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2008年01月17日13:04

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遊び

■捕鯨反対の米活動家引き渡しへ、水産庁が手続き(読売新聞 - 01月16日 14:24)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=384062&media_id=20

ニュース映像を見ていたら、調査船に乗り込んだ二人は、笑顔で誇らしげにガッツポーズをしていた。
まるで遊んでいるようだ。
いや、きっと彼らは遊んでいるのだろう。

もしこれが本当の「戦い」だとしたら、敵の船に乗り込むような恐ろしい冒険ができるだろうか。

彼らはビデオに撮ってそれを公開すれば、安全は担保されると思っているのだろう。
自分達は相手に対し危険な不法行為を犯しても、相手は法を守って自分達を紳士的に扱ってくれると高をくくっているわけだ。

自分達は暴力的なくせに、世間には暴力は存在しないとでも思っているのだろうか。
同じような抗議を北朝鮮の拉致工作船や麻薬カルテルの密輸船にもかけられるというのか。
法なんかお構いなしにかけられるのが暴力なのであって、暴力に対する恐怖を持たない人間に戦いの場に立つ資格はない。

戦場ジャーナリストが、自分は中立だから絶対殺されることなんかあるわけないなどと、脳天気なことが言えるか。戦闘現場にやってきてニコニコガッツポーズができるか。


敵に手心を加えてもらえることを期待する戦いなんて、おままごとに過ぎないではないか。
そんなお遊びで世界の人たちの心を動かすことができると思っているのなら、まったくもっておめでたい。

安保闘争や天安門事件でもそうだが、覚悟もない学生の甘っちょろい戦いなんて、結局何も変えられず、巨大な暴力にねじ伏せられた後、「本気出すなんてズルいよ」と泣き言をいうのが関の山なのだ。
子供のプロレスごっこみたいなものだ。


シーシェパ−ドだかシ−ガイアだかしらないが、こんな甘ったれたお子様連中のお遊びにつきあわされる大人はたまったものではない。
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