そんな目で俺を見ないでくれ

まただ・・・
また笑われている・・・
小道を歩いていると女子学生達が俺を見て笑う。
中には哀れみに満ちた目で俺様を見る奴もいる。
またクワちゃんでも服に付いてるのか？（6月5日、悲鳴をあげる女達 参照）
我が服を見る。



鳥の糞が付いてた・・・
なんでこう、いつもいつもこの道を通る度に何かしら服に付くのだ？
笑いの神は未だ健在。
普通の人生を送りたい。

最近は仕事が無くて平々凡々な堕落的な日常を送っている。
今日は漫喫で読みたい漫画を読みに行った。
読みたい漫画が借りられてるという事もなく平和に過ごせたある時までは。
5時間もいると便意を催す。
ビッグベンをしにトイレに行くと男子便所が使えなくなっていた。


ううむ・・・
女子トイレを使用して下さいとの事でやむなく女子トイレに入る。
綺麗な女子トイレに情け容赦なく我がビッグベンを放出する。
さあ、続きを読むべ。とトイレを出る。

ガチャ。

トイレを出ると目の前にいる女性がエエッ！？という顔をした。
そうか！ここは女子トイレだった。
この女性は男子トイレが使えなくて女子トイレが共同扱いにされてるのを
知らないようだ。
女子トイレからこんな怪しいオッサンが出てきたら、そりゃ驚くわな。
不審者を見るような最大級の驚きと憎しみの表情。

「ええと、男子トイレが使えないから女子トイレを使えという事で入ったんです。変質者じゃありません」

正当な理由なのに、うろたえるほど言い訳がましくなってくる・・・
逃げるように私はその場を去った。
おいら、なんにも悪い事してないのに・・・
普通に日常を過ごせる事が出来ないのか俺は？