もしかして似非科学？

カフェインで流産の危険上昇
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=388497&media_id=4

この記事から詳細はわからないけど、素人目に見て千人ばかりのサンプリングで、本当にこんなこと言えるのだろうか。

流産のリスクって、この千人のうち何人が流産したのか。
流産してなくてもそのリスクがあったというのもあるだろうが、その場合パーセンテージにはどうカウントしているのだろうか。症状によって差をつけなければ正確な確率が出ないと思うのだが。

千人を同じ環境に置いて、コーヒー以外の摂取物を同じにしたわけではないだろうに、この結果がたまたまでないと言えるだけのサンプリング数だとは到底思えない。
統計学的にいってどんなもんなんだろう。

例えば同じサンプルから、毎週教会に行く人と、まったく行かない人で調査しても同じような数値が出せるんではないだろうか。

第一、この記述にはカフェインを摂ることで何％の危険があるという、元の数字がなくて、比較して何倍というのは、数字のまやかしではないか。


＞胎盤を通じて入り込むカフェインの代謝は困難
胎盤を通じて、どの程度のカフェインが胎児に及ぶのかの検証は、おそらくやっていない推測に過ぎないようだし。


「米最大の健康医療団体の研究チーム」。
何か利権的なものを感じてしまうのは、うがった見方だろうか。

________________________________________________________　

【ワシントン２１日時事】妊婦がコーヒーやお茶に含まれるカフェインを多く摂取すると、流産の危険が大幅に高まることが２１日、米最大の健康医療団体「カイザー・パーマネント」の研究チームの調査で分かった。



　研究チームは「新陳代謝機能が完全でない胎児にとって、胎盤を通じて入り込むカフェインの代謝は困難であり、胎児の成長が阻害される可能性がある」としている。研究論文は米産婦人科ジャーナル（電子版）に掲載された。



　研究チームは１９９６年から９８年にわたって、カリフォルニア州の１０６３人の妊婦を対象に飲み物の種類などを詳細に調査した。その結果、１日にカフェイン２００ミリグラム（２杯程度のコーヒーに相当）を摂取した妊婦が流産を起こすリスクはカフェインを全く取らない妊婦の２倍に達することが判明。２００ミリグラム以下の摂取量でも、流産のリスクは１．４倍になっていた。

________________________________________________________