仕事の休憩時間、私は仕事仲間の北やんと共に○トールコーヒーに足を運んだ。
雨が降る、ちょいと肌寒いこの時間に温かい珈琲を体内に注ぎ込みたかったのだ。
私は大好きなエスプレッソを注文する。
レジ 「S,M,サイズと御座いますが、サイズはいかがなさいますか?」
もり 「ええと・・・Sで」
レジ 「お待たせしました」
もり 「心の声(えーーーーーっ!?)」
北やんが待つテーブルにエスプレッソを持って行く。
もり 「ねえ、見てこれ」
カチャ
北やんがバカ笑いした。
我輩は苦笑いをした。
もり 「S,M,サイズのSってスモールでなくてシングルのSか?」
北やんがバカ笑いした。
我輩は苦笑いをした。
エスプレッソの器が小さいのは知っている。
だが、中身のコレは無いだろう。
意地悪されてるのかと一瞬思ってしまった。
「お母さん、ぼく何も悪い事してないよね・・・」
母親に涙目で語りかける森嶋少年の姿が浮かんだ。
某珈琲店のエスプレッソはしっかりと中身が注がれていたぞ。
楽しみにしていたエスプレッソは三口で飲み干してしまった。
ウウウ・・・
幸い明日も同じ現場だ。
私はもう一度、エスプレッソを頼もうと思っている。
明日は一戦交えるつもりで出撃する。
乞うご期待である。
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