ダメ男たちは今日も2人仲良く夜勤をしていました。
この2人は周囲も認める完全なるダメ人間です。
我輩は払わなければならない家賃をバイクや皮ジャンにつぎ込み、家賃を滞納している現状に、悪友はパチンコで給料をスッて生活苦から親方に借りた金でまたパチンコして負けて借金をしています。
空も明るくなってきた早朝、最後の休憩。
ダメ男たちは相変わらず煙草をスパスパ吸っていました。
我輩 「なんか毎日、変わんねーなー。」
悪友 「(スパスパ)」
我輩 「これを打破するには大金を得るか、女作るかしかねーな。」
悪友 「(スパスパ)」
我輩 「なんで俺ら、こんな金無いかねー?」
悪友 「俺なんか人生の半分貧乏だから、今更大金欲しいとは思わないすよ。」
我輩 「おおっ!?」
悪友 「しかも世界レベルで見たら俺らはまだ標準ですよ」
我輩 「た、確かに北朝鮮に比べたら標準以上の生活はしてるな」
悪友 「食えるだけいいすよ。日本は平和ですよ。」
我輩 「そうだなー」
二人 「ガハハハ」
小鳥がさえずる中、ダメ男たちの高らかな笑い声が青い空に響いた。
※この悪友は子育てゲームした悪友とは別人です。
我輩の周りにはこのようなダメ人間がわんさかいます。
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