◎山手線への可動式ホーム柵の導入
http://www.jreast.co.jp/press/2008/20080603.pdf
要するに、地下鉄とかでよくあるホームドアーを山手線に付けようということですが
確かこれって、10年位前にも実証実験やって、失敗に終わった気がするんですよね。
理由としては、ラッシュに耐えられなかったかららしいです。
あとは、停止位置の問題もあるんでしょうか。
自動運転ならともかく、人間がブレーキかけているんですから、ちょっと間違えばずれますからね。
そのあたり、自動で制御する装置を入れると言っているので、大丈夫でしょうけどね。
個人的に一番気になるのは、6扉車をやめるというところ。
6扉車は通勤ラッシュのためにあるわけですし、
2001年に新型電車が入ったときには、それまで1両だった6扉車を2両にしてます。
しかも廃止の理由が、京浜東北線との整合を取るためと書かれていますが、
果たして、ラッシュ混雑を端に置いておいて大丈夫なのか心配です。
上にも書いたとおり、6扉車はラッシュのために導入したものなので、
京浜東北線に合わせて廃止と言うのは、論理的におかしい気がします。
まぁ、ラッシュの混雑が減ると言う試算もあるのかもしれませんが。
一番問題なのは、2012年から1年間。
2013年に上野〜東京の東北本線が開通するわけですが、
秋葉原も通過するので、果たして東京まで直通するお客がどの程度いるかが気になりますね。
案外、神田とか秋葉原とか、秋葉原からの乗り換え客とか結構いる気がします…。
そして、6扉がなくなってから開通するまでの1年間は、
今までと同じ条件でラッシュ対策がなくなるので、乗客の乗り降りに支障が出ないか、それが原因で慢性的な遅れが出ないか心配ですね。
ここは乗客の流動をシミュレーションしているでしょうから、大丈夫だと思いますが。
そして気になるのは、この6扉車の行方。
まぁ時期も時期ですから、埼京線あたりに新型車をいれて、そこに流用と言うのがファイナルアンサーな気がしますが。
現在の埼京線は6扉車が1編成に2両。
これらは、もともと山手線1編成に1両だけついていたのが移動した物です。
今度は山手線1編成に2両もついているので、、、、埼京線1編成に4両の6扉車???
いっそのこと、立ち席専門電車になってしまうのでしょうか(笑)
ともあれ、色々気になる話題でした。
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