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2007年07月11日17:41

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母の偉業

この写真の後にカップの底に残ったコーヒーを飲もうとしてユッケくんはカップに落ちて行きました。爆笑。

本当はお金に余裕は無いのだが、お小遣いを奮発して丼を買った。
これで私の作る素晴らしい料理も引き立つというものだ。

料理で思い出したが、我輩が通った中学はお弁当だった。
毎日毎日、母が弁当を作ってくれた。
母の作る弁当は芸術だった。
いつも海苔を使って趣向が凝らされてあった。
例えば1品ずつアルミホイルに丸め込んでおかずを隠す。
そしてご飯の上に細く切った海苔をあみだくじ状にして乗っける。
あみだくじを辿った先にアルミホイルに丸められたおかずに辿り着く。
さて、そこには何のおかずが入っているのかな?という具合である。
うむ、とても愛に溢れたお弁当である。

さて、問題はこの次だ。
いつものように何かしら工夫が凝らしてあるだろうと弁当を開くと・・・

「ぐええっ!?」

我輩は悲鳴をあげた。
弁当の蓋を開けるとそこには裸の女体があった。
よく見ると女体の胸、へそ、股間は細切りの海苔で体のラインが縁取られ、両乳首に小梅、股間には昆布だか、ひじきだかが盛られていた。

「か、かあちゃん・・・」

「思春期のかわいい息子によくもまあこんな仕打ちを・・・」

当時は母を頭がおかしくなったかと心配したものだが、我輩が大人になると、「さすが我がお袋!」と初めて尊敬の意が生ずるのである。
我輩は周囲から変わり者と認識されているが、これは遺伝子のせいであると確信している。
我輩のアホはどうしようもならない宿命、運命なのだと。
だから、我輩を冷たい目で見るのではなく、もっと我輩に優しくしたまえと周囲の者達に言いたい。
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