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2007年07月19日07:49

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虚栄心からの偽り

人によく見られたい、思われたいと誰しもそう思い考える。
自分に無理をしてまでも自分以上の物を誇示しようとしたり、また自分をいい人間、魅力ある人間に見せたいと嘘、偽りを並べ立てる。
これが虚栄心、いわゆる人間の見栄というやつだ。
プライドもこれに重なる事になるとは思うが、プライドとはあくまで自分を対象にしたもの(自尊心)であるからプライドの話は置いておく。

人間はどんなときに嘘をつくものなのか?
それは自分の都合が悪くなった時である。
なぜ正直に自分の全ての事柄を話すことが出来ないのか?
自分にとってマイナスな事を知られると、自分が必要のない人間に、または劣った人間、嫌われる対象に見られるからである。
人にいい印象を与えるのが自分に何の得がある?
自分を敬い、大切にしてくれるからである。

そこで俺は考える。世の中の皆がこんな考えを実行していたらどうなる?誰も信じることなんて出来なくなってしまう。インターネット恋愛での犯罪が現在どれほど多いことか!(ウソでつくられた自分ばっか)
突き詰めると自分の為にしている事(偽り)はいつかは仇となって必ず自分に返ってくるものだ。
それも自分がついた偽りと同じか、それ以上の仇となってだ。恐!

人が思い違いをしている事は、嘘をつくことが楽だという事実。
その瞬間は楽でも、嘘をつくことによりその後が苦労するということに
気付かない。
進学、就職に関しては将来の事をアレコレ検討して考えているのに、
嘘をついた事によるその後の未来はまったく考えないのだ。
物事を偽るという事は隠したい事があるという事。
隠し事とはやましい事だと本人が気付いているから隠したがる。
心の底から人によく見られたいと思うのなら、その根本のやましい心を無くしていけばいい。
それだけでいい人間に必ず見えてくると思うし、自然に人はついてきてくれるものだ。
安心感という保険がつくから。
いい人間に思われたい楽したいと嘘をついた時、必ず自分が求めている事と反対方向に向かっているという事実を忘れてはいけない。

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