美辞麗句

うっす！どうにも寝起きが悪過ぎるけんたですm(_ _)m

油断してると、フライパンに油じゃなくて牛乳を注ぎそうになります(^_^;

買い溜めしている安い飲み物（５００ｍｌ）を持って行き忘れたり、
ハンカチ忘れたり、

さすがに財布忘れてバスの無賃乗車なんてオチは卒業した（つもりです）けれども…どうも危なっかしいというか。
今のうちになんとかしないといけません(苦笑


気が付くともう、１０月も終わりそう。
慌てて、会社へ入社前の進捗報告メールを送信しました。

そんなに面倒なものでもなさそうで、
内定式で配布された学習用のＣＤや本で勉強をして、各項目ごとに分けて報告するというもの。


今月は基本情報処理の勉強を中心にしていたので、あまり細に入り報告する事も少ない。
…世間話的な要素も少ない進捗形式だったので、事務的にパパーっと終わらせて送信っ！！

２０分後、メールチェックしていると…なんと会社から返信が！？

「随分と細かいんだな。内定式の時なんざ出席確認メールの返信もなかったのに」

…とにもかくにも、メールを開く。


「！！！？？」


文が長い！？
「確かに受け取りました、ありがとうございました、お元気で…」みたいな軽いノリだと思っていたのに！！？（すいません
俺、何かしくじった！？


…という０．５秒間の思考は置いときまして、

落ち着いて読み進めますと、まるでかの”赤ペン先生”のようなアドバイスが重要項目ごとに書いてあったのです！！！

んな馬鹿な！！？
こんなん聞いたことないぜ！？
明らかに届いてすぐ読んで、返信してるし…随分と力が入ってますね担当さん！？？←物凄く失礼


「来週からはもっと、神経使って丁寧に書かなきゃなぁ…」



などと呑気にのたまう無礼な新入社員候補は、お腹が空いたので遅めの昼食を取りに席を外す。

再び自分の机（研究室）に戻ってきて、メールを再確認する。


一瞬、血の気が引いた。


メールの下の方に、担当者さんの連絡先などが書かれている。
肩書きはこうだ。


　　　『取締役』


ひいいいいいいいいい！！！！？？
嘘だべ！？人事の若いお兄さんがバリバリやってるんじゃないんスか！！？？


散々失礼な事を考えた事を頭の中で謝りながらも、
もっと失礼な事を考えてしまっている新入社員候補は、
何事もタカをくくらず、丁寧に対応すべしと心に刻み込む。


権威に弱い日本人の、典型的な悪例であります（苦笑


改めて自分の送信メールを見直す。

会社に出す進捗なので、それらしい言葉使いで書いてはいる。
分かりやすく簡潔な文章は点も悪くはない。
もしかして、自分は気合を入れ過ぎない方が丁度良いかもしれない。
…あ、誤字を発見。(=_=;;


取締役殿と自分、
違いを感じるのは、最初と最後の挨拶
なんと言いますか、
小学校で貰う、保護者宛てのプリントの書き出しと書き結びのような…美辞麗句ってやつだろうか。


これ、有ると無しとじゃ全然違うなぁ。
自分の立場からして、あまり凝った挨拶をツラツラと述べてもなんだか生意気な気がするけれど…もう少し気を遣うぐらいした方が良いだろう。
多分、この先で役に立つ。

こんなもん、形ばっかだし上辺だけじゃねぇか？
なんて考えていた自分も、ちょっと思うところがある。
こういうものは、一種のマナーというか…相手への配慮って奴だ。

敬意を表すとか、
相手を気遣う（不快感を与えないように）、
親愛の情を示す、
格好をつける（場によっちゃ、互いに必要だ）、

時と場合によるけれど、色々な意味があります…奥深い。


考えるだに、もっと何年も早く気づいていても良さそうなものですが…何を言ったところで中身は礼儀知らずのガキなのだから、ここを出発点に積み重ねるしかないですね（苦笑）


大人になるって、恥を知るという事かもしれません（笑）