まいった・・・
隣の部屋がHし始めた。
そうか、今日は土曜日であったか。
心の器が大きい俺様は許してやろう。
楽しめ育め。
だが、もうちょっと声をしぼれ。
ここ(mixi)の住人はほぼご存知であろうが、我輩は嫁さんを亡くしている。
正確に言えば婚約者、恋人なのだが。
亡くしてすぐに市役所へ婚姻届を貰いに行った。
婚姻届の妻の欄には今まで貰った手紙から名前、住所を切り抜いて貼り付けた。
何故かと言えば彼女の直筆だからだ。
親父お袋から実印を押してもらい彼女の家へ。
彼女は母子家庭なのでお母さんに「この世の法では認められないが結婚させて下さい」と頼む。
認めてくれた。喜んでくれた。ありがたい。
だから俺は彼女を妻だと思っている。
今でも彼女の部屋には婚姻届と結婚指輪がある。
彼女はずっと結婚したい、結婚したいと言っていた。
結婚してもないのに森嶋真利亜と名乗ってた。
本当になんでこんなに俺様を好きでいてくれるのか理解出来なかった。
俺はするべき事が遅すぎた。
すまなかった、真利亜。
とまあ、秋の夜長、隣の部屋の愛の育みからセンチになったしまったが、
死んだ嫁さんを思うと人生の終わりまで俺一人ででも構わないという気になる。
だが、家庭というものをすごく持ちたい。
ガキとキャッチボールとかやりたい。
いつも心の中で彼女に語り続け、恋人を作っていいものなのかどうか悩む。
美談としては生涯一人でいるべきなのだろうが・・・。
めぞん一刻の響子さんの気持ちがよく分かる。
うーむ、早くクローン技術が発達出来ないものか?
お義母さんがくれた遺品の遺骨と毛髪が役に立つ。
あ、遺骨食っちゃった。
アーメン。
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