がどかではなく

甘い香りに誘われて

お互いの鼓動を交わし

隙間を埋め合う


そんな夜だって・・




【修正再掲】
『蜜夜』

そこにシナリオはなくて

言葉なんてことよりも

瞳で心の隙間を読みあって

ふたりタイミングを見て抜け出した


今は

後先がどうかではなく

甘い香りに誘われて

お互いの鼓動を交わし

隙間を埋め合う


そんな夜だって・・




『クレヨンで描いた世界』

保育園で

母の迎えを待ちながら

先生と教室でふたり


短くなったクレヨンで

自由に絵を描いた


あの時のクレヨンは

いつの間にか

手から離れて

絵から遠ざかっている


でも今は

こうして自由に詩を描いている


きっと

きっとね

あの時の感覚と同じなんだ


僕は

詩を描いている時は

僕の鼓動を感じ

自由を感じている


でもこの国は

少しずつ

自由に絵が描けなかった時代へ

自由に詩が描けなかった時代へ

戻ろうとしている


だから

奪わないで

子どもたちからクレヨンを

僕から言葉を


ねぇ

おかしい時には

「おかしい」って

一緒に声をあげよう


今なら

まだ間に合うから


自由に絵を描ける世界

自由に詩を描ける世界

それが当たり前じゃなかった

そんな時代に戻してはならない



『真冬の1頁』

真冬の1頁(ページ)


夜と朝の境いに立つ

僕の目に映る世界


朝焼けの街と

まもなく沈む月


それだけで

「あぁ生きていて良かったな」って

そう感じた




『断罪』

ふとした瞬間

死に手をかける


死とは

そんなもの

常に身近に潜んでいる


聞こえたよ


推測はやめてくれ

深い意味なんてない

それしか選択肢は無かったんだ


解説策は



それだけだった



そう遺影が語った


悔しいよ


俺は

当たり前のように

お前と一緒の

明日を描いていた


俺は

お前の心を

掴めてはいなかった


そういうことさ


『ほうき星』

滅多に見れないからこそ

先人達は

不吉なことが起こる前兆だと

そう信じていた


あなたと初めて会った夜

僕らの頭上に

ほうき星


僕は

あなたとの出会いを

運命だと信じている


『桜時』

旅立つあなたと

見送るわたし


春の穏やかな陽射しに包まれた

別れの日


あなたは

希望に溢れた笑顔と

優しさ詰まった涙一雫


お互い

言葉に詰まりながら

笑顔と涙

桜時


『泣き笑い』

涙も笑顔も

夜明けも夕暮れも

寒い冬も暑い夏も


すべては収斂されて

一瞬の儚い夢だったように

幕を下ろす


すべての出会いに感謝し

カーテンコールで一礼を


いつ終わるかもしれぬ

この人生を

もがき苦しみながら

必死に

楽しんでいる


『25の背中』

私は

6月

人事異動で

4年ぶりに

元にいた組織に戻る


上位のポジションで・・


戻ることを望んでいたが

上に立つことは

望んではいなかった


4年の間に

組織は若返ってたが

組織として育っていない

課題は明らか

帰れば

先輩たちよりも

上の立場となる

不安でしかない


そんな私の目に飛び込んできたのは

メジャー帰りの筒香の姿


ファームでも

万全とはいえないような中

5月6日の一軍登録


私は

初戦は

終盤の代打だと思っていた


筒香は

メジャーで結果は残せなかった

彼自身が一番悔しい思いをしてきた


それを分かりながらも

勝負の世界


周囲も

フォームが崩れている

ピークは過ぎた

今さら居場所はない


そんな雑音を

吹き飛ばすかのように

満員のハマスタの夜空に

逆転ホームランを打った


これからシーズンでは

たくさんの壁があるだろう


だけれど

立ち向かうことの大切さを

教えてくれた


涙が止まらなかった・・


横浜に帰ってきてくれて

ありがとう

筒香嘉智


俺も

頑張らなきゃな



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