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2008年11月07日01:01

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決戦!降誕祭。

夜勤帰りの満員電車。
我輩の前に一人の中年?男性がおった。
何故、中年?とクエスチョンマークが付くのかというと、肌のツヤはいいのに小太りで頭のてっぺんが禿げかかってるから、中年に見えるのだ。
我輩より若いだろうに見た目が我輩よりオッサンに見える。
うーむ・・・嘆かわしい・・・ ('・c_・` )
だが、同情するに当たらん!
奴はギューギュー詰めの満員電車の中で本を開いて読書をしておったのじゃ。
あー・・・邪魔だっ!うざい。
このやろ、一体どんな本を読んでやがるのだ!?
表紙を丸めているから何の本だか分からん。
我輩はタラバガニにように横移動して、何をそんなに熟読しているのか探りを入れた。
読んでる項目のタイトルが目に入った。

「女性に渡して嫌がられないプレゼント」

:;'';・(゚ε゚ )ブッ・・・ククク・・・
彼には失礼だが、なんか女性に縁の無さそうな風貌なので (ぐあっ!人事ではない) 思わず吹き出しそうになった。
気が付けば来月にはクリスマスが来るではないか。
そうか・・・この男、クリスマスに勝負を賭けているのだな・・・
最初は彼に怒りが沸いたが、実情を知ると本を必死に読んでいる彼を応援したくなってきた。
俺様が彼に出来る事といったら、心地よく読書させてやる事くらいだ。
我輩は彼の壁になって人の波から彼をかばった。
成城学園で降車した彼は知らないだろう。
君の応援者がここに一人いるという事を・・・



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